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モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

常に挑戦者であることでkurogenkokuは成長を続けるとともに、人の痛みのわかる診断士を目指します。

「生きる」という意味について考えることのできた1ヶ月 (1)

2012-01-16 06:50:00 | お仕事・私生活

「kurogenkokuさんですか。いま大丈夫でしょうか?」

12月5日。
長女出産の前日、ヨメとチビクロの3人で食事をしているところに電話が入りました。
かかりつけ医のS先生でした。


咳が止まらないという症状が起こってから、かれこれ2ケ月以上経ちます。最初のうちは喘息やアレルギーによる症状を疑っていたのですが、あらゆる薬が効きません。
「念のためCT検査を行なってみましょう」そういって検査したのが12月3日でした。


「CT検査をしたところ、心臓の裏側に3cmくらいの腫瘍らしきものが見つかりました。もう1度検査したいのですが、今週のどこかで時間は取れますか?」


寄りによってこのタイミングで・・・と思いましたが、仕方がありません。
「木曜日ならなんとかなりそうです」と小さな声で答えました。

「あっ、びっくりさせちゃってすみません。今度は造影剤という薬を使って調べてみたいものですから・・・。」そういってS先生は電話を切りました。



入院前のヨメを心配させてはいけないと思いつつも正直にこの話をしました。
何もわからずはしゃいでいるチビクロとは対照的に、ヨメは心配そうな表情をしました。



ヨメを入院させた後、その晩はチビクロとヨメの実家に泊まりました。
これまで大きな病気をしたことが無いものですから、心臓の裏側に腫瘍とか、造影剤CTとか言われたってなんのことかわかりません。
素人の私はただひとつ「悪性でないこと」だけを祈りました。


コメント (2)
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お詫びではすまされないトラブル

2012-01-15 19:25:00 | 中小企業診断士

kurogenkokuです。
大学入試センター試験で起こったトラブルのニュースを見ていると怒りがこみ上げてきますね。
受験生はこの2日間にすべてを賭けて努力してきたわけで、「申し訳ありません」の一言ではとてもすまされないと感じているのは自分だけではないと思います。


特に気仙沼で起こったICプレイヤーの不足は常識では考えられないミスです。
そもそもICプレイヤーの数を試験開始1時間まで確認しないことなんてありえないですし、2時間も待たされたらモチベーションも下がります。試験終了が午後8時過ぎになったというのですから、お腹がすいて力が発揮できなかったという理由も成り立ちます。
試験終了まで待たされた親に説明すらなかったというのも問題です。


試験というものに対する重要性の認識があまりに薄い。再発防止という言葉もむなしく感じます。



実は私が初めて中小企業診断士を受験した平成13年
2次試験会場で突然「マーカーなんか誰が使っていいなんて言ったんだ」と試験監督が怒鳴りました。SWOT分析をマーカーで色分けして行なう習慣があったkurogenkokuは、試験当日、対応の変更を強いられました。

実はマーカー使用を認められなかったのは私の教室だけです。その他の会場では問題なくマーカー使用が認められていました。

私の教室からも合格者は出ていましたし私の対応力が無かったといえばそこまでですが、なんとなく腑に落ちない気持ちになったのも事実です。このトラブルについて問題提起されたからでしょうか、翌年から明確に「マーカー使用」が認められました。




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【286冊目】コンサルタントの仕事力

2012-01-14 06:46:00 | 読書部

kurogenkokuです。
286冊目は



コンサルタントの仕事力
小宮一慶 著  朝日新書


ここ最近読んだ著者の本の中では最も良いです。
個人的には第3章の中に登場する「仮説⇒検証」の事例「なぜデンマークには自転車が多いのか」が面白かったです。
コンサルタントの思考プロセスはかくあるべきか、考えさせられる良問でした。

その他では、最終章「コンサル力を高める5つの習慣」は常に心がけていきたいですね。
 (5つの習慣)
   早起きする
   日記をつける
   座右の書を繰り返し読む
   約束を守る
   関心のあることを人に話す

【目次】
第1章 コンサルティング力とは何か
第2章 コンサルタントの勉強法
第3章 経営コンサルタントの行動力
第4章 経営コンサルタントの時間力
第5章 コンサル力を高める5つの習慣


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出る杭を打とうとする文化

2012-01-13 06:29:00 | 中小企業診断士

kurogenkokuです。
私は秩父市というところに住んでいますが、どうにかならないものかなと日々感じていることがあります。
それは「出る杭を打とうとする文化」です。


誰か成功している人を見ると、妬んだり批判したり、挙句の果てには足を引っ張ったりします。どうして成功している人をリスペクトしたり、真似たり、超えてやろうと思ったりしないのですかね。
人の悪口を言ったところで、自分が抱える問題や課題は解決しないし、私も聞いているだけでうんざりします。


そんな中。先日ある企業の経営革新支援をしていて社長さんがこんなことをおっしゃいました。
「最近Aという団体頑張っているよね。新聞でもよく見るし。我々ももっと努力して頑張らなければいけないと思い、うちの団体でもプロジェクトを立ち上げることにしたよ。私も60歳を過ぎたけど、まだまだ地域のために頑張らなきゃいけないしね(笑)」

こういう方はほんと応援したくなります。


【関連記事】他人の悪口を言ったところで得することってほとんどないと思う 
http://blue.ap.teacup.com/motokuni/3009.html


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【285冊目】勝海舟の人生訓

2012-01-12 06:24:00 | 読書部

kurogenkokuです。
285冊目は



勝海舟の人生訓
童門冬二 著  永岡書店

実家の本棚をあさっていて見つけたのですが、なかなかの良書でした。
勝海舟といえば「全方位対応」の達人。徳川幕府と明治新政府という二つの全く質の違う政治体制の下でその職責を全うした人です。時代の空気を読むのに長けていたのでしょう。

世渡りがうまい人って結構いますよね。
勝海舟の人生訓を自分自身と照らし合わせて読んでみると、意外な気づきがあるのかもしれません。


【目次】
1.時代は生きている
2.自分の好機を見逃すな
3.人間、万事に学ぶ
4.積極的な自然体で生きる
5.逆転の発想をもて

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