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モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

常に挑戦者であることでkurogenkokuは成長を続けるとともに、人の痛みのわかる診断士を目指します。

経営情報(通信ネットワーク part6)

2005-04-27 07:02:51 | Web研修
今回はインターネットについて整理します。

【インターネット】
インターネットとはTCP/IPを用いて世界中のコンピュータネットワークを相互に接続したネットワークのことです。

(インターネットの機能)
①データの転送
特定のコンピュータ同士におけるデータやプログラム、メッセージの交換
②不特定多数の相手への情報伝達  
不特定多数の相手に対して、いっせいに情報を伝達する
③討論
あるテーマに対して、検討を行ったり、協調作業を行う
④情報の検索
必要となる情報を探し出す

(インターネットのサービス)
①電子メール
インターネットのメールアカウントを持っているユーザに対して、電子メールを送受信するためのサービス
・SMTP
インターネットの電子メールを送信するためのプロトコル
・POP3
電子メールをメールサーバからクライアントに受信するためのプロトコル
・S/MIME
電子メールを安全に送るための暗号化技術で、電子署名 による認証と暗号化によるプライバシー保護を行う

②WWW
  Webサーバに登録されている映像や音声、動画などが1つの画面上に配置されている情報を転送して、パソコンに表示する機能。
 Internet ExplorerなどのWebブラウザを用います。

③FTP  
インターネット上でファイル転送を行うには、FTPというプロトコルが用いられます。

④情報検索サービス  
検索サイトにて、ユーザが必要とする情報を表示します。

⑤検索サイトサービス
・ディレクトリ型
人の手を介して登録されたデータベースであり、内容が厳選されている。
カテゴリ別で登録されているので、得たい情報を探し出しやすい。(例:YAHOO!JAPANなど)・ロボット型
ロボットという自動巡回プログラムが定期的にキーワードを拾いながらデータベースに登録していく。(例:Googleなど)

(HTTP(Hyper Text Transfer Protocol))
WWWサーバとクライアントでデータの送受信を行うためのプロトコルのことです。
WWWサーバにあるHTMLファイルなどを クライアントのWWWブラウザに転送する機能を持っています。
・HTML(Hyper Text Markup Language)
WWWのホームページや他のハイパーテキスト文書を作るための言語です。
タグと呼ばれる文字列を用いて作成することが基本となっています。
・XML(eXtensible Markup Language)
HTMLとSGMLから派生した文書記述形式の言語です。
文書を構文のかたちで定義できるので、HTMLではサポートできなかった章や節の番号付けなどが可能です。
柔軟な設計でデータベースの交換や公開が可能で、アプリケーションプログラム間のデータ交換が出来るなどの応用も利きます

(技術)
①TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)
インターネットの通信プロトコル(規約)

②IP アドレス  
IP アドレスは、インターネット上の住所にあたり、コンピュータ1台1台に割り振られた識別番号のことです。
現在のIPv4では約42億台までしかインターネットに接続することができず、アドレスが足りなくなることが懸念されています。
そこでIPv4に代わり128ビットのアドレスが使われる次世代のIPv6の標準化が進行しています。

③ドメイン名
IPアドレスを、文字列で判りやすく表現した名前のことです。

④ DNS(Domain Name System)サーバ  
ドメイン名をIPアドレスに変換する役割を持っています。

⑤ プロキシ(Proxy)サーバ  
プロキシとは「代理」という意味で、外部からの不正侵入を防ぐファイアウォールに設けるサーバのことです。
それ以外にも以下のような役割をもっています。
・キャッシング
  コンテンツ取得の高速化、サーバ負荷の軽減など
・フィルタリング
  コンテンツのデータ加工
・通信経路変更
  通信の高速化、自宅サーバの動作確認など

⑥DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ
用意されているIPアドレスを、クライアントに自動的に割当てるサーバのことです。

⑦SSL(Secure Socket Layer)  
公開鍵暗号方式でセキュリティ機能を付加したHTTPプロトコルです。
URLが「https:・・・」となります。


次回はイントラネットやネットワークアーキテクチャなどについて取り上げます。

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経営情報(通信ネットワーク part5)

2005-04-26 06:57:11 | Web研修
今回も通信ネットワークのうち、LANについて整理します。
また後半ではWANについても触れておきます。

【LANを構成するハードウエア】
①LANアダプタ
パソコンをLANに取り付けるためのインターフェース機器のことです。
LANボードやLANカード(PCカード)とも呼ばれています。

②トランシーバ
LANボードとLANの同軸ケーブルを接続するための機器です。

③リピータ
1つのセグメント(ネットワークの単位)を電気的に中継するための機器です。
LANの伝送距離は規格によって決まっていますが、その物理的な長さを超えるセグメントを構成する場合に使用されます。
OSI基本参照モデル(後日登場します)における物理層に相当する働きをします。

④HUB(ハブ)
スター型接続のLANで10BASE-T、100BASE-TX等で使う中継機器のことです。
ポート(接続口)が8ポートや16ポートのものなどがあります。

⑤ブリッジ
アクセス制御方式の異なる2つのセグメント間を相互に接続するための機器です。
それぞれのセグメントから送出されるデータの通信先を判断し、相手側へ中継したり破棄したりします。
OSI基本参照モデルのデータリンク層に相当する働きをします。

⑥ルータ
異なるネットワーク同士を相互に接続するための機器です。
ブリッジのように隣接するセグメント間での制御だけではなく、データが正しい相手先に届くように経路選択を行うことができます。
OSI基本参照モデルのネットワーク層での働きに相当します。

⑦ブルータ
ブリッジとルータの両機能をもった機器です。
最近では単純なブリッジは販売されておらず、単にブリッジと言うだけでブルータのことを指します。

⑧ゲートウェイ
異なるプロトコルで通信しているネットワーク同士を接続するために、プロトコルを変換する機器です。
プロトコルの異なるLAN同士や、LANとWAN、インターネット、ホストコンピュータなどとの接続に用いられます。

【LANの構築手順】
①ネットワークで使用するOSを選択する。
 Windows NT / Windows 2000Server / 2003 Server
②サーバの選定
 サーバの性能がLAN全体のパフォーマンスに影響するので、なるべく高性能のサーバを選ぶようにする。
③配線デザイン
  ネットワークを構築する時にはケーブルを接続する工事が伴うので、ケーブルが邪魔にならないように配線デザインを考慮し、柔軟性と拡張性を持たせる。


【WAN(Wide Area Network)】

WANとは離れたLAN同士を接続するために電気通信事業者から通信回線を借りて構築するネットワークのことです。
パブリックネットワーク(公衆網)とも呼ばれています。


次回はインターネットについて整理します。

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経営情報(通信ネットワーク part4)

2005-04-25 06:48:19 | Web研修
今回も通信ネットワークについて整理します。
具体的にはLANについてとりあげます。

【LAN(Local Area Network)】
LANとは企業の敷地内や建物内などの比較的狭い範囲の中で、 コンピュータネットワークを構築することです。

【接続形態(トポロジ)による分類】
(バス型)
一本の伝送路を中心とした直線的な形状の配線形態であり、これに情報処理機器をぶら下げる配線形態のことをいいます。
イーサネット型LANとも呼ばれています。アクセス制御方式はCSMA/CD方式(後述)が多く、ケーブル配線は容易になります。
通常、10Base5、10Base2の同軸ケーブルを使いLANを構築します。
同じ伝送路を使うので、データ衝突に対する制御が必要です。
*10Base規格のケーブルについては下にまとめておきます。

(スター型)
HUBという集線装置を中心に、コンピュータを放射線状に配線します。形状が星状のためスター型と呼ばれています。
アクセス制御方式はトークンパッシング方式が多く、設置や設置後の変更が最も容易な形式です。
なお1本の伝送路に障害が発生しても他のノードには影響を与えません

(リング型)
ループ状の1本のケーブルにコンピュータが接続された形です。
ケーブル、コンピュータに障害が発生するとネットワーク全体に影響が出るという欠点があります。
信号の衝突がおきにくいため、大規模な基幹ネットワークに利用されます。
アクセス制御方式はトークンパッシング方式が一般的です。

☆参考☆ 10Base規格のケーブル
10Base規格のケーブルには下記のようなものがあります。
①10Base5
標準同軸ケーブルで1セグメントの最大伝送距離は500メートルです。
伝送速度は10Mbpsになります。
②10Base2
細芯同軸ケーブルで1セグメントの最大伝送距離は185メートルです。
伝送速度は10Mbpsになります。
③10Base-T
ツイストペアケーブルで1セグメントの最大伝送距離は100メートルです。
伝送速度は10Mbpsになります。

【アクセス制御方式】
(CSMA/CD方式)
LAN上の各ノードが伝送路上にフレームが流れているかどうかを常時監視し、信号がないことを確認した後にフレームを送信する方式です。
自分あてのアドレスが書かれたフレームを受け取ったノードだけが、そのデータを取り込むことができます。
データの衝突が少ないときは高速ですが、衝突が増えるとパフォーマンスが大きく低下します。
容易性やコストの面ですぐれています。


(トークンパッシング方式)
伝送路上にデータの送信権を与えるトークンを巡回させ、送信したいノードがトークンを捕らえ、送信権を得てフレームの送信を行います。
効率性の面で優れています。


次回もLANについて整理します。

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そろそろ宣戦布告

2005-04-24 21:42:27 | 中小企業診断士
金曜日にマンパワー「2次レギュラーVコース」の申し込みを済ませてきました。


前回の2次結果発表後、「遊ぶときは遊ぶ、勉強するときは勉強する」をモットーに好き勝手なことをしていました。
「もう診断士の勉強辞めちゃったの?」といわれるくらい・・・。
毎日日記代わりに「WEB研修」記事を更新していたのがせめてもの救いだったかもしれません。
でもこれでは「2次試験対策」になっていないですよね。

これまでのことを「想定の範囲内」といいたいところですが、世の中そんなに甘くありません。
実際、ライバルには大きく水をあけられてしまったことでしょう。


リフレッシュはここまでです。
5月から再び通学します。


*************************ここからは私の備忘録です********************************

~ 10月の2次試験へ向けて ~


【量より質の学習】

これまで充分すぎるほどの事例問題を解いてきました。
今年は1つの事例問題を時間をかけて、何度も「深堀り」します。
「なぜこういう結論に達したのか」
「他に解決策はないのか」
「受験校の解答以外に考えられることはないのか」
経営品質協議会のセルフアセッサーを取得した際にも、仲間たちと「ダイアログ」を繰り返しました。
「ダイアログ」を繰り返すことにより自分にない「気づき」を得ることができます。このあたりについては早々とスタートを切っている「戦友たち」に協力を得たいと思います。
また昨年より「出題の趣旨」が発表されているので大いに参考にしたいと思います



【受験校の成績には一喜一憂する】

受験校の成績と合格の相関があまりないといわれている2次試験ですが果たしてそうでしょうか?
確かに過去の成績(模試や答練)を見れば合格できる可能性はあっただろうし、実際4度も苦杯をなめています。
しかしながらまぐれで受かるような甘い試験でないことは事実です。
上位にいれば必ず受かるとは言い切れませんが、受かる確率は高いでしょう。
これについては例年通り「上位10%以内」を常時目標にしていきたいと思います。

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経営情報(通信ネットワーク part3)

2005-04-24 07:55:33 | Web研修
今回も通信ネットワークについて取り上げます。

【通信媒体】
①ツイストペアケーブル
電線を2本ずつ「より対」にしたケーブルのことです。
より合わせることにより、平行線の場合よりも、環境ノイズの影響を低く抑えることができます。
周波数特性などで劣りますが、安価で取り扱いが簡単なため、LANケーブルとして広く普及しています。

②同軸ケーブル
1本の中心導体と外部導体により電気信号が流れます。
このケーブルは絶縁体に包まれています。
外部への信号漏れが少なくノイズに強いという特徴があり、数十本合わせて長距離伝送に使われることがあります。

③光ファイバーケーブル
2つのガラス繊維を二重にしその中をレーザ光線が屈折しながら進んでいきます。
信号の減衰が少なく、超長距離でのデータ通信が可能です。
当然のことながら情報伝達能力が優れていますが、コストが高いというデメリットがあります。


【情報の単位】
通信ネットワークのみに関するわけではないのですが、ここで情報で良く登場する単位について取り上げておきます。
①ビット
情報の量を表す最小単位で、1ビットは2進数の一桁分を意味しています。
余談ですがコンピュータは「0」と「1」しか扱うことができず、「64」「256」「1024」などという数字がよく登場するのは、すべて「2の○○乗」になっていて、コンピュータにとって扱いやすい数字だからです。

②バイト
パソコン内部では情報を8ビットずつまとめて扱うことが多いので、8ビット(2の8乗)を1バイトとしています。
パソコンでは通常、2バイトで、漢字1文字を表現します。
・キロバイト(KB)
 キロ(K)は1000の単位です。
 上述のようにパソコンにとって1000という数字はわかりずらいので1KB=1024バイトとなります。
・メガバイト(MB)
 メガは1,000,000の単位です。
 キロバイト×キロバイト=メガバイトなので、1024×1024=1048576バイトになります。
・ギガバイト(GB)
 ギガは1,000,000,000の単位です。
 ギガバイトはメガバイト×キロバイト=ギガバイトなので1024×1024×1024=1073741824バイトになります。
・テラバイト(TB)
 テラは1,000,000,000,000の単位です。
 テラバイトはギガバイト×キロバイト=テラバイトなので1024×1024×1024×1024=・・・・。
 計算機の桁が足りなくなったので皆さんで計算してみてください。

③bps(Bits Per Second)
数式で表せば、ビット/毎秒ということになります。
つまり1秒間に何ビットのデータを伝送できるかということです。

④boud
1秒間に行われる変調の回数です。
ボーと呼びます。

⑤ヘルツ
ハードウエアのところでも登場しましたが、周波数を表す単位です。
周波数とは、1秒間に繰り返されるこの波の数のことで、1ヘルツとは、波が1秒間に1回繰り返すことをいいます。


次回はLANについて整理します。

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