本日は関東経済産業局で仕事。OJT事業成果報告会に出席します。
下半期は関東甲信越の3つの商工会議所が本事業に参加しました。どんな取り組みをされたかとても楽しみです。ちなみに講評を担当します。
どうもkurogenkokuです。
この時期になると補助金に関するお問い合わせをたくさんいただきます。その多くは革新性があって、応援したくなるような事業です。大いに結構です。
その一方で一部について「?」と思わざるをえない事業もあります。
例えば・・・
①引き合いは見えているが、収益性が低く、補助金を使わないと利益が出ない
②現在50店舗の運営をしていて、あと10店舗の出店計画がある。すると100億円が見えてくる
①の場合、そもそも「補助金がないと利益につながらないビジネス」はビジネスではないのであって、再考を促すことがあります。また②は事業内容に革新性もない単なる多店舗展開で、「補助金があるから有利」的発想。これを「追い銭」と言います。相談を受けていて、良い気持ちがしません。
以前もこのブログで書いたかもしれませんが、「補助事業はテストマーケティングとして活用する」のが正しい使い方と思っています。新規事業にはリスクがあり投資をためらっているが、補助金があることで投資にチャレンジしてみたいという気持ちになる。こんな考え方です。
実際うまくいけば、その先にある拡大投資は自費でやればいいのであって、実際にkurogenkokuの支援先にはそんな企業も多いです。
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