くろでんわ。の日記

徒然なままに書いている日記です。

社会科見学?

2006-11-11 23:55:23 | インポート

去年のいまごろはやったコトバに「大人の社会科見学」というのがあったはずだが、ここ最近の休みの使い方としては私もそういう使い方をしているのかも知れない。とにもかくにも、今日は世界のトヨタが世界のトヨタとなった歴史を同時に学べる「産業技術記念館」へ。
ここは、自動車の技術の歴史のほか、繊維産業の技術の歴史を展示。
原始的な機織~最新式のエアジェット織機まで、こんなにスケールのデカイ展示施設はなかなかないかも。布を織る、糸をつむぐ、この技術は当然自動車の部品製造にも使われているわけで、繊維機械館の最後のほうには、エアバッグやシートベルトの製造工程も解説されている。
考えたら布を織る、という行為も近代以前は家庭で手作業だったわけで、今からするとそんなことが家庭で行われていたことが想像がつかない。糸紡ぎも。
自動車館はトヨタ博物館とは違って、加工技術や原料の変遷など、ほんとに「モノを作る」すごさを学べる。
モノを売ることは毎日のようにしているが、モノを作ることは仕事としてやったことがないのでカルチャーショックとしかいいようがない。
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そして、来たついでにこの近くにある「ノリタケの森」も訪ねてみることに。ノリタケというと、その昔、とんねるずの木梨憲武と女優の安田成美が結婚したときに話題になった「ノリタケボーンチャイナ」の「ノリタケ」ブランドである。これは地名からとったブランドで、明治の初期からの伝統あるものらしい。名古屋市西区則武新町という所にある。
ボーンチャイナとは、ブランド名ではなく、磁器の材質の一種だそうで。
現在は本社があるほか、工場の跡地はミュージアムやショップ、ホールになっており、ミュージアムでは実際に手作りの体験も可能。ただし、手作り食器の製作工房を開放しているため、写真は禁止されていた。残念。
産業技術記念館とセットで割引になる入場券も販売されている。

産業技術記念館は結構大きいので歩き回るだけでまるっと2時間使ってしまった。いや、本気で見たら4時間近くかかるかも知れない。それくらい密度は濃い場所。企画展も結構やっているようなので、また時間を作って行ってみることにしよう。

おまけ。名駅のセントラルタワーズは毎年恒例の年末年始ライトアップ。周囲はこれを写真に収めようとする人だかりで警備員が出動するほど。
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