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DIARIOくろちーに

子連れ・犬連れ、フランス初心者生活。

やっと終わった…

2006-01-07 | スペインの生活 Spain
今日はオビエドから義妹夫婦と、唯一まだ会ったことのなかった夫の姪っ子が遊びに来ました。これで夫の近い親族には全員会った事になります!

この姪っ子は夫の一番上の兄の子供で、もう21歳。私とたいして変わりません(なんちって)。こんな大きな姪っ子が出来てしまうなんて、結婚ってすごいなと思います。

このゲストを囲んでのんびりと昼食を食べた後、彼らと舅夫婦がオビエドに帰っていきました。舅夫婦は結局2週間ほどムーロスに滞在したことになります。いやー、この2週間、本当に長かった…
大家族の待つ家に数日間訪問するのだったらもっと楽なんでしょうけど、私達がちょうど仮の住まいとさせてもらっている家に大家族全員が集合、どんなに疲れていても逃げることの出来ない状況、というのは精神的に結構きつかったです。

一方で、こうやってスペインの大衆文化を間近に見ることができて、とてもいい経験、勉強になったのも確かです。
今年のクリスマス、私達はどうなってるのかな?今度は数日遊びに来る側になりたいものだと密かに祈っています。

dia de los Reyes.

2006-01-06 | スペインの生活 Spain
今日はスペインの子供たちにとってとっても重要な日です。
というのも、今日はカトリックの祝日;日本語だと「主の御顕現の日」となるそうで、正直私には良く分からないのですが、スペインだと「dia de los reyes(王様たちの日)」に当たります。

王様たちとは、聖書に出てくる「占星術の学者たち」のことで、ちゃんと名前もあります。スペイン語だと、メルチョール(Merchor)、ガスパール(Gaspar)、バルタサール(Bartasar)となります。

この学者達が生まれたばかりのキリストに贈り物をしたことにちなんで、スペインでも家族や友人の間でプレゼントを贈ります。普通クリスマスの贈り物といえば、24日の夜に来るサンタさんが定番ですが、スペインではまだまだこの学者達のほうが人気があるようです。でも、サンタの贈り物の風習もだんだん広まっているので、要するに2回プレゼントを貰うチャンスがあるわけです。

考えてみれば、日本でもクリスマスプレゼントとお年玉、子供達には2回良いことがあるので、ちょっと似てますね。

この学者達は5日の夜街に到着する、ということで、各街で夕方から学者の扮装をした行列が大通りを練り歩き、子供達に飴玉を投げます。東方からやってくる、ということで、ラクダに乗ってきたりして、かなり見ごたえのある行列もあります。
そして、5日の夜、皆の寝ている間にプレゼントを置いていってくれるということで、6日の朝にそのプレゼントを開けることが出来るのです。実際のところこのプレゼントを用意してくれるのは親たちなのですが。

親たちはこの2回のプレゼントの買出しに年末年始は大忙し。6日が終わるとすぐにセールが始まるので、少し待てば安く買い物できるのに、わざわざ定価で買い物をするのはちょっと悔しい思いでしょうが、これも子供のためなのか。私も親になったら妥協するのかなあ。

この「dia de los reyes」があるせいで、スペインでクリスマスというと、12月24日から年を越して1月6日までを指すことになります。いやー、やたらに長いなー。

ヒホン再び。

2006-01-04 | スペインの生活 Spain
今日はメキシコからスペインに遊びに来ているお友達に会いに、再び海岸の街・ヒホンに行ってきました。

このお友達とは3年前、オビエドに留学していたときに、道端で偶然出会ってからのお付き合い。お互いスペイン、ラテンの世界にはまった仲で、帰国後もなぜか日本で会うよりもスペインで会う機会の方が多かったり。
日本人としてラテンの人々と交流することで起きる様々な問題を共通に抱えていることもあって、話も合います(よね?)。

私はスペイン語圏の国といえば、スペインしか知りませんが、彼女は新たにメキシコに足を伸ばし、生活しています。
今日はそこでのサバイバル生活をじっくり聞いて、南米大陸の不思議さを新たに感じました。南米って、南米って、不思議だ!!!
天然資源もいろいろあるし、やり方次第では経済的に成功する可能性は一杯あるだろうと思うのに、なにがそれを妨げているのか???これからも彼女の経験談を聞いて、少しは理解できるようになりたいものだわ、と思いました。

新しい喫煙法。

2006-01-03 | スペインの生活 Spain
今日は1月3日。
スペインでは仕事始めの日です。

昨日の2日は元日が日曜だったせいで振り替え休日でしたが、今日からは学校以外は普段どおりに始まります。
というわけで、ここムーロスにも舅夫婦と3人の甥っ子たちが残るのみとなりました。

ところで、この年末年始スペインでは新しく改正されたタバコ喫煙法の話題で持ちきりです。この法案が決定されたのは12月、施行されるのはこの1月1日から。
新しく喫煙できる場所が決められたわけなのですが、これからは喫煙可能場所がかなり厳しく制限されるようです。

レストランなど公共の場では、喫煙区域と禁煙区域を分けることが徹底され、それが出来ない場合、完全に禁煙にするか、喫煙にするか決めなければならないそう。完全喫煙の場合、特別な換気扇の設置などが義務付けられるようです。

私の知る限り、スペインはかなりの愛煙家大国。多くの人がタバコを常用しています。特に最近は女性の喫煙者が多いそうです。これら愛煙家には厳しい処置になったようで、賛否両論様々あるようです。

私たちも先日喫茶店に入った際、すぐにいつもと違うことに気が付きました。それはタバコの煙がないこと!スペインの喫茶店といえば、タバコの臭いが定番だったのがウソのようでした。タバコの煙が苦手な人にはとってもすがすがしい1年の幕開けとなりました。

Feliz anyo nuevo!

2006-01-01 | スペインの生活 Spain
新年明けましておめでとうございます!!!

1月1日、2006年が始まりました。
と頭では分かっていても、日本で大晦日を過ごさないとなんとなく新年が始まったような気がしません。特に私は日本の典型的な年末年始(の食事)が大好きなので、外国での年越しは正直物足りなく感じてしまいます。

あーーっ、おせち料理が食べたーい!お雑煮が食べたーい!お餅が食べたーい!と欲求は尽きません。
実は実家からお餅を送ってもらったのですが、私一人だけ他の家族と違った食事をするわけにもいかず、ぐっと我慢しているのです。この正月休みが明けたら、こっそりと食べるんだ!!!

今日はまた新たに家族がやってきて、新年の昼食を家族そろって取りました。今日のメニューはなんとカレー!老若男女に大好評でした。
昼食後、大人たちはテーブルに着いたまま座談会に。始めは義兄弟の子供たちのしつけの話だったのがどんどんエスカレートして、最後にはとってもプライベートな家族の話に。結局4時から昼食を食べ始め、皆がテーブルを離れたのは夜8時半頃。元々ディベート好きな家族だとは知っていましたが、今日のは本当に長かった…
新米者の私にはちょっぴり辛い元旦になりました。

さて、今年はどんな年になるのかな?前半は引越しやら出産やら、忙しくなりそうです。去年は私たち夫婦にとってとても良い1年になりました。周囲の人々に感謝しながら、今年も幸せな1年になるといいなあ。そして、私たちも少しでも皆のお役に立てるよう努めていきたいです。


スペイン風大晦日。

2005-12-31 | スペインの生活 Spain
ついに今年最後の日が来てしまいました。
今日は大晦日にふさわしく、なにかと忙しい1日でした。
家には再び家族が集まりにぎやかに。

スペインの大晦日は、家族で夕食を共にするのが一般的です。そして、夜中の12時の鐘が鳴るときは、鐘に合わせて12個のブドウ(マスカット)を食べるのがとってもポピュラーです。日本の年越しそばや除夜の鐘のような感じで、このブドウを12個音に合わせて食べられると、来年の運気が良くなると思われているそうです。
ただ、この習慣の由来のようなものははっきりとは知られていないようです。
このブドウの儀式が終わると、若者は街に繰り出し、朝までパーティーでドンチャン騒ぎをします。

私たち家族はというと、ムーロスの田舎でのんびりと夕食を共にしました。今日のメニューは日本料理!ということで、義姉と私が仕切って、お味噌汁、そうめん、海苔巻きなどを作りました。そうめんは季節はずれですが、この家族の大好物なんです。
その後はテレビの中継を見ながら12時のブドウを食べました。と言っても、子供たちが12時前にブドウを食べ過ぎてしまい、大人用のブドウが足りない状態に。私は代わりに干しブドウを食べました。

日本の大晦日とはまた違った、でも、家庭的で伝統的な大晦日を過ごしました。

初・日本料理店。

2005-12-30 | スペインの生活 Spain
今日は、ヒホンという海岸沿いのきれいな街で1日中過ごしました。
このヒホンという街は、アストゥリアス地方では一番大きな都市で、港があるせいか、オビエドよりもややインターナショナルな雰囲気があってとても素敵なところです。

そのヒホンで、午前中は夫の仕事関係の買い物をしました。オビエドで散々探して見つからなかった素敵な品が見つかって、夫も大満足!

そして、お昼はこの街に新しく出来た日本料理店に行きました!!!日本料理と言っても、中華やエスニックの混じったメニューでしたが、「餃子」や「てんぷら」「すし」「やきとり」などがあり、かなり頑張ってるな、といった印象を受けました。ちなみに、このアストゥリアスではここまで本格的な日本料理店は初めてだと思います。お味もなかなか。夫も久しぶりに日本酒を飲んでうれしそうでした。ただ、馬鹿にならないのがお値段…普段の倍以上かかってしまって、私的にはちょっと後悔。でも、こんな贅沢も年に何度か。しょうがないかなあ、と自分を慰めました。

午後には今年最後のショッピングを楽しみました。
なんだか今年1年散財しないよう我慢していたのが一気に爆発したかのように、お金を使ってしまった1日でした。でも、まあ無駄使いではないと思うので、よしとしたいです。


発情期…

2005-12-27 | スペインの生活 Spain
ついに心配していた時期が来てしまいました…
今までクロと毎日遊んでくれていたお隣のメス犬、ルナちゃんに発情期が来たのです。

もーーーーう、クロの懇願の雄叫びと言ったら…
正直ここまでおかしくなってしまうとは思いませんでした。

詳しいことは分かりませんが、犬の場合、発情期があるのはメス犬だけだそうで、オス犬はいつでも子作りスタンバイOKなんだそうです。メス犬が年に何度かの発情期に入るとオス犬はここぞとばかりにメス犬を誘うわけです。

私たちはクロと生活を始めてまだ10ヶ月ほど。今までは「どうも最近異様に道端の臭いを嗅いでるな。」と思うことはあっても、発情期の影響だとは確信が持てませんでした。
でも、ルナちゃんと毎日接するようになって、クロにも彼女の発情期がはっきりと分かるようになってしまったわけです。

ここのところクロはご飯をあまり食べなくなってしまいました。雨が降っていると外に出たがらなかったのに、今では土砂降りだろうと常にお隣さんとの垣根のところで、ルナを待っています。私たちが注意していないと1日中雄叫びを続け、夜中まで家の中で鳴いています。

お隣さんでも、ここのところ気をつけてルナを外に出さないようにしていますが、ご近所のオス犬は皆ルナを求めて大変なことになっています。

はーー、人間の勝手かもしれませんが、私としては1日も早くルナの発情期が終わってくれることを祈るばかりです。またクロとルナが平和に遊んでいるところを見たいものだワン。

子供たち。

2005-12-26 | スペインの生活 Spain
さて、26日ともなると一気に人口も減って、今日の夕食時には8人を残すのみとなりました。

夫の家族が集まると、義兄弟の子供たち総勢15人が集まって大変な騒ぎになります。一番大きい甥っ子が21歳、一番小さい甥っ子が10ヶ月の赤ちゃんとバラエティにも富んでいます。

私も暇をみて子供たちと遊んだりするのですが、たまに子供と触れ合うと、子供だった当時の自分を思い出したりして、ちょっぴりノスタルジックな気持ちになります。

私は小さい頃は弟をいじめまくっていたのですが(なんて過去…)、幼少時を思い出すと、そのことへの後悔の念に苦しめられます… あんなにいじめられたのに、真面目に育ってくれた弟。身内ながらえらいなあ、なんて。

ちなみに弟は、結婚前の夫に会ったときに、「あんなアグレッシブなオッソロしい人(私)とよく結婚する気になりましたね。」と言ったそうです。

私もそうだったのでよく覚えていますが、小さいときって、物を兄弟と共有するのがとても難しいですよね。甥っ子たちもしょっちゅうオモチャの取り合いでケンカしています。一体いつからできるようになったのかしら?

写真は甥っ子たちにバイクの説明をする夫の図です。

クリスマス。

2005-12-25 | スペインの生活 Spain
25日の今日は、昨日に比べて幾分かのんびりモード。
義兄弟の中には、配偶者方の家族と昼食を食べるため午前中にムーロスを去る家族もあり、人口密度も少しだけ減りました。

昨日今日はこちらは晴天が続き、とっても気持ちがいいです。私たちも近くの海岸まで散歩に出かけたり、庭で甥っ子たちと遊んだり、リラックスして過ごしました。

今日25日には、クリスマス・ミサが各教会で昼間挙げられます。私たちは24日の真夜中のミサに行ったので、今日のミサには行きませんでした。

いやはや、それにしてもこのところの生活の変化はとっても激しく、私たちのんびり夫婦はかなり戸惑い気味。家族の中でもちょっと浮いてるかも…