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DIARIOくろちーに

子連れ・犬連れ、フランス初心者生活。

雹が降った!

2006-01-27 | スペインの生活 Spain
このところびっくりする位暖かかったムーロスですが、一気に天気が変わりました。
東ヨーロッパで猛威を奮っている大寒波がついにスペインにも到着したのです。

今日は朝から雪の街が多く、各地方、警報、注意報が出されています。
こちらムーロスはまだ雪は降りませんが、なんと雹が降りました!
ヒョウを見ることって、あんまりないのでちょっと驚きました。

私はお昼ごはんの準備中だったのですが、夫とクロちゃんはちょうど近所にランニング中。でも、特に何事もなかったかのように帰ってきました。

それにしても、今日からグッと寒くなりそう。寒波の被害がひどくならなければいいけれど。

スペイン料理。

2006-01-26 | スペインの生活 Spain
さて、スペインに来てからかれこれ3ヵ月半。さぞかしスペイン料理の腕前が上がったであろう!

…と思いきや、実は私こちらに来てから全然スペイン料理を作っていないのです!

着いた早々は、是非なにかこちらの料理をマスターしたいと思っていたのですが、やはり日本への郷愁の念にかられ、ついつい日本料理、または日本料理もどきを作ってしまうのです。

それに、やっぱりこちらの料理は油っこい!日本にいた頃からフライ料理は一切しなかった私には、ついつい躊躇してしまう料理が多いのも事実です。

例えば、フライドポテト。こちらでは肉料理、魚料理の付け合せとしてよく出されます。しかし、油慣れしていない私にはどうも上手く作れないのです。さすがに夫はスペイン人のせいか、普段料理を全くしないくせにフライドポテトは上手に作ります。
また、卵も目玉フライ?をよく食べます。要するに卵を油で揚げたものなのですが、油たっぷりの半熟の目玉焼きのような感じになります。

こういった油たっぷり料理は、たまに食べる分にはとってもおいしいのですが、普段の食事で食べるには TOO MUCH!特に現在ダイエット中の私は要注意です。

ちなみにアストゥリアスの定番料理は、写真のFABADA・ファバダです。これは白いんげん豆を、チョリソ(こちら独特の赤ピーマンやニンニクをたっぷり入れたソーセージ)やモルシーリャ(豚の血入りソーセージ)と共に煮込んだものです。ものすごく濃厚な味でおいしいのですが、とってもお腹に溜まる高カロリー料理です。
この地方は北部山岳地帯のせいか、チョリソを使った煮込み料理が多いようです。他にもケールのみじん切りとジャガイモをチョリソと共に煮込んだメニューなども地元の定番料理です。


餃子!

2006-01-25 | スペインの生活 Spain
今日は最近ずっとやってみたいと思っていたことに挑戦しました。
それは、自家製餃子を作ること!

私たちは夫婦そろって餃子好き。日本でもよく食べていました。でも、こちらに来てからは、食材不足のためとても食べることはできないだろうと鼻から諦めていました。しかし、よくよく考えてみると、餃子の材料って結構そろってるかも?と思い始めてから数週間。ついに実行してみることにしたのです。

まず、この餃子のためには白菜の代わりにキャベツを使いました。白菜はたまに高級スーパーで見かけることもあるのですが、とってもお高いので却下。生姜もたまに売っていますがこれも高いため無視しました。ネギはちょっと違うけれどこちらにも売っているので、それを使いました。

日本で餃子を作るときに使っていた調味料、オイスターソースとごま油は実家から送ってもらいました。おしょうゆはキッコーマン印がこちらでも売られています。

といった感じで、具のほうは大体問題なくできました。

問題は皮のほう。インターネットを見ながら作り方を勉強しました。皮のネタ作りはまあできたのですが、その後の形成は大変でした…
麺棒がなかったので、手を使ってまあるく伸ばそうとしたのですが、これが難しい。思いっきり分厚い皮になってしまいました。しかも、昼食の時間になってもできなかったものだから、焦ってしまってもう大変。出来上がりは餃子というよりはお饅頭といった形になってしまいました…

その餃子もどきを焼いて食べたのですが、暖かいうちは結構おいしく食べれました。なによりも久しぶりに餃子を食べれたことへの感動が大きかった!でも、冷めてくると皮が一気に硬くなってしまい、ちょっと大変でした。

余った餃子は冷凍にして、今度は水餃子にして食べてみようと思います。
それにしても、こうやってなんでも手作りするのっておもしろいかも!また他の料理にも挑戦してみたいと思います。

日向ぼっこ。

2006-01-22 | スペインの生活 Spain
最近はヨーロッパの寒波のニュースが毎日のように流れています。
ロシアの寒さは想像を絶します。とにかく早く過ぎ去ってくれれば、と願うばかりです。

そんなすさまじい寒波とは打って変わり、今日のムーロスはお日様が出て随分ポカポカ陽気になりました。

いつものように、パドリーノスの家でミサを見てから、私達は、ムーロスから車で15分ほどの所にある夫の従兄弟夫婦の田舎の家に突然押しかけて行きました。というのもこの従兄弟、夫に勝るバイク狂で、最近新しいバイクを購入したばかり。そのバイクを見せてもらおうと足を伸ばしました。

この従兄弟のお家は広い庭があり、そこで日向ぼっこをしながら従兄弟夫婦と赤ちゃんとおしゃべりに興じました。
庭にはミモザの大木がつぼみを膨らましていて、後数日で咲き出しそう。ミモザは私のとても好きな花です。赤ちゃんは芝生の上を這い這いで元気に動き回っています。太陽はとっても暖かく、なんともいえない幸福感に包まれたひと時でした。

しかも!今日の夕食はなんとも珍しいことに夫が作ってくれました(サンドイッチですが)!!! いやー、なんだか得しちゃったような気分!


聖書の時間。

2006-01-20 | スペインの生活 Spain
今日はとーっても久しぶりにじっくり聖書を読みました。

私達夫婦は日本にいたころから、ある宗教団体の方の助けを借りて、1年間ほど毎週聖書を読んでいました。お陰様で、旧約聖書は全く知らなかった私達も、創世記からサムエル記まではキチンと読むことが出来ました。

その習慣が、スペインに来てからは日々のハリのない生活に流され全くストップしてしまいました。こちらに来て、つくづく日本でいただいていた援助の大きさを実感しました。そして自分の意思の弱さも… 私達としては、なんとしても1度は聖書を完読するのが目標なのですが。

それが、なんという偶然!というかお導きというか、先週くらいに、日本でお世話になっていた宗教団体のスペインでの信者さんが、私達のムーロスの家を訪ねてくださり、日本のときのように一緒に聖書を読むことを承諾して下さったのです。

そして今日、その方々と共に第1回の聖書のクラスを持つことができました。
本当に久しぶりにじっくり聖書を読み、質問をぶつけ、神様の言葉を少しでも知ることできてとてもうれしいです。

また、宗派は違っていても、聖書を通じてとっても深く共感し合える人々に出会えた事を、とても感謝しています。私達のようなヘンテコ夫婦のずうずうしいお願いを受け入れて下さった方々に感謝しつつ、スペインを去るときまでちょっとでも聖書を読み進めることができれば、と思います。


自動車ファン。

2006-01-18 | スペインの生活 Spain
しつこいですが、今日もまた車の話題を…

夫とスペインで生活するようになって気づいたことがひとつあります。それは、こちらには車関係の雑誌がとても多く販売されていること!
小さなキヨスクでも、何種類もの車・バイク雑誌が売られています。なかには1ユーロで、毎週発売なんていう強気なものも。それでも雑誌の中には本当に車だけ!ページを埋めるための他のネタなんて全然ないのです。

また、新聞でも毎週1日は新車の特集を数ページにわたって載せていたり、ニュースでも世界のモーターショーの様子が話題になったり。こちらの人は車ネタにとても敏感な様子。

それにモータースポーツもとても人気ですよね。最近もパリ・ダカが終わって、スペイン人はパイク部門では1位、四輪車部門では3位になり、とても騒がれていました。F1も、去年は夫のお郷・オビエド出身のフェルナンド・アロンソが優勝して大人気ですし、その他モトクロスバイク、はてまた自転車レースも超人気。

考えてみると、これらの車輪競技でスペインはかなり優秀な成績を収めています。スペイン人は車輪使いが得意!というわけで、国民も自然と車輪好きなのかもしれませんね。

ニュー・ヴィッツ。

2006-01-17 | スペインの生活 Spain
さてさて先日のネタに便乗し、今日も車の話題を。

ホンダのシビックと同時期に、トヨタ・ヴィッツの新型車もこちらで発売になりました。このヴィッツ、日本では随分前に出ましたよね。こちらでこのヴィッツのCMを見ると、つい懐かしくなってしまいます。

日本のCMでは雨のなか宮沢りえが子豚を抱えてヴィッツに乗り込む、かなり女性を意識したCMだったのを覚えていますが、スペインではめちゃくちゃ近未来的なCMになっています。
宇宙船の内部のようなスタジオで、男の人が腕を動かすたびに大きな画面にヴィッツの特色が紹介されていき、それを横で見ている女性が「この車は何年後に出るの?」と聞くと、男性が「もう出ているよ。」と答えるのです。
使用されているヴィッツの色もシルバーで、日本でおなじみのピンクのヴィッツとはイメージが全然違っています。同じ車種なのに、売り出し方でこうもイメージが変わるものなのだなあ、と広告の面白さを感じます。名前もこちらではYARIS(ヤリス)になっています。

ちなみに、トヨタはアメリカではNo.1ぶっちぎりのようですが、ヨーロッパではそうでもないようです。夫曰く、欧州で一番知られている日本車は日産で、次がホンダだそうです。どうやらトヨタ車の欧州進出には規制がかかっている様子。

スペインでよく見かける日本車もやっぱり日産で、プリメラやマーチが人気のようです。

ニュー・シビック。

2006-01-16 | スペインの生活 Spain
さてさて、こうお気楽な生活をしていると、刺激が足らず脳中枢が麻痺してしまうのか、ブログに書くことが全然浮かんでこなくって困ってます。

ということで、今日は身近な車の話題を。
というのも夫が車関係の仕事をしているせいで、こんな私でも随分車に詳しくなったと思うのです。今までは、トヨタという車会社の名前と、カローラという車種の名前の区別がつかなかったくらいなんです…

さて、ここスペインでは先週くらいから今年新しく売り出されたホンダ・シビックのCMが盛んに流れています。このニュー・シビック、日本やアメリカ向けの新型と全然違って、とってもデザインが斬新です。なんだか近未来映画に出てきそうな雰囲気。外装に伴って、内装もかなりかっちょいいそうです。

なんで日米でもこのデザインで売り出さないのか?ヨーロッパ車のライバル達と差をつけたいのか?素人には分かりませんが、この車がヒットしたら面白いなあ、なんて思います。

突然の訪問者。

2006-01-14 | スペインの生活 Spain
普段とおりにのっそりと起きた私は、オビエドの市場で5ユーロ(700円位?)で買ったオバちゃんネグリジェに、弟のお下がり、10年物のフリースを引っ掛け、下にはスウェットのズボンを穿きこみ、顔も洗わず、歯も磨かず、インターネットを覗いておりました。

そこに突然夫の姉が登場!!!
なんとも無様な醜態を曝してしまいました。おー、ハズかしや!

突然、と言っても、姉が今日来ることはちゃんと知っていたのです。ただ、そんなに朝早く(11時ですが…)とは思わず、油断しておりました。

義姉も、私がこのムーロスでここまでリラックスした生活をしているとは思っていなかったようで、とても驚いていました。
それにしても、あのネグリジェだけは夫の家族には秘密にしておきたかった… 夫に言わせると、ネグリジェを着た私はもう立派なムーロス人!立派なスペインのオバちゃんの仲間入り!興ざめを通り越して笑えてくるそうです。

それにしても、このネグリジェ。安いわりに着心地もよくって丈夫!やっぱオバちゃんたちは物を見る目があるなあ、と思わせるお得品です!




インフレスペイン。

2006-01-13 | スペインの生活 Spain
あまりの暇さ加減にうんざりした私は、特に目的もないのに近くのショッピングセンターに行こう!と渋る夫を無理やり連れ出しました。

さすがはセール期間だけあって、金曜日でもかなり込み合っています。
男女の衣服店を見てまわしましたが、思った以上に品数がなく、もうセールも終わりかけなのに驚いてしまいました。以前なら2ヶ月も3ヶ月もダラダラとセールを続けていたのに。これも国民が豊かになった証拠でしょうか。

その後は、ショッピングセンター内にある巨大スーパー・カレフール(以前日本にもありましたが撤退してしまいましたね)をブラブラしていました。

それにしても、スペイン。本当に驚くほど物価が上がっています。食料品売り場をちょっと見てまわっても、以前のように気軽に品物を買い物カゴに投げ込むなんてことは出来なくなってしまいました。特に、肉・魚の類は日本以上に高いように思われます。
確か最近のニュースでは、去年1年で物価が平均3%程上がったと言っていました。特に最近は燃料不足と水不足で余計に値段が上がっているようです。
100円ショップがどんどん出来て、デフレが目立つ日本とは大違いです。

大雑把に比べてみると、

ペセタ時代後半:喫茶店で飲むカフェオレ1杯は大体100-150ペセタ
        日本円にすると70円から100円位。
ユーロ現在  :1杯1ユーロから1.5ユーロ
        日本円で135-200円位。

ほとんど2倍になってしまいました。
スペイン=安い、の時代はもうそろそろ終わってしまいそうです。