最近、なんとなく北欧に興味があるのです。
気になるブログも北欧インテリアや北欧旅行がテーマのものだったり。
今までは、「北欧は寒くって絶対無理!」と頭ごなしに否定していたのに、このごろのフランスのマイナス生活を実体験したせいで、寒さへの食わず嫌いがなくなり、「このくらいの寒さなら、北欧も大丈夫かも」と思えるようになりました。あー、いつか行ってみたいなあ。とりあえず、ストックホルムとヘルシンキに行ってみたいなあ。できることなら我が家も北欧チックなインテリアにしてみたいし。憧れは増すばかりです。
でも、振り返ってみると、私は以前から北欧的なものに興味があったよう。私にとって北欧といえば、ムーミン!子供の頃からアニメのムーミンが大好きでした。学生時代には、ムーミンの作者、トーベ・ヤンソンの小説を知り、色々と読んでみたり。そのなかで、強烈に記憶に残っていたのが、「少女ソフィアの夏」という本。
先日、どうしてももう一度読みたくなって、ネットショッピングしてしまいました。
この本は児童文学とまではいかないけれど、小学高学年から中学生くらい向きの本で、私も図書館の子供向けの本に棚で見つけました。
内容は、小さな島で夏を過ごす幼い女の子とおばあちゃんの日々をつづったもの。なにもない小島で、自然と対面しながら過ごすシンプルな生活。限られた環境のなかで、ちょっとした面白いことを見つけて、子供らしく熱中する女の子と、それにしょうがなくお付き合いしながらも、一緒に楽しむおばあさんの様子が描かれています。
一見のほほんとしていながら、自然のなかで強調された子供の生と老人の死のコントラストが鮮やかで、びっくりするくらい生々しい人間らしさを感じます。
とても読みやすくって確かに子供向けだし、たいした事件が起こるわけでもないのですが、厳しい自然のなかで淡々と暮らす、人間が大昔から続けてきたことがそのまま残っているような、普遍的な主題があるよう。
こんなにもシンプルに、読みやすいながらも、こんなにも深いことを語った本が書けるなんて、トーベ・ヤンソンってすごいなあと感心しちゃいます。そういえば、ムーミンだって、なにか日々の些細な出来事なんかを超越しちゃっているゆーったりした流れがありますよね。私もそういった流れを身に付けてみたいものだわ。
気になるブログも北欧インテリアや北欧旅行がテーマのものだったり。
今までは、「北欧は寒くって絶対無理!」と頭ごなしに否定していたのに、このごろのフランスのマイナス生活を実体験したせいで、寒さへの食わず嫌いがなくなり、「このくらいの寒さなら、北欧も大丈夫かも」と思えるようになりました。あー、いつか行ってみたいなあ。とりあえず、ストックホルムとヘルシンキに行ってみたいなあ。できることなら我が家も北欧チックなインテリアにしてみたいし。憧れは増すばかりです。
でも、振り返ってみると、私は以前から北欧的なものに興味があったよう。私にとって北欧といえば、ムーミン!子供の頃からアニメのムーミンが大好きでした。学生時代には、ムーミンの作者、トーベ・ヤンソンの小説を知り、色々と読んでみたり。そのなかで、強烈に記憶に残っていたのが、「少女ソフィアの夏」という本。
先日、どうしてももう一度読みたくなって、ネットショッピングしてしまいました。
この本は児童文学とまではいかないけれど、小学高学年から中学生くらい向きの本で、私も図書館の子供向けの本に棚で見つけました。
内容は、小さな島で夏を過ごす幼い女の子とおばあちゃんの日々をつづったもの。なにもない小島で、自然と対面しながら過ごすシンプルな生活。限られた環境のなかで、ちょっとした面白いことを見つけて、子供らしく熱中する女の子と、それにしょうがなくお付き合いしながらも、一緒に楽しむおばあさんの様子が描かれています。
一見のほほんとしていながら、自然のなかで強調された子供の生と老人の死のコントラストが鮮やかで、びっくりするくらい生々しい人間らしさを感じます。
とても読みやすくって確かに子供向けだし、たいした事件が起こるわけでもないのですが、厳しい自然のなかで淡々と暮らす、人間が大昔から続けてきたことがそのまま残っているような、普遍的な主題があるよう。
こんなにもシンプルに、読みやすいながらも、こんなにも深いことを語った本が書けるなんて、トーベ・ヤンソンってすごいなあと感心しちゃいます。そういえば、ムーミンだって、なにか日々の些細な出来事なんかを超越しちゃっているゆーったりした流れがありますよね。私もそういった流れを身に付けてみたいものだわ。