‘笑む～’・・・ケアホーム・菜の花＜２００８・８・２６ Tuesday＞

朝夕めっきりと涼しくなり、既に秋を思わせる８月の終わり、今月最後の演奏会に出かけました～♪
昨年オープンした、この施設には３ヶ月毎の定期的な訪問で、今日で実に5回目と言う最多記録の、お得意様？である。
有料の老人ホームで、利用者の方も大半が元気な御婦人方ばかりで、毎回オカリナに合わせて大熱唱となります。
おりしも、この日は「第２回・菜の花夏祭り」イベントの日と言う事で、‘笑む～’メンバーは、久々に、ゆかた着用する事にしました。
例年、ひと夏に２・３回は、ゆかたでの演奏会も有りですが、今年の猛暑には敵わず、この夏は危うく？日の目を見ずに終わる所でした～


この日もオープニングの「浜千鳥」から、歌詞カードも無いのに、早速の御参加にチョット戸惑い気味のメンバーでした。
オカリナ伴奏で歌う曲は、模造紙に書いた歌詞カードを準備したり、オカリナも調を替えて歌い易くしたりの工夫をしてるのですが、時に元気な方の参加があるとオカリナ特有のハーモニーが出せなくなってリズムも乱れがちです・・・が、そういう時は、勿論アドリブで、歌ってる方に合わせてしまいます。
演奏する私達より、利用者の方がより楽しんで下さることの方を優先します。

今回、残念ながら、ゆかたで演奏中の写真は逆光の関係で上手く撮れてなくて演奏後の写真になりましたが、私一人、扇子携え気取ってる訳ではなく、一生の不覚！コノ歳で大失態やらかしてしまいましたァ～・・・着付けが左前になってたのです！
知らぬが仏？・・・演奏後の控え室でメンバーの胸元見てハタと気がつき、演奏には支障が無かったものの、気付いた瞬間、顔から火が出る思いでした。

実は昨日、詩吟の師匠が大きな大会での出番直前に左前に気付き15分で着付け直したと言うエピソード聞いたばかりでしたが、おはしょりの調節で何度も着付け直しながらも、胸元には全く気が廻りませんでした。
詩吟で和服着用の機会もあるし、ゆかた等は先日も娘の着付けをしたばかりでした。
その昔の武士の懐紙の話などしながら、娘にも右前の説明したばかりでありながらの、この大失態・・・フォーローのしようも有りません。
朝からバタバタしてたから～・娘の着付けが対面で反対だったから～・・・等など言い訳したらキリが有りませんが、気になるのは左前は「死装束」と言う習慣から、場所柄、人生の大先輩方を前に縁起でもない・・・と、大変申し訳ない思いでいっぱいです。
全く気が付かなかったと言うメンバーも、「皆さん気がつかれてないかもよ～？・・・」と、慰めてはくれるものの‘笑む～’の品格さえも疑われたのでは～？・・・と、反省しきりです。
わざわざ、この場でカミングアウトしなくても良い事ですが、自責の念で皆様方へのお詫びも兼ねての公表です。

早速控え室で右前に着付け直して、ブルーな気持ちを引きずりながら、那珂川町にニューオープンのお蕎麦やさん‘花水木’のランチタイムに足を運びました。
ゆかた姿の似合う和の佇まいの素敵な、お店でしたが、お店の方も些か興味を持たれたようでオカリナの話題から、お店でコンサートを～♪・・・と、店長さん直々の御挨拶に発展してしまいました。

９月は遅ればせながらの‘笑む～’夏休みで、演奏会の予定も入れず、メンバーそれぞれの充電タイムになる為、美味しいランチで『お疲れ様』をして、しばしの別れを惜しみつつの、お開きとなりました。




　　　　　　～～～プログラム～～～

　　　１．浜千鳥
　　　２．大きな古時計
　　　３．青い山脈　　　※　
　　　４．浜辺の歌　　　※
　　　５．ラ・クンパルシータ
　　　６．筑波山麓合唱団
　　　７．てぃんさぐぬ花
　　　８．高原列車は行く　※
　　　９．お座敷小唄　　　※　　　　　　※は、合唱曲です
　　１０．八木節
　　１１．見上げてごらん夜の星を