ポーランドの猫ちゃん。

同国北西部、ドイツとの国境を流れるオーデル川河畔シュチェチンのカジュブスカ通りに住んでいる「ガツェック」という名前の野良猫だ。



「Kot Gacek（猫のガツェック）」でグーグルマップを検索すると、観光名所としてカジュブスカ通りの北の端にピンが立ち、
マウスのカーソルを合わせると星5つ（満点）の観光名所と表示が出る。ちなみに聖ヤコブ大聖堂は星4.6、シュチェチン城は星4.5だ。

ガツェックが最初に注目を集めたのは2020年。地元テレビ局のニュース番組に登場し、観光客からエサを与えられた結果、
でっぷり太ったその姿が受けて、動画が急拡散した。

最近になって、米紙ニューヨークポスト（2月20日付電子版）や英紙ミラー（2月17日付電子版）などが相次いで報じたため、世界中で話題になっている。

ガツェックはその無愛想さで知られ、ファンは、関心を引こうとしても“ガン無視”されるのがたまらないらしい。

グーグルマップのコメントをいくつか紹介すると……。

「3時間かけてやってきて、完全に無視されました。おススメです！」

「ガツェックに会うために（ノルウェーの）オスロから飛行機で来ました。予想通り、私に一片の関心も見せませんでした。完璧な体験でした」

う～ん、深すぎて分からない……。いや判ると思う。