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『永遠の0』百田尚樹

2013年12月26日 | 映画・音楽・本
見てから読むか? 読んでから見るか?



映画(上映時間2時間24分)、あっという間の展開!
原作本(文庫 575ページ)、2日間(寝不足)で読了!

私は、映画を見てから本読みました!(笑)
そしてもう一度、映画を見たくなりました!
(↓今回のブログ記事は、これから映画を見る方も本を読む方もどうぞ)



はじめに、
今更、日本の戦争責任を問おうとは言いませんが・・・
日本人は起きてしまった事件・出来事には陳謝はするが、検証はしない。

「起きてしまったコトをとやかく言うのは嫌」な国民性なんだろうと思います。
しかし、検証がなくて反省は不可能ではないでしょうか?

スポーツの試合も同じ。
負けてしまった試合で、果たして敗戦の原因、検証、調査はしているのでしょうか?
まわりの人々が戦犯探し(原因の検証)するのでは無く、その団体・チーム内での検証調査!!


「過ぎてしまったことをとやかく言うな!」
日本人はまた、熱しやすくて冷めやすい。国民性なんだろう。



さて、本の感想・・・
映画では描かれてない「ガダルカナル」と「ヌード写真」。

陸上での戦死者:約5千人
餓死者:約1万5千人
沈没した艦艇:24隻
航空機:839機
戦死した搭乗員:2,362人

この戦いで海軍が誇る“熟練”パイロットのほとんどが失われて、日本の戦況は悪化する。
最後にはカミカゼ・アタック(神風特別攻撃・特攻)しか方法が無くなった。
それは操縦、操作が未熟な若い学徒兵を動員すること。

昭和18年10月、明治神宮外苑競技場で出陣学徒壮行会・・・。


そして、
原作本では、はっきりと書かれた「エピローグ」。

読んで、悲しくて涙するのではなく、腹立だしくなった!
安全な場所にいて、命令だけしていた日本のトップ達に!!




今、
アメリカと戦争をした事すら知らない若者がいる。
大勢の若者が歩いている渋谷や原宿や六本木に雨のような焼夷弾や爆弾が降りそそぎ、死体の山が築かれ、東京が焼け野原になった事を知らない。

平和な時代が続いてる日本・・・。




クリスマス・イブの日に届きました!

神奈川・藤沢市に住む明治大学OBから手書きの“野球応援観戦記”と写真。

「80をすぎて、いろいろなことを教わります。
今季最後の飲み会、父母会の方々、明治大好きの方々と会う幸せでした」と・・・メッセージ。

佐藤さん
先人たちから教わらなくてはならないのは、私たち若者の方です。




愛の歌が途絶えるように
心の灯りが消えたの
たった一度の人生を捧げて
さらば友よ 永遠に眠れ

青空は悲しい空
揺れる木漏れ日がせつなくて
夏が来るたびあの日と同じ
風が通り過ぎて行ったよ

涙見せぬように
笑顔でサヨナラを
また逢うと約束をしたね

何のために己を断って
魂だけが帰り来るの?
闇に飛び交う蛍に連れられ
君が居た気がする

生まれ変われたなら
また恋もするでしょう
抱き合い命燃やすように

涙見せぬように
笑顔でサヨナラを
夢溢る世の中であれと
祈り

「蛍」 桑田圭祐(映画「永遠の0」主題歌)




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1 コメント

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海賊とよばれた男 (くりはら)
2013-12-27 09:07:46
『永遠の0』と同じ作者・百田尚樹の『海賊とよばれた男』(講談社:上・下巻)。

出光興産の創業者をモデルにした歴史経済小説。
主人公の国岡鐡造が中国に渡り“宮部久蔵”と出会う場面も描かれてます!

今年2013年4月の「第10回本屋大賞」を受賞した感動のミリオンセラー。
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