心で打て!撃て!~スポーツ応援ブログ~

野球(東京六大学)とサッカー(FC東京)を熱烈応援!
東京オリ・パラリンピックまであと6年!
スポーツでハッピーに!

映画「GODZILLA ゴジラ」

2014年07月25日 | 映画・音楽・本
毎日、日本中が暑いので「ディザスター・ムービー」で涼を取ります!



公開初日に観覧!


1999年、フィリピンで採掘工事中に見つかった巨大な洞穴。
そこには何か巨大な生物の死骸とともに未知の生物が海に入っていった形跡が見つかる。
その直後の日本。
原子力発電所で異様な振動を感知する。その振動は定期的に起こり、徐々に近づきつつあった。
そこで働くジョー・ブロディ(ブライアン・クランストン)と一緒に働く妻・サンドラ・ブロディ(ジュリエット・ビノシュ)はその異様な状況に原子炉の停止を試みるが、間に合わずメルトダウンを引き起こし妻のサンドラは命を落としてしまう…。

それから15年。
アメリカ軍爆発物処理班の隊員である、ジョーの息子フォード(アーロン・テイラー=ジョンソン)は、いまだに事故の原因を調べ続ける父親が侵入禁止区域に入って日本の警察に逮捕されたと連絡を受け、日本にやって来る。
15年前の事故がメルトダウンではなく、極秘に隠匿されたものがあると信じて疑わないジョーは再び禁止区域に向かう。
仕方なく同行することにした息子フォードだったが、そこで驚愕の事実を目にする。
そして、さらに事態は驚くべき方向へと歩み出す…。


と、ストーリーは日本からハワイ、さらにはサンフランシスコと…舞台は進みます。
原発事故に始まり、大地震、大津波、大都市の崩壊…。
目を覆いたくなるようなシーンではありますが、それは映画の世界・エンターティメントです。
そもそも「ゴジラ」は、人間に対する自然界からの警告により誕生してるのです。

そんな「ゴジラ生誕60周年」!
私は日本版の映画は1本も見ていません!(笑)


(左)今回の「ゴジラ」  (右)前回1998年公開ハリウッド版「ゴジラ」



日本版「ゴジラ」第1作(1954年)~



                全28作品のポスター



蘇るゴジラ。その存在は神か?悪魔か?英雄か?





『あすなろ三三七拍子』(上・下)重松清

2014年07月10日 | 映画・音楽・本
「本日より、君は翌檜(あすなろ)大応援団の第五十八代団長だ!」
商社に勤務するごく普通の50歳の中年サラリーマンが社長からリストラの代わりに命じられたのは、廃部寸前の大学応援団への出向だった…。


来週7月15日(火)から放送されるテレビドラマ!!



文庫本、上下巻で約700ページを一気読み!!

(原作小説では…)
藤巻大介、45歳、総務課長。
ワンマン社長直命の出向先は「あすなろ大学応援団」。
団員ゼロで廃部寸前の『団』を救うため、大介は特注の襟高学ランに袖を通す決意をする。
妻と娘は呆れるが、社長の涙とリストラの脅しに、返事は「押忍!」しかありえない。
団旗を掲げ太鼓を叩き、オヤジ団長・大介は団員集めに奔走する!

(上巻)
序 章・運命の1日
第1章・学ランデビュー
第2章・大物ルーキー登場
第3章・春の嵐
第4章・あすなろルネッサンス
第5章・初陣

(下巻)
第5章・初陣(承前)
第6章・さらば友よ
第7章・そして父は途方に暮れる
最終章・合言葉は押忍!
※文庫版のためのあとがき


超個性的なキャラクター達が登場!!
それぞれが微妙(絶妙)な関係で繋がっていく!!
そして…
『団』が1つになる!

お決まりの“応援団あるある”話しに
笑いと涙の感動(実話?)!!

誰もが誰かを「応援」し、誰もが誰かを「応援」されている!!


必読!必見!!

7月15日(火)夜9時~ フジテレビ系放送開始!!
ドラマ『あすなろ三三七拍子』

【ドラマ配役】
藤巻大介…柳葉敏郎
松下沙耶…剛力彩芽
保阪 翔…風間俊介
葉月玲奈…高畑充希
野口健太…大内田悠平
    ・
藤巻美紀…飯豊まりえ
藤巻広子…菊池桃子
(小説では典子)
    ・
荒川 剛…西田敏行(特別出演)
    ・
原 智子…森口瑤子
山下正人…ほんこん
齊藤裕一…反町隆史



【公式】フジテレビ新ドラマ『あすなろ三三七拍子』最新映像



【公式】「あすなろ三三七拍子」まもなく第1話放送!





映画「WOOD JOB!~神去なあなあ日常~」

2014年06月18日 | 映画・音楽・本
先月5月10日にロードショウ公開!!
公開初日の鑑賞は出来ませんでしたが、実は先月見たのでレポートします!(笑)

私、イチ推しの矢口史靖監督作品!!
公開前からの期待に裏切りはありませんでした!

WOOD JOB!~神去なあなあ日常~



ストーリーは…
毎日お気楽に過ごしていたチャランポランな18歳男子・平野勇気(染谷将太)は、
大学受験に失敗。彼女にもフラれ、散々な状態で高校の卒業式を迎えた。

卒業式後のカラオケ帰り、ふと目にしたパンフレットの表紙で微笑む美女につられ、
街から逃げ出すように1年間の「林業研修プログラム」に参加することに!


ローカル線を乗り継ぎ、ケータイの電波も届かない超ド田舎の神去村。


鹿や蛇、虫だらけの山…。


同じ人間とは思えないほど凶暴で野生的な先輩・飯田ヨキ(伊藤英明)、
命がいくつあっても足りない過酷な林業の現場…。


耐えきれず逃げ出そうとする勇気だったが…


例の表紙の美女・石井直紀(長澤まさみ)が村に住んでいると知り、留まることを決意する。


休む間もなくやってくる新体験、野趣あふれる田舎暮らし、底なしに魅力的な村人に囲まれ、勇気は少しずつ変化してゆく…


果たして、勇気と直紀の恋の行方は?


無事に生きて都会への街に帰れるのか?



キャスティングは、
矢口組出演の常連・中村祐子役の西田尚美をはじめ、

柄本明、近藤芳正、田中要次、菅原大吉ら。

そして初出演ながら個性的な面々…
中村清一役・光石研


飯田みき役・優香


田辺厳役・マキタスポーツ





そしてクライマックスの壮大な祭りのシーン!
「世界一巨大で、危険な奇祭」をCGを使用せず、実写でリアルに撮影!!







伝統を継承していく大変さを林業(苗を植える→育てる→伐採)で知る。

農業とは違う、100年単位の生命(植林)連鎖!
台詞のひとつひとつに重みがあり、笑いもある!
それは生殖の本能とエロス!!(笑)
感動して…涙、笑って…涙!!

矢口監督の
青春エンタテインメント超大作!
決して「林業推奨映画」でもなく、「お仕事紹介映画」でもない。

大爆笑の人間模様…
神去村で暮らす人々の喜びや悲しみや嫉妬や喧嘩や互いへの理解と信頼…
まさに人間(ヒューマン)ドラマです!!







少年よ、大木(大志)を抱け!!



生きてく強さ

2014年03月24日 | 映画・音楽・本
出会いと別れ・・・
卒業式シーズンです。


BELOVED GLAY



もうどれくらい歩いてきたのか?
  街角に夏を飾る向日葵
面倒な恋を投げ出した過去
  思い出すたびに切なさ募る

忙しい毎日に溺れて素直になれぬ中で
  忘れてた大切な何かに優しい灯がともる

やがて来る それぞれの交差点を迷いの中 立ち止まるけど
  それでも 人はまた歩き出す
巡り合う恋心 どんな時も自分らしく生きてゆくのに
  あなたがそばにいてくれたら

AH 夢から覚めた これからもあなたを愛してる

単純な心のやりとりを 失くした時代の中で
  3度目の季節は泡沫の恋を愛だと呼んだ

いつの日も さりげない暮らしの中 育んだ愛の木立
  微笑みも涙も受けとめて
遠ざかる 懐かしき友の声を胸に抱いて想いを寄せた
  いくつかの出会い・・・ いくつかの別れ・・・
  くり返す日々は 続いてゆく

やがて来る それぞれの交差点を迷いの中 立ち止まるけど
  それでも 人はまた歩き出す
巡り合う恋心 どんな時も自分らしく生きてゆくのに
  あなたがそばにいてくれたら

AH 夢から覚めた これからもあなたを愛してる
   夢から覚めた 今以上 あなたを愛してる




生きてく強さ(GLAY EXPO '99 より) 




矢口史靖監督最新作「WOOD JOB!~神去なあなあ日常~」

2014年02月01日 | 映画・音楽・本
5月10日(土)全国公開!

矢口史靖監督最新作、
映画『WOOD JOB!~神去なあなあ日常~


『ウォーターボーイズ』や『ロボジー』など、これまでユニークなテーマに目をつけ、日本中に笑いと感動を届けてきた矢口史靖監督が次に選んだテーマは、なんと≪林業≫!!

シリーズ累計発行部数33万部を超える、三浦しをんのベストセラー小説「神去なあなあ日常」を原作に、監督が丹念な取材の成果を加味して脚本を起こし、矢口ワールド全開!

誰も見たことの無い“青春林業エンタテインメント”がここに誕生!



・「ウォーターボーイズ」(2001年作品)・・・公式H.P.の掲示板にチョイチョイ投稿してました!(笑)
・「スウィングガールズ」(2004年作品)・・・公式H.P.の掲示板に“浅草ボーイ”で投稿!(笑)
・「ハッピーフライト」(2008年作品)・・・当ブログでも紹介
・「ロボジー」(2012年作品)・・・当ブログでロケ地も紹介

さて、今回の最新作『WOOD JOB(ウッジョブ)!~神去なあなあ日常~』、
製作が今までの「アルタミラピクチャーズ」から離れて、「フジテレビ」から「TBS」に!
そして今までは矢口監督オリジナル作品だったのが「原作:三浦しをん」の映像化!

どこまで期待できるか?矢口ワールド?

『WOOD JOB!~神去なあなあ日常~』特報



染谷将太 長澤まさみ 伊藤英明
優香 西田尚美 マキタスポーツ 有福正志 近藤芳正 光石研 柄本明
主題歌:「Happiest Fool」マイア・ヒラサワ

真凛オフィシャルブログ → http://ameblo.jp/marin0109/entry-11732930725.html

服部義夫(RKB毎日放送)アナウンサーブログ → http://rkb.jp/announcers/archives/4051/



『スポーツ 体罰 東京オリンピック』玉木正之

2014年01月25日 | 映画・音楽・本
サッカーJリーグが発足して20年が過ぎた。

もし「Jリーグ」がなかったら・・・
「野球」と「大相撲」だけがプロ・スポーツだった日本。
スポーツを伝えるのはテレビ、ラジオ、新聞・・・
それを伝えるのは元・有名選手かその社員だった。
「スポーツライター」と名乗っていたのは、玉木正之さんか二宮清純さん、亡き山際淳司さんぐらいだっただろう。
「サッカー、Jリーグ」人気がなければ、今の多くのスポーツライターの存在はないだろう。

その玉木正之さんの著書。


昨年末に参加したセミナーも含め、玉木さんの講演は過去何度か参加した。
その最新刊本、お正月に一気読み。



「スポーツとは何か?」と本書では常に問いかけられる。

また、
・サッカーは、なぜボールを手で扱ってはいけないのか? なぜ足しか使えないのか?

・なぜ“サッカー”と呼ぶのか? また“フットボール”とはどう違うのか?

・ラグビーは、なぜボールを前へパスしてはいけないのか?

・サッカーの“ゴール”のことを、ラグビーではなぜ“トライ”というのか?

・バスケットボールでは、なぜボールを持って3歩以上歩んではいけないのか?

・テニスでは、時速200㎞を越す強烈な最初の一打を、なぜ“サービス”と呼ぶのか?

・そもそもテニスという球技は、なぜテニスと呼ばれるのか?

・陸上競技のトラックでは(野球のランナーも)なぜ左回り(反時計回り)に走るのか?

・競馬に右回りが多いのは、なぜか?

・野球の左投手は、なぜ“サウスポー”(南の手のひら)と呼ばれるのか?

これらの疑問の回答はクイズ番組のトリヴィアであり、実は人間が長い歴史の中でつくりあげ、整えあげた、人間ならではの文化の足跡が刻み込まれている。
そんな人間の文化としての「スポーツの歴史」を知らないまま、サッカーの日本代表がブラジルに負けた・・・とか、惜しくもイタリアに勝てなかった・・・などと騒ぐだけではつまらない!
いや、そうして騒ぐだけでも十分に面白いのは、スポーツの背景には人間の長い長い文化の歴史が存在しているからだろう。
(上記の問いに対する回答は、すべて本書で答えてあります。)


次に「体罰」の問題。
日本の体育教育では、スポーツの本質――「スポーツとは何か?」ということは、いっさい教わらない。
また個々のスポーツ競技の「本質」――たとえば“バスケットボール”や“柔道”という競技は、なぜ、いつ、どのようにして誕生し、発展してきたか、といったことを学ぶことはない。
ただ単に“バスケットボール”や“柔道”のルールを(体で?)覚えさせられ、試合での勝利を目指して戦術や技術を叩き込められる。
そして、体力に恵まれ、技術や戦術で“上位”に立った者が、選手を引退してから“指導者”となる、というのが圧倒的に多数派だろう。
その繰り返しのなかで「体罰」という名の暴力によって“鍛えられた者”は、自分が指導者になると、同じように自分が受けた暴力を繰り返す。
さらに外部からの圧力などから“勝利至上主義”のうえにその暴力はエスカレートしていく。


2度目の「東京オリンピック・パラリンピック」まであと6年!!
(正確には3度目。1回目の1940年昭和15年は戦争の為、開催を辞退している。冬季は除く)
前回(1964年)の東京オリンピックでは、富国強兵的で体育会系な日本選手の参加開催でした。
来る2020年の東京オリンピックでは、身障者スポーツをはじめ日本国民誰もがスポーツを楽しみ参画する大会になることでしょう!


スポーツを正しく理解して、心からスポーツを楽しみ、興奮し、充実感を味わいましょう!!


昨日(1月24日)、
JOC日本オリンピック委員会と東京都は、
一般財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会を設立。




昨年9月8日早朝、決定の瞬間!



映画「かぐや姫の物語」

2014年01月22日 | 映画・音楽・本


知人がtwitterで非常に理屈っぽい映画で“かぐや姫の罪と罰”がわかりにくい云々・・・
と感想をつぶやいていた事と、
予告映像で見てた、水彩画のようなタッチの画力は大きなスクリーン(映画館)で見なくてはと映画館へ!

映画上映前、期待度のハードルは最高に高まっていましたが、映画開始の冒頭「製作・氏家齊一郎」が出た瞬間、私の期待感はリセットされました(笑)

おかげで、本編ではフラットな気持ちで作品を楽しめました!


物語は、日本むかし話でお馴染みの「竹取物語」・・・。

竹から生まれた“タケの子”(声・朝倉あき)は竹取りの翁(声・地井武男)と媼(声・宮本信子)のもと大自然の山中で春夏秋冬と天真爛漫にどんどん成長していきます。
そんなある日、別の竹から翁は大量な“金”を得て、都へと引っ越すことに・・・。

都では“かぐや姫”と名づけられ、姫様としての英才教育がはじまります。
しかし、かぐや姫はだんだんと笑顔も元気も無くなってきます。
贈り物の小鳥をカゴから逃がしたり、屋敷に迷い込んだバッタを外に逃がしたり・・・と。
まるで『アルプスの少女ハイジ』のようです。


そして・・・、
8月の十五夜の日、かぐや姫は全ての記憶を失い、月へと“還って”行く・・・。



印象的な映像表現と耳に残るわらべ唄・・・。
本当の“幸せ”って何なのだろう・・・?(涙)


おそらく見る人によって感じ方(感想)は様々だと思う。
映画館の帰りに「パンフレット」を購入。
パンフを読んで、この企画製作、解釈のヒントが少し分かったような・・・。
そして映画のキャッチコピーがはじめて『姫の犯した罪と罰』であったことも(笑)

  




映画「ゼロ・グラビティ」

2014年01月08日 | 映画・音楽・本
新春、初の映画鑑賞は「ゼロ・グラビティ」。
実は先日「永遠の0」3回目を見て、再び涙してしまった!


原題の「グラビティ」(gravity)を訳すると「重力」。
「ゼロ・グラビティ」(zero gravity)とは「無重力」を意味する。

邦題にはどちらも「0 ゼロ」。
昔、日本のお正月映画は「寅(トラ)さん」と「トラック野郎」があったように・・・(笑)。

そしてテーマは、どちらも「生きろ!」。
アメリカ版「生きろ!」と日本版の「生きろ!」です。



音もない、気圧もない、酸素もない、宇宙空間。
宇宙ステーション外で、作業をしていた新人エンジニアのライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)とベテラン宇宙飛行士マット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)。
なんと登場する人物はほぼこの2人。

すると地球から「作業中止!」の命令。
近くで破壊された人工衛星の破片が2人のもとに猛烈な勢いで迫っている。
彼らが乗るスペースシャトルも大破するという想定外の事故が発生し、2人は一本のロープでつながれたまま漆黒の無重力空間へと放り出される。

彼らは無事に地球へと“生還”するのだろうか・・・。



「IMAX 3D」シアターで見てきました!

まさに『映像革命』。
宇宙空間をリアルに映像表現してました!
(宇宙に行ったこともないのに・・・笑)


グラビティ(gravity)重力を感じてみてください!






『永遠の0』百田尚樹

2013年12月26日 | 映画・音楽・本
見てから読むか? 読んでから見るか?



映画(上映時間2時間24分)、あっという間の展開!
原作本(文庫 575ページ)、2日間(寝不足)で読了!

私は、映画を見てから本読みました!(笑)
そしてもう一度、映画を見たくなりました!
(↓今回のブログ記事は、これから映画を見る方も本を読む方もどうぞ)



はじめに、
今更、日本の戦争責任を問おうとは言いませんが・・・
日本人は起きてしまった事件・出来事には陳謝はするが、検証はしない。

「起きてしまったコトをとやかく言うのは嫌」な国民性なんだろうと思います。
しかし、検証がなくて反省は不可能ではないでしょうか?

スポーツの試合も同じ。
負けてしまった試合で、果たして敗戦の原因、検証、調査はしているのでしょうか?
まわりの人々が戦犯探し(原因の検証)するのでは無く、その団体・チーム内での検証調査!!


「過ぎてしまったことをとやかく言うな!」
日本人はまた、熱しやすくて冷めやすい。国民性なんだろう。



さて、本の感想・・・
映画では描かれてない「ガダルカナル」と「ヌード写真」。

陸上での戦死者:約5千人
餓死者:約1万5千人
沈没した艦艇:24隻
航空機:839機
戦死した搭乗員:2,362人

この戦いで海軍が誇る“熟練”パイロットのほとんどが失われて、日本の戦況は悪化する。
最後にはカミカゼ・アタック(神風特別攻撃・特攻)しか方法が無くなった。
それは操縦、操作が未熟な若い学徒兵を動員すること。

昭和18年10月、明治神宮外苑競技場で出陣学徒壮行会・・・。


そして、
原作本では、はっきりと書かれた「エピローグ」。

読んで、悲しくて涙するのではなく、腹立だしくなった!
安全な場所にいて、命令だけしていた日本のトップ達に!!




今、
アメリカと戦争をした事すら知らない若者がいる。
大勢の若者が歩いている渋谷や原宿や六本木に雨のような焼夷弾や爆弾が降りそそぎ、死体の山が築かれ、東京が焼け野原になった事を知らない。

平和な時代が続いてる日本・・・。




クリスマス・イブの日に届きました!

神奈川・藤沢市に住む明治大学OBから手書きの“野球応援観戦記”と写真。

「80をすぎて、いろいろなことを教わります。
今季最後の飲み会、父母会の方々、明治大好きの方々と会う幸せでした」と・・・メッセージ。

佐藤さん
先人たちから教わらなくてはならないのは、私たち若者の方です。




愛の歌が途絶えるように
心の灯りが消えたの
たった一度の人生を捧げて
さらば友よ 永遠に眠れ

青空は悲しい空
揺れる木漏れ日がせつなくて
夏が来るたびあの日と同じ
風が通り過ぎて行ったよ

涙見せぬように
笑顔でサヨナラを
また逢うと約束をしたね

何のために己を断って
魂だけが帰り来るの?
闇に飛び交う蛍に連れられ
君が居た気がする

生まれ変われたなら
また恋もするでしょう
抱き合い命燃やすように

涙見せぬように
笑顔でサヨナラを
夢溢る世の中であれと
祈り

「蛍」 桑田圭祐(映画「永遠の0」主題歌)



映画「永遠の0」

2013年12月24日 | 映画・音楽・本
12月21日の公開初日に鑑賞!


明治大学応援団「定期演奏会&紫紺の集い」の前に
いつもの神宮応援仲間4人(50歳over?)揃って鑑賞会!!

本当は「M」列に座りたかった・・・(笑)


【あらすじ】

戦争から60年となる2004年。
何度も司法試験に落ちて進路に迷う佐伯健太郎(三浦春馬)は祖母の葬儀の日に、驚きの真実を知る。

それは、自分が今まで祖父・健一郎(夏八木勲)と思っていた人物とは血のつながりがなく、実の祖父は別にいるという話を聞く。

祖父の名は宮部久蔵(岡田准一)。

その祖父・宮部は太平洋戦争真珠湾攻撃以来の歴戦の零戦パイロットだったが、終戦直前に神風特攻隊(敵陣に体当たりで自爆攻撃)で死んだ。

健太郎は宮部を知るためにかつての戦友を訪ね歩くが“海軍一の臆病者”という酷評を聞く。

宮部は零戦パイロットとして天才的な技術を持ちながら「生還」に執着したという。

「家族のもとに必ず帰る」という妻・松乃(井上真央)と娘・清子との約束を守るためだ。

そんな男がなぜ特攻(自分から死ぬこと)を選んだのか?

封印されていた事実が明らかになっていく・・・。



【ネタバレ!注意!】
これから鑑賞の方は、読まないでください!













【ネタバレ!注意!】
 ↓  ↓  ↓









宮部久蔵の戦友・井崎(濱田岳/橋爪功)の回想シーンはハンカチ用意→涙線崩壊!(涙)



その後、じわじわとテンポ良く物語りは進み・・・




「えっ?お爺ちゃんが入れ替わり??」

でもその昔、横溝正史の金田一耕助ミステリーシリーズも
戦争の混乱の中、よくある話・・・。

しかし、宮部の妻・松乃役の明大卒・井上真央ちゃんの最後のセリフで再び号泣!!


そしてエンディング。。。
再び、映画冒頭のシーンに戻り・・・『永遠の0』。




左・映画パンフ         右・原作文庫本、累計380万部のベストセラー!



翌日(12月22日)は母方の祖父の三回忌法要。
こんな私も、今の存在があるのは御霊のお陰・・・。合掌!