花の詩山の詩

花の詩(うた)山の詩(うた)へようこそ
このブログは「花と山とを友として」の続編です

宝篋山・小田城コースの新しいルート

2014年01月14日 10時21分58秒 | アウトドアー

赤線で表示した部分が新しいルートです。
小田城コースは、従来居酒屋ほたるさんの好意で、黒塀の中の
送電線の鉄塔の周りが登山者用の臨時駐車場でした。
現在は、その「ほたる」さんの駐車場と右隣の空き地も臨時駐車場と
して利用できるようになっています。

新しいルートは、「ほたる」さんの左側の道を登山口に向かうルートと
なっています。
今年最初に小田城コースを歩いて下山してきたおり、地元の方が近寄ってきて
教えてくださいました。
昨日書いた標石の写真に撮るため、何度か利用しましたが、そのたびに
草刈りや落ち葉かきをされて、だんだん歩きやすくなっています。

昨日も下山してきたら、登山口でその方にお会いしました。
「落ち葉かきされて綺麗になってますね」と言ったら「私がやったんですよ
篠竹の刈ったあとが歩きにくいので、やりました。」とほほえんでました。
「ありがとうこざいます。ただ人家の脇を通るので気になるのですが」と
言ったら「いやここは昔から地元の人が使っていた公道だから、大丈夫です」
と言われましたので、このブログで紹介することにしました。

下山の時、下ってくると舗装された人家の庭に入りそうになりますが
くれぐれも庭に入らないようにお願いします。

後で時間ができたら、案内用の写真も載せる予定です。

上に掲載した案内図は写真ですが、このブログに掲載する地図は

「 この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)
数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図25000(地名・公共施設)
数値地図50mメッシュ(標高) 及び数値地図10mメッシュ(火山標高) を使用した。
(承認番号 平22業使、第446号) 」


宝篋山・小田城コースの謎の標石

2014年01月13日 20時00分26秒 | アウトドアー

これは宝篋山の小田城コースのGPS軌跡図である。


こちらは軌跡を入れる前の地図で、画面中央やや下側に
304メートルの標高点が記載されている。

この標高点のある場所は、小田城コースのなかで
大峰平展望所を経由するコースに有る。

ところで、大峰平展望所の標高300メートル付近には、三角点と
読める標石が立っているのを見つけた。

どう見ても「さんかくてん」と読めると思う。まあ「てん」と言う字が
旧字体と思えるが、どうでしょうか


こちらは、その裏面で非常に判りづらいが、どうも「山」と言う字が
書いてあるように見える。

但し地図には三角点の表記は無い。
国土地理院の地図にも三角点の表記が無かった。
有るのは、その場所より標高の高い304メートルの標高点だけである。


これは最初の軌跡図の中の大峰平周辺を拡大したもので
三角点のポイントと標高点のポイントが離れていることが
判ると思う。

お断りしておくが、304メートルのポイントは、この辺が一番
高そうだなと思ってポイントした地点が、たまたま地図の標高点と
重なったもので、偶然である。
だから正確に位置情報が合っているとは言えない事をお断りしておく

問題は、三角点と読める標石が、何なのか判らない事である。
どなたかご存じの方がいないだろうか。


三角点や標高点の詳しい解説は、国土地理院の子供のページに有る
詳しい解説は、各記号をクリックすると表示される

参考のために測量士補試験の重要事項という「地形図の読図」という
PDF文書もネット上に有ったのでお知らせします>

 軌跡図の中で、往路と復路の軌跡が
重ならず二重になっている部分があるが、これはGPSの誤差によるものです。
出発する時点では、誤差は2メートルでしたが、樹林帯などを歩くと
電波の受信状態が悪くなって、GPSの誤差も大きくなりますので、このような
結果になってしまいました。
但し、大峰平展望所付近は、迂回コースなので、元々の硯石や七曲とは
離れています。上と下に「大峰平分岐」と表示された部分で合流します

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宝篋山で語源の判らない地名が「おみざらし」ですね。
以前は、水場とか言われていましたが、現在は飲める状態では有りませんね
ずいぶん前に登った頃は、茅葺きのような屋根がかかった池が有りました
現在は、それも朽ち果てて、ちょろちょろ流れる湧き水がありますが、トブの
ような状態になっています。
しかも上の方にバイオトイレが設置されているので、言わずもがなですね。
最初は、御身さらしがなまったもので、みそぎの場所かなと思いましたが
確かなものが何もありませんね。

それから、小田城コースの前山分岐の先に、堂平という地名が有りますが
以前は、ここに「昔ここにお堂が有って平坦な場所だったので堂平と呼ぶように
なった
」と説明書きが有った記憶があります。確か観音堂跡と聞いたような
気もしますが、確かでは有りません。
土地の言葉で「どんでぃら」と言っていたとか。
数百メートルに渡って平坦な尾根道が続く静かな場所で、私のお気に入りです。

昨日、ここを歩いていたら、ケースに入れた猟銃を担いで猟師さんが下山して
来ました。
「イノシシですか」と聞いたら「アハハ、ダメだったよ」と笑ってました。
せっかく捕っても、汚染で食用にはならないので、猟師さんも大変です。
「ご苦労様です。」と声をかけて分かれました。



霞ヶ浦から富士の夕景

2014年01月10日 19時09分58秒 | アウトドアー

霞ヶ浦の堤防から富士山の夕景
落日が富士山の左肩に沈んで行く。

私の計算では、真後ろに沈むのは13日の予定なのだが、天気と気象に
左右されるので、今日は西の強風が吹いているので、富士山が見える
かもしれないと思って出かけたら、予想が当たって富士山に沈む夕日を
見ることができた。

予定日より早いので、富士山の左肩に沈んでいった。
13日前後は、もっと右に寄って、真後ろに沈むと思われる


ズームして300ミリで撮ると、雲なのか雪なのか、強風に
あおられて雪煙を上げているようにも見えた。


通りかかった二人の女性が、今日は富士山が見えて良かったですね、頑張ってください
と励ましの声をかけてくれた。
聞くと前日に来た人が明日あたり真後ろに沈むかもと言ったという。
それで、私の計算では13日に真後ろに沈むようですと伝えた。


私の後ろに車を止めたカメラマン氏は、6日にも来て富士山が良く
見えたという。
言い写真撮れましたかと言うので、いや私は遊びなのでというと
笑っていた。


日没から1時間は待つのが普通だが、家内を迎えに行く予定があるので
後ろ髪引かれつつ霞ヶ浦を後にした。
それにしても寒い一日で、震え上がってしまった。

追記、わあ大失敗、真後ろに沈むのは12日でした
間違って教えちゃったよ。
12月6日のブログで公表していたのに、本人が間違えてしまったよ。
堤防でお会いした方々、ごめんなさい(汗)


山番組のお知らせ

2014年01月09日 22時09分31秒 | 日記

中里のため池・那珂市


那珂市親水公園の曲がり屋・古民家を移築したもの

静養中につき、山番組のお知らせです。

日本の名峰・絶景探訪 2時間特別企画

BS・TBS 1月11日土曜日 よる 9:00~10:54

奥秩父 甲武信ヶ岳の山小屋の冬支度に、俳優の長井大が密着!
甲州・武州・信州の3国にまたがる名峰の絶景を堪能します。


同じBS・TBSで1月12日日曜日には、よる7:00~8:54

日曜特集「奇跡の絶景 霊峰富士」が放送されます。

日本人がおそれ敬い、心のふるさととしてきた山、富士山。
霊峰と呼ばれる富士山の魅力を見て知るスペシャル番組です

(番組紹介文はBS・TBSの宣伝文から引用)

  
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鹿島アントラーズの大迫がドイツの2部の倶楽部に移籍したので
最初は何でと思ったけれど、彼の少しでも成長したいという決意を
知って、納得した。
彼が得点して、1部に昇格できたらこれは凄いよね。頑張れ!!

それに比べて川崎の集団強姦犯とその友人達の馬鹿さ加減にはあきれる
携帯のGPSの位置情報から場所を特定されて捕まったのはまさに自業自得
と言うべきか。
昨年から頻発していたバカッターにも通じる行為というべきかな。



今年の目標は尾瀬と東北の山

2014年01月06日 19時03分05秒 | 日記

朝焼け

70歳を過ぎると、ガックリと体力が落ちると言われていたが
まさにその通りで、山登りもかなり厳しくなってきた。

そこで今年は山行の回数を減らして、尾瀬や日光の山と、東北の
山に重点を置いて歩こうと思っている。

私は尾瀬保護財団の友の会にも入っているので、尾瀬の花はもっと知りたいし
撮影もしたい。
特に至仏山はもうすぐルートが変更になるので、その前に見ておきたい
花が有るのだ。

尾瀬には歩いていないルートがまだたくさんある。
それらを歩くのが夢だ。

最近、山に行くときに聞いている歌は、中島みゆきさんの「ファイト」である
この歌が好きなのは歌詞が秀逸な事である。

苦しい社会を必死に生きている人を、川をさかのぼってゆく魚にたとえている
歌詞が良い。
いっそ流されてしまえば楽なのに、鱗がはがれそうになってもさかのぼってゆく
魚たちを励ます歌であると同時に、魚にたとえた人間を励ます歌でもあるからだ。

~ファイト!闘う君の唄を 闘わない奴等が笑うだろう~

これ以上は著作権に違反するので引用を控えるが、楽曲は有料サイトから
正式にダウンロードできる。

ところで、この「ファイト」には色々面白い逸話が有るので紹介しましょう
まずはファイトの本当の意味は何なのか
こちらのサイトをご覧ください

あるチャリティコンサートで、吉田拓郎がファイトを歌ったら、知らない
観客が吉田拓郎のオリジナルと勘違いしたというほど吉田拓郎に合っていた
という話である。
そんなわけで、吉田拓郎の「ファイト」も一緒に購入して聞いている。
中島みゆきと吉田拓郎のエピソードについてはこちらをご覧ください。

但し、真実かどうかは保証しませんが、良い話である。



NHKの再放送で僧の忍性の仏像を彫る仏師

2014年01月05日 12時43分28秒 | 日記

早朝の宝篋山上空の雲


宝篋山から日の出前の筑波山を眺める


夜明け直後の筑波山


早朝の宝篋山から北条大池と体育館、後ろは北条の町
大池の右に平沢官衙遺跡が見える、右下の白い建物は山口小学校


風邪をひいてくしゃみと鼻水が止まらず、外に出かけられないので
何気なくNHKの番組を見ていたら、宝篋山の極楽寺と縁の深い僧忍性
の仏像を彫る仏師が出てきたので、思わず見入ってしまいました。
番組は再放送でしたが、「堂本剛のココロ見」と言う番組で、ふるさとは何かが
テーマでした。

前篇で出てきた「桜守」の佐野さんも全国の消滅しそうな桜を集めて
育てている話とか、なかなか見ごたえのある番組でしたね。

番組で出てきた仏師「吉永快聞」さんのページはこちらです
なぜ忍性の仏像を彫っているのか、番組では取り上げられませんでしたが
小田城の小田氏の祈願で奈良の西大寺から東下してきたという僧忍性は
極楽寺を布教活動の拠点にしていたと言いますから、宝篋山とは縁の深い
僧ですよね。
誰が依頼したのか気になるところですね。



光の矢あふれて

2014年01月04日 15時11分14秒 | 日記

6時46分


6時47分


6時48分


6時52分


6時52分 広角に引いて


6時54分 日の出始まり



当分の間、家内を送り迎えしなければならず、遠くの山にはなかなか行けない
暗い内に起き出して、出勤前までに帰るという弾丸撮影を敢行した。
本来臆病な私は、暗い山道は歩きたくないのだが、背に腹は代えられない。

LEDライトの光芒の中に、風で揺れたススキが幽霊のように見えてギョッとする
背筋が凍り付く瞬間だ。

昔読んだ地方の民話に、年頃の娘が暗い山道を、恋しい男に会いたさに、何里も
歩いていく話があった。
電気のない時代の話で、山は真の闇である。
狼だっている物騒な山道を、ただ会いたい一心で歩いたので有ろう。
家を出るとき手に持って出た餅米が、必死に握りしめていたため、着く頃には
餅になっていたという話である。

ふとその話を思い出して、苦笑した。
乙女だって夜道を歩くのに、男の爺が何を今更。

山頂に着くと、遙かに東京まで続く夜景がきらめいていた。
東の空が白み始めると、夜景は光を失い、白い霞が覆い隠していく。
黒いカーテンのように連なる雲が、霞ヶ浦の奥に山並みを作っていた。

やがてその頂の一点から光が矢のように四方に走り、空の雲を
染め上げていった。

雪山はどこも見えなかったが、荘厳な光のドラマに私は満足だった







筑波山の上空に気球

2014年01月03日 13時52分25秒 | 日記

筑波山上空を飛ぶ気球、1月3日午前8時17分頃不動峠から撮影


不動峠の四阿から落日を見る、午後4時35分
三脚のクイックシューを落として3時過ぎに筑波山に探しに行ったら
麓のまんじゅうや屋さんの前から大渋滞、こりゃーダメだとばかり
脇道に抜けて、不動峠から登った。
運良く、奇跡的にクイックシューを見つけて、不動峠まで戻ったら
真っ赤な太陽が雲に沈もうとしている。
峠の四阿に駆け上がって、キャノンのG9で撮影した。

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昨日は、娘夫婦が新年のあいさつに来た。
小学二年の孫娘もつれてきたので、朝から忙しかった。
挙句の果ては、「ほっぺちゃん」とかいうキャラクターグッツが
欲しいというので、イオンモールに買い物に行った。

あの駄々広い駐車場がぎっしりと車で埋まっていた。
なんでも「ほっぺちゃん」を扱っている店は、茨城ではここだけと
いう「サン宝石」とかいう店に行ったら、まるでバーゲンセールの
売り場のような混雑で、私は店の前の手すりに寄りかかって娘と
孫娘の買い物を眺めていた。

1時間以上も待たされて、もううんざりであった。
豊かな物資に恵まれた現代っ子たち、この子たちが親になるころの
社会は、どんな社会になっているのだろうか。

どんなに豊かになっても、欲望に限りはないという。
手に入れて幸せに浸れるのはほんの一瞬だという。
考えてみれば、哀れである。


宝篋山から見える山、尾瀬の田代山と帝釈山、望遠ズーム300ミリ

宝篋山の展望図、レンズ300ミリの設定でカシバードで描いた

上の写真の右下の手前に見える黒い影は、筑波山の裾野である。








初日の出に飛翔

2014年01月01日 08時45分38秒 | アウトドアー

霞ヶ浦歩崎の初日の出に飛ぶ水鳥・2014年1月1日6時54分


飛翔・(トリミングによる拡大写真)

時間をさかのぼって、日の出の瞬間から

6時49分飛んでいる二羽の鳥の左側の奥にかすかに顔を出した瞬間


20秒後


6時50分


6時51分57秒


6時53分


6時53分59秒


本当は宝篋山に登って、初日の出を見る計画だった
だが、昨夜は紅白歌合戦を見たりして遅くなり、目が覚めたら5時近い
たぶん駐車場は混んでいるだろうし、登るのに1時間以上かかるから
日の出に間に合わないかも。
急遽予定変更して、かすみがうら市の歩崎に行くことにした。

西大通りを走ると、筑波山の山頂に明かりが煌々とともっている
125号線をまっすぐ走り、6号線を超えて土浦市内の陸橋を渡り
若松町の交差点を直進すれば354号線に入る。

そのまま道なりに霞ヶ浦大橋を目指して走り、かすみがうら市に入り
左にコメリの店がある信号機のある交差点が見えたら要注意だ。
もう一つ先の信号が「歩崎公園」に曲がる目印だからである。

但しその信号機のある交差点が右折場所ではなく、その交差点から
10メートルほど先の右折ラインで曲がらなければならないからだ。
ここさえ間違わなければ、後は道なりで歩崎公園に行ける。

歩崎公園には、大駐車場も有るし、トイレも完備している。
昼間は物産店も開いているし、お隣には水族館もある。

歩崎公園に着いたら、すでに車が沢山止まっていた。
三脚にカメラをセットして霞ヶ浦の堤防に行くと、大勢の人が
日の出を待っていた。

堤防でお隣のカメラマン氏から話しかけられた。
何でも風景写真が好きで、北アルプスでテント泊の縦走もした
と言う猛者である。
2年前に定年退職したというから、私よりも若い人である。
しかし縦走で足を痛めてすっかり歩けなくなりましたと嘆いている

そんな話をしながら日の出を待っていると、いつの間にやら堤防の
上は、黒山の人だかりであった。

くだんのカメラマン氏の話によると、筑波山の日の出時刻は6時45分頃
の予定だという。
元旦から寝坊するような軟弱者の私とは大違いである。
そこまで用意周到に調べて来ているのである。

日の出る頃になると、水鳥が群をなして飛んできた。

帰りに宝篋山に寄ろうかなと思ったが、霞で日光の山がまるで見えない
これでは寄っても無駄だなと思って、自宅に帰ってきた。

歩崎公園の詳しい案内は、かすみがうら市のサイトを
ご覧ください。

歩崎公園