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くりきんとんの言いたい放題

世の中の不平不満を綴ってみました。

もう一度レコードを聞きたい!奮闘記

2015年07月04日 | 音楽
 最近になってレコードが聞きたいという衝動にかられています。
理由は最近聞き始めたジャズのせいかもしれません。
それまではクラシックだけだったんですけどね。
よい音楽は良い音で!
再びオーディオの世界にようこそ!ですよ。

 オーディオといえば、若い頃(といっても遥か昔の40年ほどさかのぼります)には
どうしても手が出せない状況がありました。
つまり学生だったからなんですが、
それが叶ったのは就職して自立してから。
それでも学生のころは親に頼み込んで卓上ステレオなるもので我慢していました。
プレーヤーとスピーカーが一体になってるおもちゃのようなやつです。
なけなしの小遣いをはたいてはレコード買う日々でした。
初めて買ったレコードは何とベートベンの「運命」。
それを学校から帰っては毎日何度も聞いていた。

就職してやっとまともな機器が買えるようになって、意気揚々と向かったのが秋葉原。
当時から専門店街だったのですが、どこで購入していいものかまったくわからず、
適当に選んで飛び込みました。

最初の店で悩んだ挙げ句に選んだのがこれらの機器です。
プリメインアンプ TECHNICS SU-8200 62800円。
プレーヤー    DENON DP790 47000円。
スピーカー    CORAL CX-7 45000円(1台)。
チューナー    TRIO KT-5300 23000円位。
それらを入れるラック。
実際店内で試聴すると皆良く聞こえるもの。
事前に当たりをつけていたわけではなく、
その場の雰囲気で決めたのを覚えています。
でもプレーヤーだけはDENONと決めていました。
ちなみにその店とは当時は後藤ラジオといってました。

ランクとしては決して高いものではなかったが、当時の自分にはこれが精一杯でした。
これらの機器をぼろアパートにおいてけっこううるさく聞いていた。(さぞ周りは迷惑だったでしょう)

あれから40年ほど経ちますが、なんと今も手元に残っています。
ただし、使えるのはプレーヤーとチューナーのみ。(スピーカーは行方不明)
レコードを聞くためにはアンプとスピーカーが足りない。ということでヤフオクから購入。
スピーカーはONKYOのコンポ用(D-V3)。
アンプはDENONのこちらもコンポ用(UPA-F07)をゲット。
現在は昔のように大音量で聞ける状況ではないので、
まともに歪みなく音が出せれば十分なんです。

久々のオーディオは意外と初歩的なことを忘れていて我ながらびっくり。
一通り組んでとりあえずレコードを載せて回してみる。
ちょっとしたドキドキ感。

無事に音は出た。しばらく聞いてみる。
ある程度予想はしていたが・・・音が悪い。
というよりレコードのゴミが取りきれないのと音の歪みがひどい。
その他の機器に問題があるかと思って、PCの音源で試してみると決して悪くない。
ということはプレーヤー本体か針が劣化しているのかもしれない。
針も20年くらいは経っている。(audio-technica AT-10G)
一応クリーニングしてあるんですけどね。
ちなみにレコードは保存状態が悪くて、そのほとんどの紙ジャケがカビていて盤そのものも一部カビてました。
それでもどうしてもこれらを捨てがたくて、今まで取っておいたんですが、まあ仕方ないです。
今後はレコードのクリーニングと機器のメンテ、あと針の交換ですかね。

で、今回あらためて再開した感想なんですが、
レコードはそれで味があるのはわかるんですが、
十分に再生仕切れていないこともあり、
デジタル音源のノイズレスな音がほんとに聞きやすく感じた。
しかもメンテいらずときた。
普段聞く分には十分な音質なんだと実感しました。
アナログでさらに良い音を目指したらいったいどれくらいお金かかるんだろうか。
おそらく家族が許さないだろう。(はっきり言って妻ですが)

普段ヘッドホンまたはイヤホンだけで聞いている皆さんも、
たまにはスピーカーを通して聞くとその臨場感の違いなどを楽しめるのでは思います。





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