くらよし散歩道。

今日もなんだかいい日和♪
気になる場所へちょっとおでかけ。
倉吉(鳥取県)のお気に入りをいっぱい探して、伝えたい。

福の神にあえる街 Vol.3

2006年12月18日 09時55分29秒 | お出かけ
今日の天気は / 。最高気温7℃です。


福の神にあえる街 第3弾!

今日は豊田家住宅(久米郡倉吉驛)にある福の神をご紹介します。
ここは「福の神にあえる街」に取り組むあきない中心倉の拠点の場所。
そして、仏師3人の作品が勢揃いしています。


◆ほほえみ大黒 / 山本竜門 作
材はスギ。同じ木の片割れが「ようこそ恵比寿」で倉吉観光案内所にあります。


◆弁財天 / 仲倉裕朋 作(右)
 弁財天は学問と材福の神様。材はクスノキです。
◆三面大黒天 / 小谷和上 作(左)
 大黒天は豊穣の神様。材はキソヒノキです。


豊田家住宅では毎週土・日に「歴史講談」も開催されていますので、こちらもおすすめですよ。
ちなみに、今年の講談は12月23日(土)、24日(日)で最後になります。年明けは1月13日から開始です。

是非、お立ち寄りくださいね!


- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
山本竜門(やまもと りゅうもん)
倉吉生まれ。
少年の頃より木を切ったり彫ったりするのが好きだったこともあり、高三の時に新聞で滋賀県の彫刻工芸村を知り入門。「焼き杉彫刻」の修行を約10年した。その後、京都で仏師 松下明琳・宗琳門下でさらに修行を積む。
30年ほど前に帰郷。
現在は、工房と庵のある「集仏庵」でライフワークに励んでいる。
集仏庵には約1,000体の仏像があり、不動明王・慈母観音などの本格的なものから小さな木片に彫られた仏像まで様々。
木の特徴に合わせて仏像を彫り、自分のデザイン感覚を優先してアレンジしたものを得意とする。
集仏庵(しゅうぶつあん)
鳥取県倉吉市余戸谷町水道山
TEL 0858-22-8675
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
仲倉裕朋(なかくら ゆうほう)
倉吉生まれ。
少年の頃から仏像に興味があり、たまたま見た新聞で京都に行き松久師匠の元で修業。
15年ほど前に帰郷。
仏像を彫るときは下絵を描き粘土でミニチュアを作る。その後、一番大切な顔から彫っていく。仏像一体を彫り終わるまで他のものに目もくれず彫っていくのが仲倉流。
どの佛顔もあたたかみと慈しみがあり、繊細で美しい表情をしている。
鳥取県倉吉市大塚146-7
TEL 0858-26-0085
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
小谷和上(こだに わじょう)
倉吉生まれ。
19歳から彫刻を始め、富山にて4年間、欄間彫りの修行を積む。その後、京都の仏師 荒井啓運氏に師事し10年間、全国の神社仏閣の彫刻や仏像を手掛ける。
20年ほど前に帰郷。
「小技を極めていくよりも、荒削りだけど基礎がしっかりしていてインパクトがあるものを残したい」と、美しさより、見て飽きないものを追求している。
鳥取県倉吉市福山
TEL 0858-28-5858
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -



人気blogランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ
↑よろしければ、「人気blogランキング」「にほんブログランキング」への1日1クリックをお願いします。