kuratakepara

paragliding in Amakusa

琴平・五家原・雲仙・有家XC

2016-03-30 00:28:27 | 遠征

まさか琴平から雲仙を越えると思わなかった!

3月28日、久しぶり琴平岳に行こうと決めました。前の日天気予報を見ながら猿葉と米の山の間結構悩みましたが、日曜日の夜の最新

予報は西南西の風、強めになって、琴平がベストチョイスになった。他は非常に強いサーマルと2000mプラスの逆転層の予報で、琴平

からでもいいXC出れるかなと思ったが・・・

高度・地形海抜などを表すxcontestのグラフです。サイトは世界中のパイロットに使われていて、

日本人のパイロットも軌跡をアップロードしてみればどうでしょう。

琴平岳で30分ほどの粘り。やはりいいサーマルが大分手前から発生しました。

次のサーマルポイントは南ノ川内地区の726.7の三角点でした。これより先の分、高い山の森ばかり、下りるところが無いので、越えるため

高度が必要。三角点のピークには急な、風にも太陽にも当たれる西向きのスロープがあり、かけてここまで偏流した(失敗したら地区の段々

畑に下りれそう)。しばらく待ってから再び手前からいいサーマルが現れました。

アンテナが林立している五家原岳と後ろには多良岳などの美しい山々。2000mの雲低に上がったり、激しいシンクに負けたりしながら

しばらくこの辺で遊んだ。すると低くなって逃げるしかなかったです。

五家原のリーサイドから2100mまで上げ直し、干拓に出でまだまだ1600mが残っていた。

諫早湾のダムを望みながらフラットランドのサーマリング!回収車のHさんとMさんが真下に駐車場で待っていたが、ごめん!まだまだ

下りたくないんです!

南西と北西の風のコンバージェンスを発見し愛野と千々岩と通り過ぎながらまだまだ高い。

フライトの核心とピンチは久千部岳の西斜面。アプローチの時、雲仙の山塊を北か南から抜けるの微妙なオプションがあった。左(北)

のルートには追い風とサーマル雲もあったが、右(南)ルートは陽射と、ローカル的に南西のリッジ風もあった(愛野の風車は南西に向いて

いた)。なんとなく右が良さそうだったがやっぱり山の奥に入ると難しくて、下りるところが画像に写っている林道しか無し。汗をかきながら最初

のサーマルは強風にやられて、もっと奥に入ったら(汗)二番目のサーマルはクリア。北ルート行ったらどうなったかな。

平成新山を近く通って勿論フライトの一番素晴らしい景色でした。

雲仙のリーサイドで激しいシンクで沈みながら風下方面へ逃げていた。

唯一の山の丁度風下側、船の航跡みたいなコンバージェンスがあるはずので、探せば当たり!再び2000mまで。

それでアゲンストへ最高峰の平成新山まで戻り、雲仙岳制覇!

XCをマックスまで伸びたかったので、今回真南へ。所々に有ったサーマルを回しながら、雲仙岳の姿からどんどん離れていく。

日本でフラットランド・サーマリング!南島原市上空。

遠くの海岸に海水浴場を発見、しかし強風のアゲンストで届くかな。

優しいフラットランド!サーマルたっぷり。

ビーチで西風強風、ほとんどホバーリングしながらランディング。騒いでいた子供達に追いかけられて、「危ない」と避けんんでも効果なし!

前進スピード2-3㌔だけでもうどこも逃げれない。でも、結局無事にランディング。

後ろに天草の湯島。次回は天草まで?

サポート組みのHさんとMさん、5分以内到着。贅沢で帰り。本当に感謝します!