kuratakepara

paragliding in Amakusa

安全第一

2015-06-23 01:38:09 | 日記

月曜曇りの予報にかかわらず朝から雨。阿蘇から天草へ帰り途中天草第1橋を渡りながら面白いシーンが見えた。
2週間の大雨で飛岳の中腹の岩壁からデッカイ石が落ちてきた、砕石場の礫の塊の上にぐらつきしているのはもう
先週気付いた。石のサイズは下に駐車している大きなトラックと比べるとはっきり石のほうが大分大きい。


え?下にトラックが駐車している?実は今日はその真下に砕石場の職員何人か仕事中だった。真上の礫の塊は
段々になっているので、デカ石が落ちてくると段差に止まるかな。でも、同じ段差で職員が石が落ちてきているのが
恐らく気付かない。これは本当に仕事場の安全な状態?しかも、雨が降っている!


良く見るとこの微妙にバランスしている石の上に何個もの別の石がどうやら重力を逆らっている。お父さん石と
比べて小さく見えるけどこれも3-4メートルのものでしょう。

外国人の立場から見ると日本人の行動は本当に面白いです。旅行中など、安全を守るのは第一で、海外旅行なら
ほとんどの日本人は団体旅行以上の勇気が出ない。ゴルデンウィークの間、メディアのニュスを聞くと海か山の
レジャーアクシデントばっかりのレポート。関東などでパラグライダーが電線に引っかかったら九州でもニュース
にでる。「遊んでいる」時怪我したら駄目みたい。しかしこの仕事より、山登りかパラグライダーは本当に危険?
やはり仕事中なら日本人の態度が大分変わる。「安全第一」の看板が彼方此方張っているのに。Come on, Japanese
people!これは外国人に非常に分かりづらいことです。


大観峰でビッグフライト

2015-06-23 00:40:12 | 遠征

梅雨の中こんないいコンディションが珍しい。でも、朝大観峰に上がると曇り、風もない。浮かないと思いながら伐株
などに移動しようの気持ち。でも予報は伐株でコンバージェンスのせいで雲が発生過剰だったので、迷っていた。しかし、
1時半ごろ風が変わって、雲が流されて、陽射が出てきてすぐ飛んだ。しばらくショボイリッジ風でTOの前うろうろしていた
だけ、2時半ごろいいサーマルをヒット。


1600mまで上がると周りは典型的なコンバージェンスの雲。実は西・北西・東の三つの風がぶつかっていた。


Y次さん、T中さん、ブッチさん、N村さん、S藤さん、S原さんなどの九州北部代表フライヤーが皆高く上がった、
しばらく雲の上・側・間を飛んだりすごく楽しんだ。






東からの風が一番湿っていて、雲の発生は心配するぐらいだった。


実はレーダーと衛星画像をチェックすると伐株、久住などで雨が降っていた。コンバージェンスのパタンもはっきり
見えます。(午後5時ごろの気象庁のレーダーと衛星画像です。)


本塚の近くから北方面を見てコンバージェンスのラインがはっきりしています。


西側、色んなクラウドストリートが出来て、数機がそれをチャレンジするため西へ出た。私も兜を狙って先ず
北外輪山の上に雲があったからそちらへ。


菊池方面へクラウドストリートがあったので兜岩の左側を越えて菊池渓谷の方面へ飛んだ。そちらの深い森の上、
次の雲のリフトが弱く高度はもう1300m下がったのでUターン。外輪山に戻るともうかなり低く、大観峰に戻れるか
どうかと考えてでも、追い風で60キロのスピードか出たので、空気も微妙なリフトでL/Dが良かった。


外輪山の上空右側にあった兜岩の眺めが綺麗だった。結局結構下がったが盆地のど真ん中又サーマルを見つけて、
上げ直して、本塚のちょっと手前までアウトアンドリターン。


5時半ごろ東から雲が近づいて風が止みそうだったのでトップラン。しかし、6時半ごろまた入ったので、サンセット
まで景色を楽しみながら穏やかなリッジフライト。