歌が聞こえる。
遠い遠い思い出。
誰もいない夜。
雑踏はどこにでもある。
街中にも、煩雑とした私の部屋にも。
あなたの愛した私はどこへ消えてしまったの?
ごみごみした世の中の、どこかにあるの?
いいえ、違うわ。
私の心の奥深く。
ずっと、ずっと、奥深く。
お風呂は好きです。
水面に一滴二滴と広がる鮮血。
腕を洗面器に垂らして、私はいくわ。
一緒に探してくれませんか?
あなたの愛してくれた私を。
私の愛した空を。
今日の夜空は雨のち曇り。
折角雨が降っていたのに、止んでしまうなんて。
雨は好きだよ。
って、彼が言ったから。
私も。
って答えたの。
本当はありきたりな満月の月夜が好きだったのに。
思い出はあなたと見た雨空ばかり。
傘も差さずにうたれたね。
気持ち良いって、笑ったね。
漂う雫は広がり
そして、消えていく。
消えていく私の命。
見ているのが楽しくて、ずっと垂らし続けてた。
消えていく雫。
私の思い出まで持っていってしまうの?
あなたとの思い出まで
太陽みたいな湯船に浸かり、私は幸せ。
命に包まれて。
私は幸せ。
あなたはもういない。
だから、私もいなくなることにしたの。
さよなら私。
さよなら雨雲。
さよならあなた。
さよなら。さよなら。
歌が聞こえる。
遠い、遠い歌が。
一人分の声で、歌が聞こえる。
遠い遠い思い出。
誰もいない夜。
雑踏はどこにでもある。
街中にも、煩雑とした私の部屋にも。
あなたの愛した私はどこへ消えてしまったの?
ごみごみした世の中の、どこかにあるの?
いいえ、違うわ。
私の心の奥深く。
ずっと、ずっと、奥深く。
お風呂は好きです。
水面に一滴二滴と広がる鮮血。
腕を洗面器に垂らして、私はいくわ。
一緒に探してくれませんか?
あなたの愛してくれた私を。
私の愛した空を。
今日の夜空は雨のち曇り。
折角雨が降っていたのに、止んでしまうなんて。
雨は好きだよ。
って、彼が言ったから。
私も。
って答えたの。
本当はありきたりな満月の月夜が好きだったのに。
思い出はあなたと見た雨空ばかり。
傘も差さずにうたれたね。
気持ち良いって、笑ったね。
漂う雫は広がり
そして、消えていく。
消えていく私の命。
見ているのが楽しくて、ずっと垂らし続けてた。
消えていく雫。
私の思い出まで持っていってしまうの?
あなたとの思い出まで
太陽みたいな湯船に浸かり、私は幸せ。
命に包まれて。
私は幸せ。
あなたはもういない。
だから、私もいなくなることにしたの。
さよなら私。
さよなら雨雲。
さよならあなた。
さよなら。さよなら。
歌が聞こえる。
遠い、遠い歌が。
一人分の声で、歌が聞こえる。
これすんごいすきどうしよー
自分で書いたのに、不思議。