+-×÷餓鬼上等÷×-+

[2012年1月 更新]
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どっかんばっきんすっぽぽーーん

2011-07-22 06:42:01 | ますべ的書き物風落書き
おや、久しぶりですね。
今日は寝つきが悪いようですが、どうかしたんですか?

でたな、クソウサギ。
ちょっとイライラしてるだけだよ。

ふふふ、相変わらずメンタルの弱いお方ですね。

うるせぇよ、ほっとけ。

そして。今日はどんな「夢」をお望みですか?

見させる気ねーのに聞くんじゃねえ

あらら、私も信用されていませんねぇ。
でも、ま。それが正解なんですけど。ふふ。
それでは、いってらっしゃいませ。





――早くしろよ、お前の番だよ。

友達に言われて我に戻った。
あぁ、そうだ。麻雀していたんだ。

どうにも今日はうまくいかない。
これまでに1万円ちょっと負けてる。この局もいい流れではない。

どこら辺で終わりにしておくか。
そればっかり考えてる。


大学時代の友達と珍しく休日が被り、たまにはどうよ。という流れで遊ぶことになった。
相変わらず博才だけはある男だ、と少し羨ましく思う自分が情けない。


雀荘を出たときには既に日は落ちて暗くなっていた。
嫁待ってるから帰るわー、と友達とは別れた。

ぶらぶらと繁華街を歩く俺。
久しぶりの雑踏は歩きにくいが、どこか自由を感じさせた。

何をしようか。
自販機でコーヒーを買い、ベンチに座って行き交う人々を見ながら考える。
散歩か、映画か。
ぶらぶらと寂れた映画館まで歩いていくことにした。
なんの映画をやっているのかも、何時から上映するのかもしらないまま。

隣のコンビニで飲み物を買い、映画館に入る。
始まったばかりの映画が一つだけあったのでそれを見ることにする。

懐かしい映画だった。
学生の頃、恋人と始めてのデートでぎこちなく隣り合って見た映画。
出る頃には映画の内容など忘れていた。
昔の恋人を思い出すだけだったから。


だらだらとした帰り道。
そろそろ夏本番というにも関わらず、体に感じる涼しさは秋の入り口のものだった。

ふらりと、昔バイトしていた飲み屋に入ってみた。
店内は昔と変わらず、寂れたよくあるチェーン店だ。
すこしノスタルジーを感じながらビールを飲む。
バイトしてた時には泡が薄いって怒鳴られたっけ、と1人で苦笑いをする。

俺が泡薄いのが好きなんだから仕方ねーべなー。

と、誰も聞いていない独り言をぽつりつ呟いた。

町はすっかり暗くなり、帰宅の途につく人たちばかりに思えた。



店を出て家に帰る。
昔はよく自転車に乗って空見て帰ったっけ。
考えたら危ないよなー。

って、久しぶりに夜空を見る。

星は見えなかった。
月も、雲も。何も見えなかった。


空から人が降って来た。













やだ、これつまんない。

えー、でも人気って書いてあったんだけどなあー。

折角借りてきたDVDを一緒に見ていたのに彼女が勝手に消してしまった。
ディスクを取り出そうとしたら、そこには何もなかった。
不思議な、学生時代の思い出。


懐かしいな、もうあの頃には戻れないな。

泣きながら靴を揃え、柵を越える。



飛び降り自殺って途中で失神するって嘘じゃねーか!
人にぶつかr





いい夢は見れましたか?
おはようございます、今日も一日頑張ってきてくださいね。




俺は、ウサギが嫌いだ。

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