五行詩「薫風」詩人・田中薫の「鄙びた日記」

五行詩詩人・田中薫のいろは雑感を綴ります。「ひなびた・にっき」を綴ります。

寅さんだったら、どうしたかな。

2009年05月14日 19時54分10秒 | 雑感
アヤメです。
うちには、花菖蒲も咲いています。
とれがアヤメかカキツバタ、とか申しますが、
花菖蒲の花も含めると、
本当にどれが、どの花なのか、
見分けが付きにくいのです。
花の詳しい人は、すぐに解るのですが。。。
方向音痴ならぬ「花音痴」ですし、
「歌音痴」です。(笑)

昨日の話ですが、
父の薬を取りに掛り付けの病院へ行きました。
タクシーの乗務員・運転手さんが、
若いけれど、40代かな。
会社員だったけれど、リストラで、不景気で・・・と。
この仕事に就いたとのこと。
いろんな話をしたけれど、
本当に厳しい現実の社会。
自分は本当に幸せ者。

今日のニュースでは、11年連続で自殺者が、
30,000人を越えていると。
3040代の人が多いと。
この世の中、本当に話題の暗いことばかり。
「ガンバレ!」の意味込めて、
少しばかしの釣り銭でしたので、
就職のお祝いにと思って、
頑張って下さいね。
と。一声かけて降りました。

この場合、尊敬する寅さんだったら
財布をジャケットの内ポケットから取り出して、
「兄ちゃん。この世の中、辛いこと悲しいことばかりではないよ。
 真面目に働いていりゃあ、いいこともあるさ。
 頑張ってな。これ、ほんの就職の祝いよ。
 子供にケーキーでも買って食べさせてあげなよ」
と、なげなしのお金。クシャクシャの千円札を取り出して、
上げただろうな、と。

まだまだ、寅さんにはなれない自分でした。



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