goo blog サービス終了のお知らせ 

蕎麦屋になりたい脱サラ親爺のブログ

自宅を蕎麦屋に‼️
令和元年5月18日にオープンしました‼️
ご予約受付中‼

自宅改装⑯ ~テーブル部屋の壁紙~

2018年12月12日 | 日記

  壁紙を貼る作業が始まっています。
 お客様に寛いで食事をしていただくスペースは、基本的に明るくアットホームな雰囲気を醸し出したいので、奇をてらわず白を基調とした壁紙を選択しました。こうすることで部屋の雰囲気は照明でコントロールしやすくなると思われます。夜は電球色を少し落として居酒屋風にしたり、昼は障子越しの自然光を取り入れて明るい感じにするなど照明を有効に活用して光の演出をしたいと思います。
 そこでテーブル部屋の壁紙は「光の当たり具合で表情が変わる」ことを期待して、規則的な立体模様のデザインが施されたものを選びました。狙い通りになるかはわかりませんが!?

 

 壁の形状や面積に応じてカットされた壁紙が一枚一枚糊付け器で糊付けされます。 

 

 丁寧に貼り付けられていきます。 

  

 余分な部分がカットされて綺麗に仕上がっていきます。

 

 貼り終えた箇所です。

 

 見事な職人技です!!

  

 光の当たり具合でこんな感じに見えたりもします。

 

 その他の部屋(座卓部屋・蕎麦打ち場・廊下など)の壁紙もそれぞれに意匠を凝らしているのですが果たして狙い通りになるかどうか!?

 

 

 

 


自宅改装⑮ ~業務用厨房のステン貼り~

2018年12月11日 | 日記

  本日(12月11日)、業務用の厨房の壁の片側にステン板(厚さ:0.8㎜)を貼る工事が行われました。

  元々生活で使っていたシステムキッチンは撤去され(一部は二階キッチンで再利用)、壁には耐火ボードが貼られています。窓も耐火ボードで塞がれました。 

 ステンレスの板は、あらかじめ図った寸法に合わせて工場で加工されてくるので、現地ではそれを張り付ける作業のみとなります。

 ただし、下の写真のように電源コンセントの開口部の穴あけなど多少の加工作業はあります。


 

 ステン板の裏側に壁面に固定するための両面テープを貼り、シリコン樹脂を塗ります。

 

 両面テープの剥離紙を剥がし(なんと息の合っていること!!)

 

 壁に貼り付け固定させていきます。

 

 すべて貼り終えた状況です。真ん中上部は換気扇が付く部分で、ステン板は貼られていません。ここには換気扇と同時にフードが取り付けられ、外にはダクトが下向きに付けられることになっています。(工事は12月13日の予定)

 ステン貼りを行ったサイドには蕎麦茹釜やガスコンロなど熱源になる器具が設置されます。
 因みに厨房の床には「赤色」のPタイルを貼ります。完成が楽しみです!!

 (ステン板が青く見えるのは保護フィルムが貼ってあるからです)
 
 


自宅改装⑭ ~腰板が見事に出来上がり、階段下の扉が装着されました~

2018年12月07日 | 日記

  綺麗な腰板です。真新しい腰壁は白く本当に綺麗です。

  元からある腰板と比べても白いのが一目瞭然です。

 今は新しく白いですが、今後時間が経つにつれて色づいてきます。お客さんと一緒に変化を楽しんで行きたいと思います。

 階段下の扉は二階のクローゼットの扉を持ってきました。なかなかいい感じです!!

 これで木工事(大工工事)は概ね終了しました。

 

 今後は壁紙を張る作業に本格的に入っていきます。

 元の壁紙を剥がす大変な作業に一生懸命取り組んでいただいています。本当にありがとうございます。

 


製粉会社の工場訪問&色紙の話

2018年12月06日 | 日記

 先日、蕎麦粉の仕入れ先の工場見学に行ってきました。
 営業担当の方と工場長の案内で各工程を丁寧に説明していただき、その後社長とも面談し、いろいろとアドバイスをいただくことが出来ました。製粉に対する強い拘りを持っておられるのが良くわかり非常に有意義な時間となりました。蕎麦打ちにもますます気合いが入ります!!

 ここの製粉会社は、主に北海道産の北早生(キタワセ)という品種を基本に、いいものがあれば内地(本州)産の蕎麦粉を適宜ブレンドしているそうです。(その時々の割合で複数ブレンドするのは安定した味わいを提供する目的があります)
 
 「玄そば」の黒い外殻を取り除いた「丸抜き」(👇写真)です。粒を揃え石臼で挽きます。

 少しずつ石臼に落としていきます。 

 

 大型の石臼で挽いているところです

 

 蕎麦粉が集められここからさらに篩にかけられます。

 このように蕎麦の実を丸ごと挽いたものを「一本挽き」といいます。お店ではこれをメインで使うことになります。
 ちなみに、玄蕎麦を挽いてできる蕎麦粉は田舎蕎麦になり、挽きはじめの一番粉(実の中心部の白い粉)は更科蕎麦に用いられます。

 蕎麦の実を仕入れて自分で石臼挽き(自家製粉)をしているお店をよく見かけますが、常に高いレベルの美味しいお蕎麦を提供するには、現時点(将来にわたってかも知れませんが・・)では製粉会社の高い技術が不可欠と考えています。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 10月、近隣公民館にて趣味サークルの文化祭(作品展示会など)がありました。ホールでは大正琴の演奏会やフラダンス、詩吟などなどで盛り上がっていました。
 

 下の写真は「寄席文字」サークルの秋をテーマにした作品です。
 気になった作品が数点ありましたが、その中でも特別気になった(簡単に言うと欲しいと思った)作品が一つありました。

 その時はそれだけだったのですが、つい先日、思い出してサークルの代表の方に電話で問い合わせてみたところ、欲しいなと思っていた作品が偶然にもご本人のものであったことからその場で快くい譲っていただけることになりました。

 今手元にあります。

 新蕎麦の季節にお店のどこかに飾ろうと思います!!

 本当にありがたい話です。

 


自宅改装⑬ ~窓 と 掃き出し窓 の造作~

2018年12月02日 | 日記

 客席は「和」の雰囲気を醸し出したいので窓には全て障子を付けることにしています。

 工事開始早々にカーテンを取り外し、窓枠も撤去されました。

 

  そしてこの度、白木の障子の枠(鴨居・敷居・竪枠)が綺麗に取り付けられました。

 


 

 二つある掃き出し窓に関しては敷居が取り付けられていませんが、木製ではなくてアルミ製のレールが後日取り付けられます。

 この掃き出し窓には雪見障子(障子の下の部分が開けられるタイプ)を嵌めて、季節の植木や草花を室内から眺められるようにしようと考えています。

  うっすらと雪を纏った👆山茶花(さざんか)👆や

👇柊(柊)👇を眺めながらの燗酒も乙なものですね!!🍶

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

  階段下の出入り口に扉(折れ戸)が装着されました。この折れ戸は二階クローゼット(打ち場に改装)に使っていたものです。


自宅改装⑫ ~階段周り~

2018年11月29日 | 日記

 工事前の階段前の様子。家を建てる際にあえてリビングから二階への動線を作るためにここに階段を持ってきました。家族の接点を増やすことが大きな目的ではありましたが、冷暖房効果(特に暖房効果)が良くありませんでした。お店をするにあたり解決しなければいけない課題でした。 

 

 そこで、図面の通り客室と階段の間に仕切りを設けることにしました。これで冷気も暖気も逃げなくなります。

 

 

 壁枠が出来、

 

 壁が出来上がってきました。

  

 まだまだ工事途中ですがようやく完成のイメージが湧くようになってきました。



 客席側から見た階段下の壁ですが三つの大きな開口部が出来ます。

 左は厨房と客席の動線としての出入り口になります。
 真ん中は営業中には開閉されることない扉が付きますが、我々の生活動線になります。
 右は窓です。ガラスが張られることになっていますがディスプレイ用の窓(飾り窓)になります。手作り小物、絵画、写真、金魚の展示、お店からの案内やメニューの紹介、食材や日本酒の入荷情報、食材(活車海老や活稚鮎など)そのものをみせるなどなどいろいろと思いを巡らしています。

 
 ちなみに今こんな金魚を育てています。一部を紹介します。

 

 明日は朝から製粉会社を訪問して蕎麦粉の仕入れなどについて相談してきます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


自宅改装⑪ ~室内扉が玄関の踏み台と洗面台に変身~

2018年11月27日 | 日記

 お店では廊下と客席を仕切る扉は撤去して、客席と廊下を一つの空間にします。今日、この扉を外しました。

 

 この扉は無垢の集成材で結構しっかりしているので捨てるのは忍びなく、加工して再利用することにしました。

 

 その一つがこれです。

 玄関の踏み台に見事に変身しました。

 周りの色にも見事に同調していてなかなかいい感じです。

 

 そしてもう一つはこれです。
 洗面ボウルの台に変身です。洗面ボウルを仮においてみるとなかなかいい雰囲気になりました。ただ、洗面ボウルが台や周りの色調と同系色になるので台に色を付けるかどうかを現在思案中です。

 

 今日は製粉会社(蕎麦粉の仕入れ先)の担当者と初めてお会いしてご挨拶するとともに自宅の工事現場を見ていただきました。後日改めて工場見学に伺い、社長にも挨拶をする予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 


自宅改装⑩ ~二階キッチンの仮設置~

2018年11月26日 | 日記

 二階の生活用キッチンを本日仮設置してもらいました。水(温水)が使える状況にしていただきました。食器を洗うことが出来るので良かったと思います。水道屋さんに感謝!!
 このキッチンシステムは元々は一階のあったものを移設したものです。節約できる所は少しでもやっていきたいとの思いが実現した一例です。このほかにも随所で元あったものをリサイクルをすることになっています。

 IH調理器具でお湯を沸かしたり、ゆで卵を作ったりはできますが、本格的に調理するのはもう少し先になります。

 

 ちなみにこれが一階にあったころのシステムキッチンです。換気扇とビルトインガスコンロの部分を切り離して二階に持って行きました。

 

 一階厨房の現況です。業務用調理器具の設置が待ち遠しいです。設置する器具やレイアウトはほぼ決定していて業者さんと最終の打ち合わせの真っ最中です。また、この部屋(厨房)は今後、ステンレス張り工事やフード工事やダクト工事や水道工事やガス屋さん・プロパン業者などの複数の業者が関わってきますので、綿密な打ち合わせを行いながら作って行くことになります。

 

 明日は製粉会社の担当者との打ち合わせがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 


試作メニュー ~十割蕎麦&そばがき~

2018年11月25日 | 日記

 二八蕎麦は喉越しが良くて蕎麦本来の旨味(香りや甘味)も楽しめ、ファンの多いお蕎麦です。二八とは蕎麦粉八割、小麦粉(つなぎ)2割の比率で打ったお蕎麦です。今のところお店ではこの二八蕎麦をベースにしていこうと考えています。
 一方、蕎麦粉100%のいわゆる「十割蕎麦」を好まれる人も少なからずおられます。一日限定〇〇食という形でメニューに入れようと計画しています。十割蕎麦はつなぎの小麦が無い分理屈の上では、つながりにくい、切れやすい、打ちにくいということになりますが、製粉技術の向上で大分改善されているようです。

 写真は十割蕎麦です。香りのいい旨味のあるお蕎麦に仕上がりました。「一本挽き粉(挽きぐるみ)」(堅い殻を取り除いた蕎麦の身を甘皮も含め全てを細かく石臼で挽いた蕎麦粉)で打ちました。お店に出す際は一本挽きに荒挽き粉を一定比率配合する予定です。これまでの試作では、一本挽き粉9:荒挽き粉1は打てましたが、5:5では商品として出せるレベルではありませんでした。今後試作を重ねて8:2あたりで出せたらと考えています。

 

 蕎麦粉を使った蕎麦屋の定番メニューの「そばがき」です。シンプルな料理ですが蕎麦本来の味をダイレクトに感じられるので人気があります。

 お鍋に一定量の蕎麦粉と水を配合し火にかけながら木べらでひたすら掻き回して作ります。徐々にとろみが出てきて固まってくるので力仕事です。焦がさずふっくらと仕上げるのがポイントです。
 そばがきは荒挽き粉100%がいいという現段階での判断です。
 写真はわさび醤油を添えていますが、いろんな味付けが出来るので試してみようと思います。

(作り方として、蕎麦粉に一定量の熱湯をかけて一気に掻くという方法もあります。この場合は火にかけません)

 こんな器(これは問屋さんで見たサンプル)でそばがきを提供したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 


自宅改装⑨ ~壁紙剥がし&真夜中のレーザービーム~

2018年11月23日 | 日記

 今回の改装において、一階客室の壁紙を全面張り替えます。白を基調に、テーブル室と和室で異なったデザインにします。張替の作業は最後の最後になるのですがその前に今の壁紙を剥がさなければなりません。

 これがなかなか難儀のようです。紙製なので下地の石膏ボードにぴったりと張り付いていて、なおかつ破れるとあってビニール製のもののようにはいきません。また、下地が凸凹になると新しい壁紙がきれいに貼れなくなるので、ヘラで丁寧に削っています。根気のいる地道な作業です。

 

 今の壁紙の表面です。凸凹しています。

 アップで見るとよくわかります。

 二枚の紙で細かなウッドチップを挟んだ構造になっています。上の紙を剥がすとウッドチップが現れます。湿気の高い時は水分を吸って部屋の湿度を調整してくれるということになっています。

 本当に剥がしにくそうです。

 

  **************************************

 

 さて、昼間はこんな感じで過ごしている猫も、

 夜な夜な探検に出かけることを日課にしています。

 

 レーザービーム~~