新潟県新潟市北区の畳屋のブログ 畳士のつれづれ日記  その日の思ったこと、感じたことをありのまま書いてるだけ

新潟県新潟市北区の熊田タイ畳店の小童
なんと無謀にも技術日本一目指してる?

未熟者でおかしな畳士の独り言

調べました

2007-03-18 09:08:16 | その日の出来事

咽頭の周辺にはたくさんのリンパ組織がありますが、扁桃は、咽頭の粘膜内で発達したひとつのリンパ組織です。これらの扁桃は外部から侵入してくる病原体に対して防御の役割を果たしていますが、なかでも口蓋扁桃は大切で一般に扁桃と云えば口蓋扁桃を指します。口を開くと上顎の奥の方の、のどちんこ(口蓋垂)の付け根の両側にあるかたまりがそれです。(一般に扁桃腺と云われていますが医学用語では”腺”はつけずに扁桃と呼ばれます。ただ、このでは”扁桃腺”と云う呼称を用いています。)その口蓋扁桃に炎症が起きた状態が扁桃炎です。
症状

急性扁桃炎(アンギーナ)は、急性咽頭炎と一緒に発症し、のどの炎症が特に激しいものをいいます。急に39~40度の高熱がでて、のどがひどく痛み、それに伴って全身がだるく感じ、あちこちの関節の痛みがあり、痛みが耳にまで放散するようになります。診療は、内科もしくは耳鼻咽喉科の診察を受けてください。内服薬としては、ペニシリン系の抗生物質が使用される事が多いので、アレルギーの自覚のある方や、ちょっとでもその兆候がある方は、きちんと事前に医師に伝えることが重要です。のどの痛みや腫れがひどくて食事が思うように取れない場合は入院して点滴で水分と栄養を補います。家庭では暖かくして安静を守るのが第一です。食事は刺激のない流動食やのどごしの良い食品を摂るようにして、動物性タンパク質やビタミンが充分に摂れるようにします。急性炎症の場合には、うがいやトローチはあまり効果的ではないので、急性扁桃炎を起こしたならば、まずは1~2日間からだをゆっくり休めるのがもっとも有効で良い方法です。脱水症状を起こしやすいので、水分補給だけは、たとえのどが痛くてもしてください。

慢性扁桃炎は、急性扁桃炎を繰り返すうちに慢性に移行したものです。また。慢性化していながら、突然急性化の症状を示す場合もあります。このうち、1年に4~5回も急性扁桃炎を繰り返す場合は特に、習慣性扁桃炎とよばれます。習慣性扁桃炎では、その起こす回数にもよりますが、年に3~4回以上も熱をだし、急性炎症を繰り返す人には、手術がすすめられる場合もあります。なぜなら、このような場合病巣感染といって、関節や腎臓、皮膚など、ほかの場所に病気が起こってくることがあるからです。関節では関節リューマチ、そしてこれがもっとも恐ろしいですが腎臓では腎炎やIgA腎症などの合併症が起こることがありますので、その原因が扁桃にあるとみとめた場合は多くの場合扁桃を除去することを検討、打診されることになります。ただ、扁桃を除去した場合、代償的に舌扁桃などが肥大したり、のどの粘膜に炎症が生じたりするので、手術するかどうかの判定は慎重に。医師とじっくり話しあってください。

原因

扁桃の表面にはいつも色々な細菌が住んでいます。気温の変化やほこりなどの刺激、過労や風邪などによって抵抗力が弱まると、細菌は活発に活動して炎症が起こります。風邪のウイルスが直接の原因になることもあります。原因菌は溶血性連鎖球菌が多いとされていますが、黄色ぶどう球菌や肺炎双球菌、およびウイルスによるものが明らかになっています。その誘因としては暴飲暴食や過労、のどの乾燥などがあげられます。

長くて、すいません