くまきちの「音楽と観劇の日々」

ライブハウス通いと観劇が趣味の“くまきち”がお送りする、とりとめもない日記形式の自己主張。

ZABAKARAQUILAKINOX な夜 ♪

2006年03月08日 22時46分14秒 | ライブハウス日記
加藤さん経由の情報で「どうやらまだチケットにゆとりがあるらしい」ということを知ったので、渋谷 eggman でのライブに行ってきました。

実は今日は朝から(正確には昨晩から)微妙に調子が悪く、
 「う~、なんとなく熱っぽい~」
という感じだったのですが、今日出なければ絶対にダメという仕事が1日伸びたため、大事をとって急遽休暇をとって昼間はずっと寝ていたのですが、夕方近くになって心身ともに回復してきたので、予定通りライブを観に行ったわけです。

そもそも、「ZABAKARAQUILAKINOX って何?」という人もいるかもしれませんが、本日の出演メンバーである
 吉良知彦さん
 小峰公子さん
 杉林恭雄さん
 楠 均 さん
 青木孝明さん
の関係するユニットの名前を繋ぎ合わせたらしい。自分は ZABADAK と カラク しか知らないのだけど、なんとなくそんな感じらしい(苦笑)。

演奏については、小峰さんの歌声は相変わらず澄み渡るようにきれいだし、吉良さんのギターもなかなかにうまくて素敵でしたが、演奏中は右目で小峰さんを追い、左目で吉良さんがギター(ストラトキャスター)のピックアップ切り替えスイッチやエフェクターをどのタイミングでどう切り替えるかを注視しておりました(爆)。

しかし、去年の秋の CARAROCK のときにも思ったのですが、そりゃたしかに吉良さんのギターはうまいけれども「決して最上級ってわけじゃない」よね? まぁファンとして、吉良さんの見せ場に「おぉぉぉ…」って感じで目をハートにするのはわからなくもないけど、もっともっとうまくてエモーショナルなギターサウンドで喜怒哀楽のすべてを表現しまくる素敵なギタリストはまだまだ世の中にはたくさんいます。そうだな。フィギュアスケートで言うなら、確かに吉良さんは「毎回確実にかつ平然と4回転サルコウを決める技術」を持っているかもしれないけれど、世の中には(海外にも国内にも)「いつ何時も動じることなく4回転アクセルかと3回転のコンビネーションジャンプをパーフェクトに決めた上に、荒川静香をはるかに上回るレベルの“レイバック・イナバウワー”を平然と決める技術」を持ったギタリストが吐いて捨てるほどいるんだよね~。うむ。

んで、技術論的な話はここまで。
客席の雰囲気としてはほとんど座りっぱなしって感じですが、さすがに、「ブリザード・ミュージック」から「Easy going」へのところではさすがに半分以上の人が立ってました。ここで座り続けるのは、どう控えめに評してもノリが悪すぎというものです(最初からオールスタンディングってバンドも興ざめですが)。

あと、「ブリザード・ミュージック」の前の曲の間奏のときに、吉良さんは譜面台を「ボトルネック」の代わりにして「ボトルネック奏法」をギュルギュルきめてたのはいいんだけど、勢い余って最前列のお客さんの前に譜面台を倒しちゃいました。まぁこれはご愛嬌ということで(笑い)。ステージ上の定位置に戻る前に小声で「大丈夫?」って聞いましたけどね。

あぁ、あと今日は「男性陣もMCをするように」という小峰さんからのお達しにより小峰さん以外も曲の合間合間にMCをしてました。でも最初に「小峰さんに言われました」というネタばらしがあり、吉良さんが「じゃあ思いついたことをそのまんましゃべる」って宣言したら小峰さんが「しまったぁ~」と言っていたのが笑えました。

ライブはこんなとこから? :)

あ、MCで小峰さんが言ってましたが、3月18日の「ザバダックwithリヴェンデル プラネタリウム・ライブ」は若干の当日券が出るかもしれない、とのことでした。


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