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日本共産党さいたま市大宮区委員会

沖縄に“日本版”海兵隊 防衛省検討 基地の半永久化 20年代前半

2017年11月06日 17時51分40秒 | ニュース

 

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(写真)日本共産党の穀田恵二議員が暴露した内部文書に示されている沖縄への陸上自衛隊配備計画

 陸上自衛隊は来年3月、離島などへの着上陸作戦を専門とする“日本版”海兵隊といわれる「水陸機動団」を新設し、2個連隊・約2100人を相浦駐屯地など(長崎県佐世保市)に配備します。この水陸機動団をめぐり、防衛省内で、同部隊を在沖縄米海兵隊がグアムに移転する2020年代前半に米軍キャンプ・ハンセン(沖縄県名護市、恩納村、宜野座村、金武町)に1個連隊を配備する案が、次期「中期防衛力整備計画」(19~23年度)を見据えた選択肢の一つとして検討されていることが分かりました。

 防衛省・自衛隊がハンセンを含む在沖縄米軍基地の共同使用・共同訓練の拡大を計画していることは、2015年3月3日の衆院予算委員会で日本共産党の穀田恵二衆院議員が、独自に入手した自衛隊内部資料で暴露しています。これに対して中谷元・防衛相(当時)は「さまざまな検討は実施している」と答弁しましたが、現在もこの“検討”が進行していることがうかがえます。

 将来、沖縄から米軍が大幅に引き揚げたとしても沖縄に基地を半永久的にしばりつける重大な動きです。ただ、県民世論や米側の思惑もあり、実現にはハードルがあります。

“日本版”海兵隊計画

穀田議員が暴露 実現には高い壁

 穀田議員が暴露した内部資料は、「日米の『動的防衛協力』について」と題し、12年7月に統合幕僚監部防衛計画部が作成したもの。その内容は、沖縄県のキャンプ・シュワブ(名護市、宜野座村)、キャンプ・ハンセンなどに普通科連隊の部隊を配備(図)。ホワイトビーチ(うるま市)、津堅島、金武ブルービーチ(金武町)などでの上陸作戦や、北部訓練場(国頭村、東村)での「対ゲリラ戦訓練」や伊江島補助飛行場(伊江村)での「降下訓練」「離発着訓練」など、沖縄を日米共同の特殊作戦の訓練場にする計画が示されています。

 在沖米軍トップのニコルソン四軍調整官は3月の記者会見で、「将来的には自衛隊がキャンプ・シュワブを利用することがよいのではないか」「沖縄におけるすべての基地で米軍・自衛隊の統合が可能だと考えている」と強調しています。

 また、8月の日米外交・軍事担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)では自衛隊の態勢を強化するためなどとして、在日米軍基地の共同使用を促進することを再確認しています。

 一方、水陸機動団のキャンプ・ハンセン配備は在沖縄米海兵隊のグアム移転後とされていますが、20年代前半に開始するとされている移転計画は順調ではありません。米海兵隊のネラー総司令官は5月、グアム移転計画の修正を米軍が検討していることを明らかにしています。グアムやテニアン島での環境問題で計画が進まないなど、大幅な遅れも予想されています。

 さらに、戦前の旧日本軍による住民の殺害や「集団自決」強要の歴史もあり、自衛隊の大増強に対する県民の反発も予想されます。

 水陸機動団の沖縄配備に関する最初の報道(「朝日」10月31日付)について、小野寺五典防衛相は2日、記者団に「3個目(の連隊)については、新編するかどうか、その先の場所についても検討していない」と述べました。

[原文はこちらへ 2017年11月6日(月) しんぶん赤旗]

<コメント> 海兵隊は外国へ出かけて行って、外国へ上陸するために作られた部隊だ。憲法9条を持つ日本が、この様な部隊を持ち、沖縄に配備するのは、日本の平和に危ういものを感じる。


トランプ大統領来日 「侮るな」と北朝鮮をけん制 「われわれは陸海空、宇宙を支配」 横田基地で演説 日米同盟を強調

2017年11月06日 17時38分28秒 | ニュース

 米国のトランプ大統領は5日午前、就任後初めて来日しました。アジア5カ国歴訪の第一歩となります。6日午後に都内で安倍晋三首相との首脳会談に臨み、北朝鮮への最大限の圧力強化などを表明する考えです。

 トランプ氏は大統領専用機で米空軍横田基地(東京都)に到着した後、米兵や自衛隊員らを前に演説。「日本は決定的に重要な同盟国だ」と強調しました。

 トランプ氏は横田基地について、「世界で最も能力のある基地だ。米空軍と航空自衛隊の司令部が計画を立て、任務を行う重要な司令部になっている」と強調。演壇の左右に展示されているF35Bステルス戦闘機(山口県・岩国基地)とF16戦闘機(青森県・三沢基地)を見ながら、「われわれは陸海空、宇宙を支配している。これまでと違う予算で、すばらしい装備がもたらされる」と述べました。

 さらに、「いかなる独裁者も、われわれの決意を侮ってはならない」と述べ、北朝鮮を強くけん制しました。トランプ氏はこれに先立ち、大統領専用機内で記者団に対し、北朝鮮のテロ支援国再指定の是非について「極めて近いうちに判断する」と答えました。米国は2008年10月に北朝鮮のテロ支援国指定を解除しています。

 また、トランプ氏は演説で、今回の歴訪で「友好国とともに自由で開かれたインド太平洋、自由で公正で互恵的な貿易を目指す」との考えを示しました。

 首相は同日午後、霞ケ関カンツリー倶楽部(埼玉県川越市)でトランプ氏を出迎え、ゴルフに臨みました。

 トランプ氏は6日午前に天皇・皇后と会見。午後に首脳会談や拉致被害者家族との面会を行い、7日から韓国、中国、ベトナム、フィリピンを訪問します。

[原文はこちらへ 2017年11月6日(月) しんぶん赤旗]

<コメント>企業ではないのに、ゴルフ外交は税金を払っている国民としてはしっくりしない。まるで、日本の支配者の様に、横田基地に降り立ったことが異常だと感じる。日米協定で横田基地が米軍と自衛隊が一体になって米国が支配している。