九月のそよかぜ

グダグダ渦巻き

聞きたいことがあるのに

2020年04月10日 12時12分00秒 | ケータイ
数年前の人間ドックで言われてから、胆石持ちなのは知っていた。
時々それらしい部分が痛んでも少し我慢していれば治まるので、それを診てもらいに病院へ行ったことはなかった。
いつも行っている主治医ときたら、痛みを訴えても胃薬をくれるだけだし、胆石あるのは知ってるはずなのにスルーされること数回。
後でそこの看護師さんからここでは胆石の検査できないから大きな病院へ行ってみたらと言われて、やっぱりねと。
そうならそうと様子を見ましょうじゃなく大きな病院で検査してもらってと、先生から言ってほしかった。

そんなこんなで胃薬をもらって二日目。
どうにもこうにもできない痛みに襲われ、大きな病院に駆け込んだのは一ヶ月前。
受け付け時間は終了していたけど頼み込んで診てもらった。
本当言うとこの時点では胆石だとはわかってなくて。
結核で救急外来に行った父の姿が重なり、わたしも結核になったのかと思ったのです。似たような場所が痛んだので。
とりあえず入院の準備をしてからハイヤーで病院へ。
そこで胆石胆嚢症の診断がでた。
そうかとうとうなっちゃったか。
すると家に帰らずなくそのまま入院することになった。
妹に電話して用意しておいた入院道具を入れたバッグを持ってきてもらい、職場にも電話を。
やっぱりそうじゃないかと思ったよって言われてしまった。ここんとこずっと調子悪くて早退したりしてたもんね。
仕事のことは心配だけど、それどころじゃないってくらいの激痛でヨロシクねと電話を切った。
点滴で薬を入れ炎症を抑え、治らなければ手術することになった。
点滴中は絶食で痛みと戦う五日間。
院内は移動自由なので毎日売店へ水を買いに行った。あとはテレビを見るか、検査に呼ばれるか…
炎症は五日で治まってきたけどやはり手術は必要ということで、後の五日間は手術に向けた様々な検査で過ごすことに。
いつかやってほしいと思っていた胃カメラや心臓エコーやあやれやこれや。
胃はすこぶる健康。あとも胆石以外心配はないみたいで安心。
主治医から出た胃薬、必要なかったみたいね。

とりあえず炎症の痛みはなくなり一旦退院することになった。
そしてそこから手術まで長い日数が必要になるとは?

そこで思い出すのは母親のこと。
同じく胆石の手術を受けたことがあった。
こんなに苦しいものだとは知らず、思いやることが足りなかったかもしれない。
退院はしたけれど痛みがおきたときの薬もなく、どう対処すればいいかよくわからない。
母親が生きてたらいろいろ聞きたかったわ。人生の先輩として聞いておきたかったことが、亡くなってからいろいろ出てくる。
さて、どうしよう…



コメント
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