昨日は、金沢の西部緑地公園陸上競技場に、ツエーゲン金沢のホーム開幕戦、金沢―長崎戦を見に行きました。
GW直前の平日の、肌寒い夜。金沢市内で用事を済ませたため、キックオフには大幅に遅刻。私がスタジアムの前に着いた時、大きな歓声が上がり、金沢の選手がゴールを挙げたとのアナウンスが。場内に入り、掲示板を見ると、44分を経過したところで、スコアは1―2で、長崎がリードしていました。そしてほどなく、前半が終了しました。
前半が終わり、選手達がベンチに下がる。
長崎のベンチ裏に、掲げられたダンマク。
ハーフタイムのパフォーマンス
金沢のマスコット、ゲンゾー。なぜか離れた所で踊る
後半キックオフ
後半は、長崎が支配。しかし惜しいシュートを放つものの、なかなかゴールを奪えない。長崎は初めて見たけど、よいチームだね。コンデションも、長崎の方が良く見えた。金沢は、肝心な所のパスミスが多く、しかも焦りからかラフなプレーが多くなり、残念な気持ちになってきた。しかし、71分、左サイドハーフウェーライン付近タッチライン際から、スルーパスに金沢古部が抜け出し、ゴールライン付近までドリブル。放ったシュートはいったんはブロックされたが、跳ね返りを再びシュート。そのシュートは元東京のGK近藤に当たりながらもサイドネットに突き刺さり、金沢が同点に。すると金沢はイケイケでペースを掴み、2分後に右サイドのクロスを、ドラゴン久保が真骨頂の高い打点のヘッドで合わせ、逆転ゴール!僅か2分間の、見事な逆転劇でした。
逆転ゴールの歓喜!
しかし長崎は、76分に、この日1ゴールの「ナニワのゴン」中山悟志に代え、佐藤由紀彦を投入。東京サポとしては、ユキヒコの元気な姿を久々に見れて嬉しい限りでしたが、この交代で長崎は再びペースを掴む。そして、ユキヒコが右CKをニアにグラウンダーで蹴り、これを受けた選手が更にグラウンダーで中央に流し、最後は有光がゴールに蹴り込み、試合は再び同点に。激しい点の取り合いとなりましたが、この後スコアは動かず、結局3―3のまま、試合終了となりました。
両チームの選手達が挨拶
長崎の選手達が、サポーターに挨拶。平日夜に遠方から駆けつけた4人のサポーターに、昔某JFLチームのサポをしていた自分の姿を、思わず重ねてしまいました。
金沢の選手達が、メインスタンドの観客に挨拶
試合終了後、何人かの選手達がピッチに倒れていましたが、全て長崎の選手達でした。2―0でリードしていた試合を引分けに持ち込まれたのは、悔いが残るでしょうが、それでも最後追い付いて、アウェーで引き分けれたのは、悪くないのでは。でも、倒れるまで全力でプレーしてくれたのは、素直に拍手を送りたいです。
一方金沢は、ホーム開幕戦を勝てなかったのは残念でしたが、0―2からよく逆転したと思います。逆転に持ち込んだ時間帯は、素晴らしかった。しかし、後半だけしか見ていないけど、それ以外の時間帯は・・・。あえて厳しい言い方をすると、一生懸命声援を送ってくれた地元の子供達や、金沢市民達を虜にするには、もうちょっと練習を重ねてくれ!
寒い平日夜の開催で、908人と寂しいスタンドでしたが、後半しか見れなかったけど、十分楽しめました。またJFLの試合にも、足を運びたいです。