
朗読会 右手の骨折にもめげずに参加
朗読「雲」の6名で山本周五郎作『柳橋物語』を読んだ
日本民家集落博物館の大和十津川の古民家の座敷
床の間を背に 2間続きの座敷をつかって
囲炉裏には火が入り
広い縁側は寒いので障子を閉めて
時折来館者が立ち寄ったり 出て行ったり
カラスの鳴き声や
風の渡る音が聞こえたり
あとは朗読する声が聞こえるのみ
11時~16時過ぎまで
食事をしたり お茶を飲みながら
参加者の言葉の発表会
宮澤賢治作「座敷童子(わらし)」では
座敷の長持ちの後から座敷童子が
こっそりのぞいていそうな気がしたり
自作の詩の朗読では
なつかしい言葉や遊びが脳裏をかすめたり
河井酔茗作(かわい・すいめい)の『ゆずりは』では
若者に伝えたい事どもを思いやり
朗読「雲」の「柳橋物語」では
賢く・悲しく・可愛く・あわれで・しかっりものの
それぞれのおせんちゃんが想像され(参加者評)
朗読「あまね」の豆腐の角では
新婚から晩年までの夫婦の生き様を彷彿とさせられ
田辺聖子作「姥ときめき」では
軽妙な台詞に大笑いさせられ
「和」の読み聞かせでは台本ナシで童話を
聞き、各自の挨拶ありで
言葉で伝わってくるそれぞれの物語を
目を閉じて 頭で想像しながら
早春の肌寒い1日が楽しくほのぼのと過ぎ去りました
☆ このようないい時間を提供してくださった博物館側に
感謝いたします
☆ 長時間のご参加ありがとうございました