岡山の山間部でゆったりとガーデニング

ゆったりとはいかない多忙の日々です!

梶の木

2011年06月17日 | 日記

梶並の地名の由来にもなっている梶の木が梶並神社の境内にあると思っていましたが、本殿横の磯神社脇の木は瓜肌楓でした。

境内には是非梶の木が欲しいのでネットで注文して植樹することにしました。

観光ボランテイアガイドで梶並神社を明日明後日と案内しますがこれはその副産物です。

梶並の由来

美作神社資料によると仁明天皇の承和元年(834)香美神社(現在は梶並神社)の神主藤原持麿が

宮廷の七夕祭りの御料として香美山に茂っている梶の木(古代から神に捧げる神木として尊ばれていた為、

神社の境内などに多く生えられ、主として神事に用い供え物の敷物に使われました)の葉7枚を並べて

献上したところ大変喜ばれ、またその時参内していた僧空海がこれを見て「珍しい梶の葉ですね。

皇后の御願成就のしるしですね」とお祝いを申し上げたところ、天皇はますます喜ばれ香美郷は

梶の葉が茂る梶並郷だといわれたため、之を縁にここを梶並と言うようになったとのことです。

残念ながら現在では梶の木が殆どないためこれから植樹して増やしていきたいと思っています。

梶の葉は、諏訪大社の神紋としても有名ですが梶の木は平安の時代から神聖な木とされ、

神社の境内に植えられることが多く、神事に用いられたり、供え物の敷物に使われたりします。

冷泉家では、詠んだ七夕の歌を梶の葉の裏に書きます。

昔は、短冊ではなく、梶の葉の裏に書いていたようです。

 

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1 コメント

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梶並の木 (梶のさと)
2011-06-18 22:16:14
梶小の子供達の帽子に付いていた校章。懐かしいですね。本当の梶の木が植えられるとは嬉しい事です。何年か前から違うのではないかと聞いていましたから。
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