BLOG 思い遥か

日々新たなり/日本語学2020

あのころ

2022-06-11 | 思い遥か

新設の部であったから、まず何をするか。その名の通りに、折角ここに場を得たのであるから陰徳を積むことに決めて、コミュニケーションとは実践こそ図ることが大事と決めた。教師がふんぞり返っていてはその糸口はない、と言って、やはりこれしかない、それは部の専門領域による学会の発足である。ともすれば友好のなれ合いになるのでしっかりと規約と実行を考えて将来を見据える。
後日談でいうと、その独りよがりの高邁な精神は骨抜きにされて、お決まりの同好会とかサークルになってしまった。これはほかへの波及効果があったのだけれど、そこにクラブができてしまってどうにもブーメランのように誰しも学会組織がわかならなくなったという顛末である。つまり所詮は理想の実現と実行に理解及ばず同好の集いになるというのでほかはみな教師の懐柔策に適してしまったのである。
それはさておき、規約から作るなどと考えもしなかっただろうが、それもたいそうに始まったのでもない。スタッフにそう実現することを望むその理想があったのである。何かといえば。研究大会、研究機関の会誌、会報、そして親睦の会合である。部にありがちな閉塞性を超えて院の研究と合わせようとしたのである。まさかこの理想をすべて実現できるなどとは思ってもみなかっただろうに、やり遂げたのである。

研究大会 2000年~2010年
研究紀要 第1号~第10号
L缶 Language Conference
学会親睦



2000年 平成12年~2010年 平成22年


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