狭き門より入れ

スペイン在住クリスチャン。聖書にある救いとは?罪の赦しとは? 礼拝などから、福音メッセージを載せています。

導きに従う

2018年12月20日 | 聖書
「この方以外には、だれによっても救いはありません。天の下でこの御名のほかに、私たちが救われるべき名は人間に与えられていないからです。」(使徒の働き4:12)

「イエスは彼に言われた。“わたしが道であり……わたしを通してでなければ、だれも父のみもとに行くことはできません。“」(ヨハネ14:6)

ある山火事での出来事です。百人近くの消防隊員が消火活動をしていましたが、火の手は早く、知らない間に、彼らは炎に囲まれてしまっていました。

上空で、火事を見張っていた小型飛行機のパイロットが、いち早く、彼らの危険な状況に気づきました。幸い、ひとつだけ彼らが炎から逃れることのできる逃げ道があったので、このパイロットは、すぐに携帯電話で消防隊長に連絡し、
「あなたたちは、火に囲まれて、危険な状態にあります。わたしが安全な場所まで誘導しますので、従って下さい。」と言ったのです。

もちろん、消防隊は、すぐにパイロットからの誘導に従い、無事に全員、火から逃れることができました。

消防隊にとって、このパイロットは知らない人間でしたが、彼の誘導に従う前に、彼の助けの信憑性を疑って、
「このパイロットは、本当に、良く状況を見たのだろうか?」
「このパイロットが誘導しようとする道筋は、本当に正しいのか?」などとディスカッションして時間を無駄にすることはなかったのです。彼らは、ただ信じて、すぐに従いました。

神様は全てをご覧になっており、全てをご存じです。私たちが道に迷っていることも、もし、このまま、神様の誘導に従うことなく進んで行けば、永遠の地獄に行くことも、ご存じです。神様は私たちが天国に行けるように、この世に最愛なる御子を送って下さり、その御子を犠牲にして、天への道をつくって下さいました。

「神が御子を世に遣わされたのは、世をさばくためではなく、御子によって世が救われるためである。御子を信じる者はさばかれない。…」(ヨハネ3:17,18)

「御子を信じる者は永遠のいのちを持っている…」(ヨハネ3:36)



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