最近読んでとてもよかった漫画。
施川ユウキさんの「オンノジ」
ある日、突然自分以外の人が世界からいなくなってしまった、
という、とてつもなく寂しい状況から始まるこの漫画。
普通の暮らしは不自由なくできるけれど、
話しかける相手は誰もいない。
いつでもひとりぼっち。
主人公のミヤコという少女は、この寂しい世界の中で、
一人でピンポンダッシュをしてみたり、
スキップしてみたり、日記を付けたり。
なんだかんだと楽しく過ごしている。
あるとき、自分以外の生物の気配を感じ、
「オンノジ」と名付ける。
オンノジはなぜかフラミンゴになってしまったという少年。
ミヤコはフラミンゴのオンノジと出会い、
ふたりで過ごすようになる。
なぜ、世界から人がいなくなってしまったのか、とか、
なぜ、少年はフラミンゴになってしまったのか、という説明は
全くなく、2人で暮らす日々がシュールに、そしてユニークに描かれる。
吹き出してしまうような楽しい場面がたくさんある中で
ひとりぼっちだったころの寂しさとはまた違う、
大切な人がいるからこそ感じる寂しさを描く場面は
ほろりと涙がでてしまう。
信じられないような状況に置かれている2人が
現状に不満を言うわけでなく、悲しみに暮れるわけではなく、
今ある状況の中でただただ、日々を楽しく生きている。
過去にとらわれず、未来を恐れず、
今を、一生懸命生きること。
これはとっても難しい事ですが。
この漫画に出会えたことで、
大切なことを教えてもらった気がします。
もっと年を重ねてからも読みたい素敵な漫画です。
施川ユウキさんの「オンノジ」
ある日、突然自分以外の人が世界からいなくなってしまった、
という、とてつもなく寂しい状況から始まるこの漫画。
普通の暮らしは不自由なくできるけれど、
話しかける相手は誰もいない。
いつでもひとりぼっち。
主人公のミヤコという少女は、この寂しい世界の中で、
一人でピンポンダッシュをしてみたり、
スキップしてみたり、日記を付けたり。
なんだかんだと楽しく過ごしている。
あるとき、自分以外の生物の気配を感じ、
「オンノジ」と名付ける。
オンノジはなぜかフラミンゴになってしまったという少年。
ミヤコはフラミンゴのオンノジと出会い、
ふたりで過ごすようになる。
なぜ、世界から人がいなくなってしまったのか、とか、
なぜ、少年はフラミンゴになってしまったのか、という説明は
全くなく、2人で暮らす日々がシュールに、そしてユニークに描かれる。
吹き出してしまうような楽しい場面がたくさんある中で
ひとりぼっちだったころの寂しさとはまた違う、
大切な人がいるからこそ感じる寂しさを描く場面は
ほろりと涙がでてしまう。
信じられないような状況に置かれている2人が
現状に不満を言うわけでなく、悲しみに暮れるわけではなく、
今ある状況の中でただただ、日々を楽しく生きている。
過去にとらわれず、未来を恐れず、
今を、一生懸命生きること。
これはとっても難しい事ですが。
この漫画に出会えたことで、
大切なことを教えてもらった気がします。
もっと年を重ねてからも読みたい素敵な漫画です。
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