名古屋市中区にあるこう鍼灸院|自律神経失調症、メニエール病専門

頭痛、自律神経失調症、メニエール病の症状解説や鍼灸治療、セミナー活動などご紹介します。

月経痛(生理痛)と鍼灸治療

2017年08月24日 | 婦人科疾患
名古屋市のみなさんこんにちは

東区葵 愛大車道校舎前の

「こう鍼灸院」です



今回は先週行われた

もう一つのセミナーの報告です

8月20日(日)

「婦人科疾患と鍼灸」

~月経に関わる病態を中心に~

をテーマにしたセミナーに

参加してきました

・月経困難症
・PMS(月経前症候群)

を中心に

西洋医学的観点

中医学的観点からみた月経痛

その治療実技の講義でした

ということで

女性のみなさん

月経(生理)について

お悩みはありませんか?

女性は初潮から

閉経までの約40年間

健康な人であれば

ほぼ毎月月経があります

女性が一生に経験する

月経の回数は

およそ400~500回

そのうち

程度の差はあるものの

月経痛(生理痛)や

月経前後の不調を

感じている人は

8割にのぼるといわれています

当院でも

月経がくると

痛みが強く動けなくなる

月経前や月経中に

腰痛や頭痛がつらい

気分が落ちこみイライラする

といった声が多く聞かれます



今回のセミナーの内容の

月経困難症とは

月経痛や月経に伴う下腹部痛

や腰痛など様々な症状が強く

日常生活が通常通り過ごせない

状態のことです

なかでも

骨盤内に原因がないものを

機能性月経困難症といい

子宮内膜症や子宮筋腫など

骨盤内に器質的な原因が

あるものを

器質的月経困難症

といいます

PMS(月経前症候群)とは

月経前3~10日前から始まり

月経開始とともに

落ち着く精神的・身体的症状

のことです

頭痛がする
胸が張って痛みがでる
イライラ
気分の落ち込み
情緒不安定

など

心当たりがある方も

多いのではないでしょうか

月経痛の痛みの感覚や

出ている場所は

ひとりひとり違います

中医学では症状によって

気滞(きたい)
血瘀(けつお)
血虚(けっきょ)
気虚(ききょ)
寒証(かんしょう) 

などに判別し

治療を行っていきます

例えば

持続性で刺すように

下腹部が痛み

血の塊が排出されると

楽になりやすいときは 

「血瘀」が原因と

判断して治療を行います

同じ症状でも

体質が違うと

治療も変わってきます

はり・お灸をすると

出ている月経痛自体を

軽くするだけでなく

腰痛・頭痛など随伴症状や

PMSのイライラ

気分の落ち込みなども

同時に治療できます

継続的に身体を整えていくと

徐々に月経痛が

緩和されていきます

長い期間付き合っていく月経が

少しでも楽になるように

今回のセミナーでの勉強を

治療に活かしていきます

痛みが強い

あまり薬を飲みたくない

月経の状態を整えたい

など

気になることがあれば

いつでもご相談ください

こう鍼灸院

名古屋市東区葵2-3-13 みねビルディング1F
TEL.052-937-1189

こう鍼灸院ホームページへ

こう鍼灸院電話







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