フリースペース・コウホネ

心病んでる人もそうでない人も何かの線引きで分かれることなく一緒に同じ時間を過ごせたらいいね♪

年寄りの冷や水

2022年10月12日 | エッセイ

転倒後2週間が経ち怪我はすっかり回復・・・と思ったのは間違いで、特に眉毛とこめかみ辺りのたん瘤はいっこうに小さくならない。日ごとに濃くなる痣の色はピークを過ぎたらしく多少薄くなったが、眼鏡と帽子で隠せる程度ではなく他の小さな痣も入れるといまだにパンチを受けた人間の顔だ。それでもその他の、右膝2か所の傷と肩の擦過傷は完全ではないが治っている。ただ、傷や痣の無い箇所「膝の曲げ伸ばし・両手首と手の平部分」の痛みが消えず特に親指と手首(スナップが効かない)の動きが戻らず家事に支障が出ている。スーパーの籠を片手で持てないし、包丁も力が入らないし、重い鍋やフライパンは手首が痛く調理ができない。打撲やひねりって後からだんだん酷くなってからじゃないと快方に向かわないってことを実感してます。

それでも、着替えができなかったりトイレで苦労したりシャワーさえ自由に使えなかったり、日ごろ感じたこともなかった生活全般が健康時には不便さを感じたこともなかったのに、怪我人になって初めて普通にできることのありがたさを身に染みてます。そして、街の中はもちろん我が家の中にも「危険な箇所」が一杯あることを知り、最近は年齢なりにヨボヨボと危険な場所に注意を払いながら暮らしています。

転倒、フィッシング詐欺、救急車、警察・・・と一度に不運に見舞われた私の誕生日は祝うどころか食欲もなく元気も出なかったけど良いこともありました。ルタオのケーキが届いたりお見舞いメールやお花を貰ったり、さりげない優しさに心が温かくなります。

反省点:ゆっくりと足元を見てまわりの状況も判断しながら歩くこと。ネットでの買い物は極力避けること。近所の買い物でもなんだかだと2000歩くらい歩けるからね、当分ウォーキングは止めることに。年齢相応という言葉は正しかった。

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