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木製遊具-2

2011年02月10日 16時55分31秒 | 日記
木を使った、もう古典的と思えるようなタイプの複合遊具は今後加速度的に数を減らしていくと思われる。腐食、亀裂、磨耗、劣化が進むと利用者の怪我などが心配されるからだ。管理者はそうしたことを極度に嫌う傾向が強い。何事においても責任を負いたくないからだ。
数年前から公園遊具の点検が流行り始めた。一年中雨ざらしのものを点検することは至極当たり前のことだが、それを実行していた自治体は少数を極めていた。しかし、新しい遊具をこれ見よがしにどんどん設置していく経済力がなくなってきた今、遊具利用者の安全を考えて、現在設置されている遊具の点検をした方が市民に受けもよく、低予算で済むし、首長の人気稼ぎにもつながると踏んでいる節がある。だからあっちでもこっちでも遊具点検流行りで、仕事が少なくて喘いでいる公園施設関連事業者もそうした仕事に飛びついている。まったくご都合持ち回り主義でケシカランに尽きる。
つくりっ放し、売りっ放し、設置しっぱなし・・・いったい誰が悪いんだ。お前だ!!!