オホーツク清里町緑町の日々

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二酸化炭素を発酵させてアルコールなどに!!

2022年02月23日 | Weblog
ナゾロジーに興味深い記事が載っていましたので、紹介します。
私は、二酸化炭素排出抑制が必要なのかは、疑っています。
たかが人間様のせいで、地球や宇宙の数十億年の営みに影響するとは思えないからです。
ましてや炭素税などの仕組みで、大儲けする人たちが居るからです。
でも、二酸化炭素削減をきっかけに科学技術が進んでいくことも確かですし、
この記事の人工細菌は、色々な意味で画期的で有り、合成生物に関する議論にも影響するかも知れません。
以下、引用です。

「そこで今回、LanzaTech社の研究者たちは、薬品の生産効率をあげるために、複数の細菌から優れた遺伝子を抽出して合成することで、自然界には存在しない合成生物(人工細菌)を作り上げました。

すると従来の細菌に比べて、この合成生物は生産効率が800倍近く上昇していたのです。

さらに、アセトン1kgを生産するにあたり1.78kgの炭素が、イソプロパノール1kg生産するにあたり1.17kgの炭素が消費されていることが判明したのです。

研究者たちは合成生物を用いた製造法が普及した場合、これらの化学薬品の製造時に排出される温室効果ガスの量は、石油による生産時のマイナス160%になると算出しました。

つまりこれまで薬品生産で排出されていた二酸化炭素量の60%分が、逆に大気中から失われていくことになるのです。

今回の研究により、空気中の二酸化炭素の吸収・分解を行い、取り出した炭素を化学薬品の材料にして放出する合成生物が開発されました。

研究者たちはこの合成生物の培養漕を工場の排ガスと合体させることで、工場から排出される二酸化炭素を0レベルにすると同時に、有機化合物を効率的に生産できると考えています。

また合成生物の開発が進めば、現在は石油を材料に作られている他のプラスチックやビニールなどの製品も、大気から吸収した二酸化炭素を材料に作れるようになるかもしれません。

実際、研究チームは既に空気中の二酸化炭素を発酵させてエタノール(お酒)を作ることに成功しています。

合成生物が行う二酸化炭素の発酵効率は、植物の行う光合成よりも遥かに優れているため、将来の二酸化炭素除去技術において主要な役割を果たすようになるでしょう。」
 元論文などは、ナゾロジー記事より見てください。

皆さんはどう思いますか?
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