オホーツク清里町緑町の日々

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紛争死史観と災害死史観

2022年03月15日 | Weblog
紛争死史観と災害死史観、国土学の権威大石久和先生の分類です。

紛争死史観は、ユーラシア大陸(日本を除く)と北アフリカです。
紛争とは、人と人との争いの結果起ります。つまり争いを防ぐことが出来るなら、起りません。
そこで、争いを事前に防ぐ事を研究します。
状況が変わったり、自分が変わったり、相手が変わったりして防ぐ事ができるのです。
でも、その研究を逆手に採った策によって、他国を追い込んで紛争に巻き込む事もよくあるようです。
日本の参戦とか、・・・。

一方、災害死史観は、日本だけです。
自然災害など、防ぎようが無い災害への対応を基礎とする考え方です。
起ることは仕方が無い という考え方です。
そこで、その後の対応の為に普段からの仲間つくりや集団のルールを守る事などを大事にします。
現在は、防災や減災の考え方も多くなっていますが、基本的には「起ってしまうことはしょうがない」 のです。
日本は、他の国々とは考え方や基本的な物事の捉え方が違うと言うのです。
納得できる考えですね。
(自分流の理解ですので、大石先生の考えとは若干違うかもしれませんが。)

アメリカはトランプさんが大統領の時、もはやグローバルの時代ではないとし、国連も役割を果たしていないから作り直すべき、アメリカは世界の覇権国から降りると動きました。
今は、バイデンを立てた民主党が過去の栄光を目指し(バックには武器商人などDS)、自ら世界をリードするべく動きましたが結局うまくいかず、選挙の不公正さも次々と明らかにされ、次の選挙での民衆の支持が危ういところですね。

第2次グローバル化の時代は終わったのです。
いろんな意味で、まだしがみつこうとしていますが、欧米は変わらざるをえません。
従来のままでは、経済も政治も立ちゆかないからです。
欧米は悟りつつあります。

さて、岸田さんの日本は変われるのでしょうか??

写真は昨年の紅葉です。

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