my music life

私の好きな音楽の話を綴ります。

「フェントン・ロビンソン」

2009-04-06 | ブルース

 
「ボズ・スキャッグス」の「ローン・ミー・ア・ダイム」を聴きながら原曲の「フェントン・ロビンソン」をPCで検索中ユーチューブで『サムバディ・ローン・ミー・ア・ダイム』ライブを発見!
 これがなんと凄い!何年ぶりかでわくわくしてしまった。

独特のふにゃふにゃなハイトーンでのご機嫌なボーカルは健在でギターがまた凄い。こんなにセンス良かったっけと思えるほど格好いいのです。こんな素晴らしいライブ映像あったのですね。
 
早速レコード棚から2枚取り出してきました。
「アリゲータ」盤の『サムバディ・ローン・ミー・ア・ダイム』と「Pヴァイン」盤の『ザ・メロウ・ブルース・ジニアス』のアルバム。



ブルースだけでなくR&Bタイプの曲も全てナイスではないですかお洒落ですね。心地良いシャッフルのリズムに乗った暖かいほんわかなボーカルと手数の多いギターが織りなすレイドバックした中にタイトな演奏が見え隠れするとでもいいましょうか、昔の忘れられない恋人が目の前に現れて誘惑された感じ。これは参ってしまう。
ギターも結構洗練されている。 やはり代表曲『サムバディ・ローン・ミー・ア・ダイム』はモダンブルース史に残る名曲だね。
「ボズ・スキャッグス」と「デュアン・オールマン」の『ローン・ミー・ア・ダイム』もいいけれどモダンな本家を聴いたらあまりにも素晴らしくてのけぞってしまう。
改めて「フェントン・ロビンソン」の才能の豊かさを実感した次第です。

1997年になくなりましたがあまり良い人生を送れなかったと聞いています、でも彼の生き様がこんなに素敵なブルースとして残っている。本当に彼にありがとうと言いたい。



「フェントン・ロビンソン」の『サムバディ・ローン・ミー・ア・ダイム』こんな最高な映像があったんだね!