和歌山城将棋まつり阪口先生ＶＳ神崎先生の部分図

今日の次の１手は阪口先生の攻めの場面でした。
（後手の駒は青駒です）

（問題図）

△神崎先生

玉桂□□□
香銀金□□
歩歩歩□□
□□飛□□
歩□角歩歩
□□歩□□
□□桂歩□


▲阪口先生

なんで飛車がこんなところまで、
しゃしゃり出ているのでしょう（笑）

ぼーっと見ていたらわからない局面に
なるのは、プロの将棋ではよくあります。
（笑）


ちなみにここでは谷川先生・鈴木環那先生の
推奨手▲９４歩。
他には▲６５桂。▲１６歩（手待ち・玉の周りを広げる
意味もある）など候補手の多い局面でした。


（回答図・▲８５桂の場面）


△神崎先生

玉桂□□□
香銀金□□
歩歩歩□□
□□飛□□
歩桂角歩歩
□□歩□□
□□□歩□


▲阪口先生

▲８５桂。

まっ、穴熊攻略するなら▲９４歩と双璧を張る手
なのですが、いきなり飛ぶと後戻りが
できないので思い切った手といえます。
少なくとも、『名人戦』でおなじみの
『順位戦』では出にくいタイプの手かも
しれません（笑）

穴熊を攻略する時には、必要な手なので
使ってくださいねっ。


・・・・でも、神崎先生はなんで
わざわざと標的になるのがわかっていて、
穴熊に囲ったんやろっ。
ある意味すごいサービスです（笑）