鼓太郎のつぶやき

伊那谷で和太鼓を打ちながら暮らしている鼓太郎のつれづれ一口メモ

台湾レポート⑥ 国税局出演

2008年11月21日 11時29分04秒 | Weblog
 国税局のイベント出演の会場について驚き!またまたポスターやチラシに吟遊打人が大きく登場!
 なんだか、アニメヒーローの正義の味方になったような、プロレスの主役になったような気持ちになって・・・急遽、衣装もポスターと同じものにしました。

 台湾は、ステージの背景などに使う強力なテントシートにカラフルなカラー印刷をする技術に大変優れているようで、かなり安く製造してもらえるとか。
僕らも昨年台湾で使った背景シートをイベントの折に使っています。

 また、新たなデザインのシートを作るのも悪くないかも知れません。

国税局の演奏も、大変観客に喜ばれました。
 アメリカでも思いましたが、台湾でも、重ねた努力が的を得ていれば、必ず応えてくれる国民が、いつもしっかり観ているという実感です。

 人間生涯、勉強、稽古です。
 どんなてらいも飾りも偽りも、舞台の上ではさらけ出されてしまうのですから。
技量の優劣は僕にとって2の次です。人間を感動させられる魂を発しているプレーヤーを大切にしたいですね。
ただし、独りよがりで、悦に入っているプレーヤーは別ですが・・・
 一歩間違えるとそうなりがちな舞台の世界は恐ろしいともいえます。
 そこを支えているのが、自分が伝えたいものは何かという大変強い気持ちのキープと、そのメッセージを支える絶え間ない稽古です。

 本番のステージは、稽古で培った実力の30パーセントしか発揮できないと、かつての田楽座の演出家が教えてくれたことはいまだに生きています。

台湾レポート⑤

2008年11月21日 01時23分21秒 | Weblog
 今回の萬華文化フェスティバルは、新しいファッションの席巻と嵐がテーマだった。萬華区には多くの服飾店があり、その彩に花を加えている。この企画に総力を発したのが台湾を代表する服飾デザイナーの呉さんだ。今年の台湾のトップモデルを起用しながらのオープニングは伝統芸能の鬼将(グウェジャン)とのコラボ。
 伝統の中から新たな発見と挑戦を導き出すその思いがこぼれていた。

 40カ国の男性モデルが、次々と登場するシーンで、僕と阿齢は延々大太鼓を打った。また機会があれば、もっともっとコラボレーションできる気がした。

 来年の登龍門台湾バージョンでは、この呉さんが衣装デザインを担当の予定。
6月から7月の3ステージを企画中だ。