鼓太郎のつぶやき

伊那谷で和太鼓を打ちながら暮らしている鼓太郎のつれづれ一口メモ

来年の漠然たる構想①

2008年08月10日 02時54分59秒 | Weblog
①塩原 良ソロ公演の構築
・塩原の和太鼓とはどんな世界なのか。自分が追求したいテーマをとことん掘り下げて作品化したい。
・プロデューサーとマネージャーの発掘。作品創造に力を注ぐ。
・指導ではなく創造に集中し、自分の実力をアップする。
・身につけてきた芸の磨き上げと集大成を目指す。
・他作品(太鼓のみに関わらず)の見聞と研究

②御花泉の目指す質の変換
・芸の質を目指す内面はプロと一緒でありたい。
・あくまで、業予を主体とした塩原の演奏サポート集団として成立。
・プロを標榜しない。素人の精鋭集団。
・南信州に密着した魅力のある素人としての和太鼓。
・塩原の創作した曲を実現するチーム
・地域向け60分ステージ「素屯響(すっとんきょう)」の創作。

③アジア鼓舞劇プロジェクト「夢龍」の創設
・台北慶和館と塩原 良による、芸能構成舞台の構築
・アジアを舞台に公演して回る。
・アジアからヨーロッパ、そしてアメリカニューヨークへ

④伊那谷芸能劇場建設
・日常的稽古場としての劇場。300人劇場。
・伊那谷ならではの見通しの聞く窓と広いバルコニー
・飯田和菓子とお茶、ハーブティー、自家焙煎コーヒーを楽しめる喫茶スペース
・思索の杜:散歩が出来る庭園
・個人練習室と常設ビデオカメラによるモニター点検ラウンジ
・浄瑠璃、歌舞伎、神楽、獅子舞の上演をイメージした舞台機構。

⑤他分野アーティストとのコラボレーションステージの推進
・OTOKOTOの掘り下げと実現
・詩、語り、花、書、お茶、琴、映像、絵画とのコラボレーション。

夢はまだまだ広がります。


登龍門~鯉の子フォンリーの挑戦~ご来場ありがとうございました。

2008年08月06日 09時00分26秒 | Weblog
 ●御礼
 悪天候の中、文化会館まで足を運んでいただき、また、当日まで声援を送り続けていただいたこと、心から感謝申し上げます。台北慶和館も昨年より、確実に実力を上げてきたこと、そして、今回の来日に強い情熱を燃やしていることを、ステージから感じていただけたと確信しております。
 昨年は、まだ体が出来上がっていなかった若手も、今年は胸板も、両腕も、腹筋も鍛え上げられたと感じさせる、圧倒的なボリュームでした。
 また、東京国際和太鼓コンテスト一般組太鼓部門決勝にノミネートしている醒獅鼓舞の切れ味と気迫は、度重なる演奏を潜り抜けてきたという自信に裏付けられた厚みを持っていました。
 飯田の地で、台北慶和館のファンが増えてくれていること、心から嬉しいことです。
 彼らには道場はありません。子どもたちは、台北の歩道に停めてあるバイクのサドルをたたきながら、リズムを覚えてました。
また、稽古は、淡水川にかかる大きな橋の下の国営駐車場に太鼓を運び、川風にさらされながら、夜中の12時30分過ぎまで汗を流します。
 台湾人として日本で演奏することに強い意義を感じて来日しながら、どこかに親しみやすく子どもっぽい一面をのぞかせて、自分たちの舞台を生み出していくすばらしさが台北慶和館の魅力を物語っているかもしれません。
 みなさんに送っていただいた拍手の一つ一つが彼らの若い情熱に届いたはずです。本当にありがとうございました。

●謝罪
 最高責任者である私の舞台完成までのスケジューリング、組織運営、作品の絞込みのいたらなさから、第一部を充分にお楽しみいただけなかったこと、誠に申し訳なく、また、慚愧に絶えません。
 アンケート等でもたくさんの厳しいご指摘をいただき、本当に恐縮極まりなく、次回の舞台づくりに誠意を持って生かしてまいりたいと深く反省しております。

 また、最高責任者としての私の、機械の不具合やそれに対する対処不足、当日の本番進行の確認と徹底に対する配慮不足により、参加アーティストの作品が、正常な形でお届けできなかったこと、一部の作品が未公開になってしまったこと、ストーリーが中抜けとなりお話の内容がわかりやすくお伝えできなくなってしまったこと、重ねてお詫び申し上げます。

 2国間での作品創作における、準備、当日の配慮、組織体制、運営体制など、全てにわたる具体的な確認点を再点検し、次回の創作へ必ず役立てていけるよう実行いたしますので、今回、充分にご満足いただけなかったお客様も、ぜひ、次回にご期待くださいませ。何卒、謝意をおくみいただき、今回の不具合をご容赦お願い申し上げます。
 

 今後とも、吟遊打人 塩原 良、台北慶和館、和太鼓絆 御花泉へご声援をお送りください。

 この度は、ご来場、誠にありがとうございました。