谷町DOLINのつぶやきblog

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住宅展示場その2〜一条工務店

2016-06-26 10:40:12 | 日記

MISAWAさん以外のメーカーも見たいと妻が言うので、展示場内にある一条工務店に入りました。僕は全然知らなかったのですが、全国展開している有名メーカーとのことでした。
工務店という名前なので、他の大手メーカーよりも価格帯は抑えめであり、坪単価が固定しているのがメリットでありデメリットであります。確か坪単価63万円くらいだったと思います。

展示場の内装はややレトロで、セゾンシリーズでした。昔の洋館のイメージ。他に、i-smartやi-cubeといったラインナップもあります。担当してくれた営業さんは2年目の女性の方でしたが、非常に勉強されており、的確な回答をしてくれました。他のメーカーは営業担当者によって値引きの額が異なりますが、それは初めから値引きされても十分なくらいの利益を盛り込んでいるからだ、とか、広告費が高いのでそれは仕方がない、とか。一条では営業が誰になっても値引きはないし、契約する時には上司を連れてきて頭をさげるということもしません、とのこと。広告費はかけない代わりに坪単価を他メーカーよりも抑えてお客様に還元しているのです、と。外装タイルというのもいいですね。内装については、選択肢は少なく、キッチンなどの水まわりで選ぶものは限られます。妻が気になったのはそこで、例えばパナソニックのキッチンにする、となると、構造が一条仕様ではなくなるので差額がかなりかかるというのが(何百万円)ネックです。

工場見学にも行きました。三重県の名張工場。フィリピンに加工工場があり、そこで防蟻処理(薬剤加圧注入)を施して、各々の家に必要な木材をあらかじめセッティングして日本に運んでくる、というシステム。基礎はベタ基礎で鉄筋の太さが太い、断熱はポリスチレン(同じ厚さならグラスウールよりも断熱効率が高いとのこと)、樹脂サッシ、Q値が圧倒的に低くて高断熱、高気密。全館床暖房。確かに部屋の中は暖かい。太陽光を勧めてきて、10年以上経てば減価償却されるということも聞きました。
完成宅見学にも連れて行っていただきましたが、家の中は暖かい・・・。床暖房と高断熱の賜物なのでしょう。ただ、気密性が高いせいか、なんとも言えない締め付けられ感があり、少し落ち着きませんでした。光熱費は確かに全然かかっていなかったですが、郊外の広い土地だったなので、都会の狭小地ではどうなのか、と思いました。

機能性、コスパを追求するのなら一条は非常によいメーカーだとは思いますが、いい悪いは別として、見た目で一条の家というのはわかります。妻は暖かい家というのに憧れて一条はかなり気に入っていたのですが、内装などの選択肢がほとんどないことから結局は他メーカーに目移りしていくのでした。一条さん、ごめんなさい。

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