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たび・旅・ふたり旅―岬便り

旅したいろいろな記録や日常のあれこれを綴ります。

那智日和

2013年10月11日 | コタ&カメ号が行く!

那智大社の八咫烏

以前から何度も訪れて来た

那智大社や那智の滝。

だけどいつも人の運転する車に

乗っかってきたので

今回は自分が運転する車で

行ってみたくなりました。

出かけしなに母に声をかけると

自分もそこで咲く

ある花を見たいと言うので一緒に。


今は随分上の方まで

車で行けるようになったので

楽になりました。

車で山を登るように急登を行った先に見えるのが

青岸渡寺の三重塔と那智の滝。

青岸渡寺の三重塔と那智の滝

そこから少し歩くと那智大社。

那智大社

母は先月も来ているし、と車で座って待つことに。

境内の石垣に行くと、母が見たいと言っていたお花が

日影で咲いていました。

紀伊上臈杜鵑(キイジョウロウホトトギス)

紀伊上臈杜鵑

(キイジョウロウホトトギス)

です。

花の色から

黄上臈(キジョウロウ)とも

言うようですが

県のデータブックで

絶滅危惧(きぐ)2種に

指定されているようですし、

ここは紀の国、

地名の方がしっくりくるかな・・・。

紀伊上臈杜鵑(キイジョウロウホトトギス)

那智の滝へと向かう石段の参道。

大きな杉木立に囲まれた道を行きます。

那智の滝への参道入り口

那智の滝参道入口の鳥居

石段を下りて進むと壮大な滝が姿を現す。

那智の滝

こうした自然が造りだす

圧倒されるような景色は不思議です。

那智の滝参道の石段

自然の大いなる造形に対する畏怖心が

そこに神が宿るという信仰心になっていくのでしょうか。

長い石段を上がりながらそんな事を考えました。

家に着いたら母が

「庭に杜鵑草(ホトトギス)が咲いとったよ」と。

杜鵑草(ホトトギス)

杜鵑草(ホトトギス)

そう言えばこの花も母は見たいって

言ってたね ♪


4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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那智の滝懐かしいです。 (どら)
2013-10-18 19:17:03
那智の滝懐かしいです。
前に熊野古道を歩いていたことがあるので熊野三山詣では感動ものでした。
キイジョウロウホトトギス ここにあるのですね?
家の近くの松平園地(徳川家の発祥の地)にあるので知ってはいましたが もともと紀伊にしか咲かないと聞いていたので何時か見に行きたいと思っていました。
松平園地のキイジョウロウホトトギスは今年大雨に株を流されて(川縁にあるのです)随分寂しくなっていました。
やっぱり本場のキイジョロウホトトギスは綺麗 赤い紅みたいな蘂が色っぽいですね?
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★どらさん (nobu)
2013-10-19 06:22:49
★どらさん
キイジョウロウホトトギス、私は母に聞いて
ここにある事を初めて知りました。
神社の境内の目立たないところに
艶やかに咲く様は見事です。
そう、正に色っぽいですよ~ [E:wink]
是非一度見に来てくださいね。
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キイジョウロウホトトギス (tochiko)
2013-10-19 19:24:39
キイジョウロウホトトギス
神社の境内に咲いているのですね。
土佐固有の植物で
トサジョウロウホトトギスがあります。
それは、花の内側の斑点が花弁の先までついています。
石灰岩の山にひっそりと咲いているそうですが、残念ながらまだ出会ったことはありません。
キイジョウロウホトトギス、土佐のとそっくりですね。
見てみたいなぁ。

那智を訪れたのはもう15年も前の事ですが、ついこの間のように思い出しました。
懐かしいです。
今は上まで車で上がれるのですね。
滝までなら母も歩けるかなぁ。
母より一番上の姉が心配だったりして(笑)
せっかくの南紀旅行なので、ゆっくりしたいです。
バタバタと仕事に追われながらも、行程とフェリーの時間をどうするか。
幸せな悩み中です。
またメールしますね~。
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★tochikoさん (nobu)
2013-10-20 05:49:13
★tochikoさん
貴婦人は紀伊や駿河だけでなく
土佐にもいるのですね。
tochikoさんたちがいらっしゃる頃まで
咲いてるといいなぁ~?

畑仕事をなさるお元気なお母様でしたら
那智大社や滝へも行かれるかもしれませんね。

お会いできるのを楽しみにしています ♪
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