たび・旅・ふたり旅―岬便り

旅したいろいろな記録や日常のあれこれを綴ります。

2度目の佐渡・雨の中 02年5月3日

2006年05月24日 | ツーリング

4年前のGW、ちょうど今頃2度目の佐渡へ行ってきました。今、雨続きで薄ら寒い日が続いていますが、ちょうどこんな天気だったのを覚えています。

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小木港から入る

向こうに宿「花の木」前年(2001年)の夏に佐渡に来て、鼓童の音楽に感動した私たちは、再び、5月に来ることに。今度は小木から入り、泊まったのは小木から少しいったところ宿根木にある「花の木」というこじんまりした宿。古民家を移して宿にしたそうで、しっくりした作りがなんとも風情のあるいい感じだった。

(写真nobuの後ろ、田んぼの向こうに3軒並んだ建物)

鉄砲鼻にてこのときもバイクで来ていたので、まずはツーリング。小雨のぱらつく天気で気温はやや低め。小木から真野湾に上がっていった途中にある「鉄砲鼻」。ここにある鉄砲鼻フリースペースの建物の中へ入ると、鼓動のTシャツなどグッズが販売されていた(2002年10月にここは閉鎖されたそうだ)。

佐渡トキ保護センターのトキ 佐渡トキ保護センター。大きなゲージの奥で静かにしていた。

鼓童の練習風景

2002アースセレブレーション 次の日、鼓童のメンバーであるkouichiのいとこに誘われて、鼓童村を訪れ練習を見せていただく。この年はサッカーのワールドカップがある関係で、毎年夏にこの佐渡で開催される【アースセレブレーション】が5月になったのだ。間近に見る演奏と舞台に大興奮!!

鼓童HP「2002アースセレブレーション」より

佐渡国小木民俗博物館

千石船博物館内に展示してある千石船。昔使われていたのを当時の設計そのままに再現したもの。

小木 この年は、小木のあたりを中心に見て回った。観光用に古い町並みをそのまま残している。

清九郎の家の前で中に入れるようになっている家もある。

トレーシーとリサとkouichi佐渡で知り合ったトレーシーとリサ。実は初日、宿に着いた時に「○○に行くにはこちらでいいですか」と道を聞いてきた時から、行く先々でばったり会ったのだ。イギリスから留学で日本に来ているらしかった。

佐渡をあとに

今回も楽しんだ佐渡めぐり。帰る頃にはすっかりいいお天気になっていた。


今年の野菜

2006年05月21日 | 花と野菜

シチズンプラザのフラワーハウス五月晴れのいいお天気。ふたりで朝・昼ごはんを食べに散歩も兼ねて外にぷらっと出て行くと、何気ない看板に目が留まりました。中に入ってみると、こんな身近にガーデニングのお店が。

【シチズンプラザ】のフラワーハウスです。

早速、新しい花をいくつか買って、また、我が家の畑に。

京かぶ野菜がいくつか育っています。

<京かぶ>です。1週間ほど前(5/14)ケシ粒ほどの種をぱらぱら蒔いたら、4~5日ほどして、貝割れ大根みたいな芽が。

インゲンの芽こちらは、<インゲン>。これも1週間ほど前に植えたのがもうこんな芽を出し始めました。出始めると成長が早い!上の写真が昨日、下は今日です。お天気が良く、暖かかったので一気に芽吹いた感じです。

枝豆もいっしょに種から植えましたが、この子はまだ、おきてきません。去年もそうでしたが、のんびりやサンなのです。

キュウリ、トマト、ナスガーデニング野菜のスタンダード。左からキュウリ、トマト、ナス。今年はトマトは実の少し大きめなものを植えました。収穫が楽しみです。

ばあや?「ばあや、ばあや」と呼ぶ声に「ん?!あたしのこと!?」振り向いたところをパチリ。

じいや?じいや」もさまになってるじゃありませんか。


寝ずの番

2006年05月10日 | 日常のひとこま

寝ずの番の本 「これおもしれぇぞ、読んでみ」と言ってポンと渡された一冊の本がこれ。厚さ1センチくらいの文庫本。kouichiにしてはこの手の本は珍しい。

読み出してみると、なるほど結構面白い。一気に読んでしまった。

「寝ずの番」とはお通夜のこと。最初は上方落語界の重鎮、笑満亭橋鶴、次がそのいちばん弟子、最後は橋鶴の奥様の、爆笑?寝ずの番の様子が弟子の橋太の語りで書かれている。

第1章の橋鶴師匠の場合は、そもそも最後の一言の「●●が見たい」から笑わせる。2章の橋次兄さんもとことん付いていないエピソードがいい。最後の章の静子姉さんの場合は春歌の歌合戦、最後はちょっとほろりとくる。全体がすこしHで、放禁用語なんかも結構出てくるけれど、ちっともいやらしくない、大人の本だ。

寝ずの番の映画 本の最後にこの話を映画化したマキノ監督(津川雅彦)の映画制作時のエピソードが書かれていて、それにつられて、映画も見に行った。

小説の雰囲気が映画でも良く出ていて結構笑え、楽しめる。


リハビリ山行!?-夏沢鉱泉~硫黄岳④

2006年05月05日 | 山歩き

05年5月5日(金)-根石岳方面へ

この日は最終日、帰りの電車まで十分時間はあるので、また、付近を歩いてみることに。

夏沢鉱泉の朝の景色前日、前々日よりも空はすこーしもやっているが相変わらずさわやかないいお天気だ。

橋の上に立つkouichi kouichiからダメ出しが2回出たショット。人物中心ではなく、足元のこの橋に積もった雪の感じを撮って欲しいと・・・。なるほど、積雪具合が良く分かる。

道しるべの赤いリボン 登山者にはお馴染みだけれど、木々には良くこんな赤いリボンが道しるべとして結び付けられている。硫黄岳では「ケルン」、岩場には「」や「」のマークなどがある。

根石岳へ向かい樹林帯を歩く・道標今日はオーレン小屋から、根石岳方面に向かって歩く。

ただ、この道は樹林帯が延々続き、あまり視界が開けない。すれ違う人に聞いてみても、「う~ん、根石岳まで行かないと・・・」と言う。次回行くときは、夏沢峠まで上がってそこから行った方がいいかも。

硫黄岳・赤岳それでも、箕冠山(みかぶりやま)に行くまでの途中で振り向くと、おぉ!!硫黄・赤岳郡が拝めるではないか。

硫黄岳・赤岳UPさらにもう少し登って、振り向くとこんな具合。

先へ登るときりが無いので、また、今日もこの辺で折り返す。北八つはまた、いつか必ず行きたい(あくまでもnobuの希望♪)。

オーレン小屋を過ぎ、1日目で岩が転がり落ちてきた斜面に面した道を慎重に通る。先にkouichiが過ぎ、その間nobuが上を観察していた。そのとき、斜面の向こうの上の方で黄色いものが動く気配。

また岩が転がってくるのかしら?!」と思っていたら・・・・・、動物だ!!

「ん!??、きつね?、むささび?、いや・・」、テン?

あまりの突然で、まるでUFOにでも遭遇したみたいに、ただ見とれて写真を撮らなかった私。せめてこの画像で。

テン Yahoo! きっず図鑑」より。

あとで、帰りに雪上車で送ってもらった鉱泉のご主人にこのことを話すと、へぇーと驚き、結構長い時間(それでも10分弱くらい?)見ることができたので、「それは大サービスですねぇ」とおっしゃった。

桜平からは普通車に乗り換え、リレーでお送りしてもらう。帰りの電車までまだ時間はあるので日帰り温泉へ。

玉宮温泉 望岳の湯玉宮温泉 望岳の湯」。

八ヶ岳山嶺が一望の下に見渡せる。男湯と女湯が左右に分かれていて、月ごとに場所が入れ替わるらしいが、左側がお風呂の中からも山の景色を楽しめる。この日は男湯が左だったので、残念。

八ヶ岳山嶺の眺め

パノラマ合成してみました

でも、大広間の窓からはこのとおり。蓼科から北・南八つまでいい眺め。

日帰り温泉でまったりした後、また、茅野から特急あずさ号に乗って帰路に着く。今回も楽しんだぁーー。そして、すっかり、元気回復した山行だった(^-^)v。


リハビリ山行!?-夏沢鉱泉~硫黄岳③

2006年05月04日 | 山歩き

06年5月4日(火)-硫黄岳へ

見えてきた!この展望!!来てよかったー!!!

硫黄岳からのパノラマの眺め

↑パノラマ合成してみました

硫黄岳この日は全国的にもお天気は良いということだった。私たちのいる硫黄岳の中腹もそれほど風は強くなく、最高のお天気コンデション。

来る前はお互い体調に若干不安はあったけれど、こんな景色が見られれば、いっぺんに回復気分。げんきんなものだぁー。

しかし、登山と言えどもスポーツの要素は十分ある。あらためて、メンタルな部分が大きく左右することを実感している。

カップヌードルでお昼

ここらでちょっとお昼タイム。快晴の空の下ではカップラーメンでさえも美味しいのだ。「Are You HAPPY?」ってCMで使えないかしら?

余談だが、帰ってきてからkouichiが写真を見てポツリ。

おめぇー、鼻の穴でけぇーなぁ」。大きなお世話よ!(-_-;)

根石岳、天狗岳反対方向を見れば根石岳、天狗岳が。

横岳、赤岳 そして、横岳、赤岳が。

もう少し行けば硫黄のピ-クへ行けたかもしれないが、すばらしい景色を十分堪能したし、無理をしないでここから引き返す。

宿に帰ると、休憩している年配の男性とひとしきりおしゃべり。定年で蓼科の別荘に主に住み、山が好きなので近辺を良く登られるのだと、楽しそうに話していた。

そしてSさんと再会。年間20回は八つに来る方なので、多分今回もと思って、この鉱泉のご主人に聞いたら「(硫黄岳山荘に)いらっしゃってますよ」と言う。ちょうど帰りに立ち寄られたところでお会いできた。「今月19日頃また来ます」とおっしゃっていたが、いやいや、ほんとうに山が(というより山の生き物観察が)好きな方だ。

夏沢鉱泉の晩ご飯この日の宿の晩ご飯。中央の鍋にはおでんが入っている。終わったあと、野菜とお肉を入れてまた、違う鍋にするのだけれど、これが美味しい。

夏沢鉱泉から眺める夕日こうして2日目の夜も暮れていった。