ジロカロ

長野県上松技術専門校で家具製作を学んだ「木工の素人」ジロ。
頭の中はシーズンINしたスキーのことでいっぱいです。

レッツ2級技能検定(墨付け)

2007年07月05日 23時53分23秒 | 訓練日記

昨日から実技の時間は「2級技能検定(家具手加工)」の課題の練習を始めている。課題は何年かに1度変わるらしいんだけど、ここ数年は同じ課題が与えられているんだとか。


こんな形の枠組を作る。
材はラワン。合板の中によく使われている。右へ左へネジレながら育つ木なので、順目(ならいめ)と逆目がごっちゃになっている。導管も大きくて柔らかいので、よーく切れる刃じゃないと綺麗に仕上がらないというやっかいな材だ 
ちなみに今、ラワンは輸入規制されていて国内では値段が高騰。1立米あたり24万5千円にもなっているとか。ホオノキの2~2.5倍なんだそうな・・・。
刃の仕込みはもちろんのこと、上部2箇所の組手と、写真に向かって右側の材が90°よりもハの字に倒れているのが分かるかな?この辺の加工もポイントかなあ 

まずは各材料を、最後の仕上げ鉋分だけ(0.2mm程度)残して削る。

ノギスを使ってしっかりと。
これは24.7~8mmってところかな。見方は調べてくれぃ 

次は墨付け。今日やった内容をざっと書いてみようかな。
・・・と思ったけど、明日にしよう。途中で終わってしまったもんで、内容が中途半端になるんだよね。出来ればまとめて書きたいからね 

にしても、実際の検定では原寸図を描くところから始めて、5時間半(最高6時間)で仕上げにゃならんのだ。今までのペースだと、製図に2時間、材削りに4時間、墨付けに4時間。すでに10時間経っておりまーす 
これから組手を作って、ホゾを作って、面を取って、仕上げ鉋をかけて・・・・・・いつまでかかんねん! 
と、行き場の無い怒りと今の自分の不甲斐なさを感じてしまったぞ。