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Neser ty vole!

韓国生活あれこれ

危機一髪!?

2008-04-13 22:18:24 | diary

昨日、珍しいトラブルに遭遇しました。 地下鉄1号線で鐘閣駅に向かっていたところ、突然漢江の橋の上で停車。すぐ発車するだろうと思っていたのですが、結局待つこと約30分。ようやくゆっくり動き出し、地下鉄は龍山駅のホームへ。やれやれ、と一息ついたのも束の間、清涼里行きのはずが、急遽龍山駅止まりとなり、ホームに出ることに。

イマイチ状況が把握できずにいたのですが、ホームに流れていた案内放送を聞いて、その理由がわかりました。何と、龍山駅の次の南営駅付近に爆破物を仕掛けた、という脅迫電話があったため、上下線ともストップして点検をしていたとのこと。

写真は南営駅での一枚。携帯電話で急いで撮ったので、かなり画像がブレていますが、駅のホームには、係員のほかに、乗客の姿はありませんでした。

物騒な世の中ですね…。


親切な韓国人

2008-04-07 22:36:03 | diary

韓国に7年も住んでいると、たいがいのことで驚いたり、感動したり、怒ったりしなくなります。感覚が麻痺しているのか、同化しているのか、とにもかくにも、海外旅行をしているときのような「新鮮味」は皆無になります。

そんな僕でも、昨日は親切な韓国人に感動♪でした。

今回ミュージカルをハシゴしようと「ナンタ」と「ジャンプ」のリレーチケットを買ったんですが、これは、「ナンタ」を観覧したときのチケットを持っていれば「ジャンプ」のチケット代が20%割引になる、というお得なもの。

前日「ナンタ」を楽しんで、「さぁ、今日は「ジャンプ」を見るゾ!」と張り切っていたわけですが、事もあろうか、「ナンタ」のチケットを家に置いてきてしまいました…。40,000ウォンでチケットを買ったのに、「ナンタ」の半券がなかったら50,000ウォン。3人で観に行ったから30,000ウォンの損失です!それはあまりにももったいない、ということで、前日の半券をもらいに、ナンタシアターまで足を運ぶことに。

受付時間前だったので、誰もいなかったんですが、館内に「すみませーん」と呼びかけること数回、トレーニングウェアを着た男の人が扉を開けてくれ、どうしたのか事情を尋ねてきました。僕が理由を説明すると、チケット係の人が来ないと、半券をもらえるかどうかわからない、ということで、思案の末、自分の知り合いが「ジャンプ」の演出を担当しているから、その人にチケットを手配してもらってあげる、といって、携帯電話で何度か連絡を取って、30%オフのチケットを予約してくれました。実際より大きな割引率です!それも、演出家の名前を言えばチケットをもらえるようにしておくから、とのこと!

ところが、残念なことに僕はすでにチケットのお金を払っていたので、キャンセルはもうできません。ということで、せっかくのチャンスも生かすことができず、スタッフの人と僕たちは思案に暮れたわけですが、そのとき女性スタッフがひとり出勤してきました。男の人が彼女に事情を話してくれると、「事務所に半券が残っているはずだから、いま探してみます。心配しないでください」と言って事務所に入っていき、しばらくして半券を持って戻ってきてくれました。

これで、めでたく20%割引チケットで観覧できるようになったわけですが、この親切なスタッフの人。実は、何とナンタに出演している俳優さんだったんです!僕が見たときとは違うチームの人だったんですが、俳優さんが公演前の忙しい合間を縫って、ドジな訪問者のために時間を割いてくれたことに、あらためて感謝感激♪した次第です^。^

(写真:ナンタシアター前にある「ナンタマン」)


ニューファッション!?

2008-03-30 21:52:51 | diary

昨日テレビで韓国プロ野球の開幕戦「三星-KIA」の試合を見ていたんですが、そこで写真のようなスタイルで打席に立つ選手を発見しました。

以前、日ハムの新庄が襟付きのアンダーシャツを着ていて、それが問題になったことがありましたが、このKIAの選手のやつは、何て言えばいいんでしょうか?マフラー?パーカー?とにかく、日本ではあまり見かけない格好なので、ちょっと気になって写真に収めてみました。

日本でこれやったら、やっぱダメでしょうね…。


各一瓶?角一兵?

2008-03-24 23:06:48 | diary

先週4年ぶりか、それ以上ぶりに会った友だちと、梨泰院でビールを飲んだんですが、別れ際でその友だちが「次は焼酎、各一瓶で!」とひと言。各一瓶?どういう意味か聞いてみたところ、「各自が一瓶ずつ飲む」こと、つまり、一瓶をみんなで飲んで、それが空いたら次の瓶を頼んでまたみんなで飲んで、というのではなく、各自一瓶ずつ担当(?)して、責任を持ってそれを飲む、ということらしいです。

その翌日、韓国人の友だちに「各一瓶」の話をしたら、本来の意味はそうではない、という意外な答えが返ってきました。もともとは「角一兵」とのこと。読み方は「各一瓶」も「角一兵」も「カクイルピョン」で同じです。

「角一兵」は、軍隊では、布団をたたむときや、服をたんすにしまうときなど、折りたたむ箇所に角をつけなければならないそうです。例えば、布団を折りたたむと、折ったところが丸くなっていますが、それをマッチ箱のように角をつけてたたまなければならないとか。で、それを担当するのが、一番下っ端の一等兵ということで、「角一兵」ということばが生まれたわけです。

「各一瓶」は、たぶんダジャレみたいな感じで、音が同じだから、誰かが面白おかしく使い始めたんでしょうね。確かに、ふつう瓶を数えるときは「ハンピョン、トゥビョン…」と、「ナハ、ドゥル、セ」を使いますから、「イルピョン、イビョン、サンビョン」とは言いません。

ま、いずれにせよ、近々「各一瓶」の酒の席が待っているわけですが、本当に「各一瓶」で終わるんでしょうか?僕の予感では、二瓶も三瓶も行くような気がしてならないのですが…。飲むにつれて二等兵、三頭兵、そして果ては将軍にまで登りつめることになるのでしょうか!?その前に、それを阻むべくクーデターでも起こりそうなものですが(笑)。


KYなボク・・・

2008-03-05 20:58:50 | diary

先週の土曜日、友だち6人とアイスホッケーを見に、京畿道高陽市まで行ってきました。正確に言うと、友だち4人とその同僚2名。バンに1時間揺られて、アイスリンクに向かったわけです。実は、出発早々に路地から出てきた車と接触するというハプニングがあったんですが…。

それはさておき、

僕を含めた7人の国籍を見ると、日本人5人に韓国人とカナダ人が1人ずつ。うち日本語が話せる人は5人、少し話せる人が1人、話せない人が1人、韓国が話せる人は4人、話せない人が3人、英語が話せる人は1人、少し話せる人が…、何人いたっけ?てな感じで、車内での会話は自然と日本語となったわけです。

ちなみに、座席の配置は、運転席に日本人(♂)、助手席にカナダ人(♂)、真ん中の列は全員日本人(左から♀、♂、♂で、ボクは中央)、後列は右端が韓国人(♀)で、残りふたりは日本人(♀)(この配置、後で重要になってきます)。

さて、ホッケーも見て車で帰る途中、渋滞につかまってしまいました。話に弾む日本人たち、沈黙するカナダ人、ところどころ反応する韓国人…。そういえば、以前「チェコ語の海」に溺れて辛い思いをしたことがある僕。急にカナダ人がかわいそうになってきて、つたない英語で笑い話をしてあげることにしました。

英語で笑い話ってのは難しいわけで、ホントにちゃんと通じたのかギモンですが、とりあえずそのとき話したかった内容(≠話した内容)は、こんな感じです。

飛行機の中にアメリカのブッシュ大統領と、ロシアのプーチン大統領、フランスのサルコジ首相、韓国の李明博大統領、それに牧師とヒッピーの、合わせて6人がいました。飛行中、突然エンジントラブルが発生し、飛行機が急降下を始めました。

各自が脱出の準備を始めましたが、飛行機の中にパラシュートが5つしかありません。そこでブッシュ大統領が「私は任期末期を迎え、引継ぎ作業に忙しいんだ。超大国のアメリカで政治的空白を作るわけにはいかない」と言って、飛行機から飛び降りました。

次いで、プーチン大統領が「私は大統領職をメドベージェフに譲った後、首相として院政を敷かなければならないから、ここで死ぬわけにはいかない」、サルコジ大統領が「私は再婚したてなもんで、このまま妻を悲しませるわけにはいかない」と、飛び降りていきました。

韓国の李大統領も、「韓国民は私の明晰な頭脳を必要としている。大統領になったばかりで、ここで国民を失望させるわけにはいかない」と言い残し、空中に飛び出していきました。

残ったパラシュートは1つ。牧師はヒッピーに静かに語りかけました。「愛する息子よ。最後のパラシュートは君が使いなさい。君にはまだ長い人生が残っている。私はこれから神の御許に向かわせてもらうよ」。するとヒッピーは笑みを浮かべながらこう答えました。「牧師さま、どうか心配なさらないでください。先ほど韓国の大統領が寝袋を持って飛び降りていきましたから。パラシュートはあと2つあります。」

車中でこの話をすると、「何で寝袋を持って飛び降りるのが李大統領なの?」というツッコミを受けましたが、実はこの笑い話、大学時代に第2外国語のドイツ語の授業で習ったもの。李大統領のところは、ホントはドイツのコール首相だったんです(ということは、アメリカの大統領もブッシュで、ロシアはゴルバチョフか誰か…)。コール首相を揶揄する野党が選挙のときに広めたジョークなんだそうです。だから、「なんで李大統領なの?」と言われれば、「そうだよねぇ…」と言うほかないわけで(笑)。

で、肝心のウケのほうですが、それほど面白くもなかったようで(まぁ、ボクの英語力では、何を言っているのかよくわからなかったのかもしれませんが)、カナダ人君、途中から携帯電話で文字を打ち始めました。

「イカン、これではますます彼は寂しくなってしまう!」と思い、大木こだまひびきの「チ」という歌に出てくる漫才を話すことにしました。ちなみに、オリジナルは「ソウル」が「北海道」、「アニャン」が「函館」です。

あのなぁ、こないだ韓国に行ってきたとき、アニャンまでドライブしてきてんけど、いくら地図見ても、ソウルはあるけどアニャンが出てこえへんのや。何でや、おかしいなぁ思うて地図をよう見てみたら、世界地図やったんや。

相手の反応は…苦笑い。。。完全に外しちゃいました。また文字をチャカチャカ打ちはじめました。

「マズい、ますます彼が孤独になっていく…。」

最後の切り札で、またしても大木こだまひびきの「チ」に出てくるギャグを話すことにしました。ちなみに、オリジナルは「エブラハム・リンカーン」が「織田信長」です。

こないだ百科事典でエブラハム・リンカーンのこと調べようと思って、リンカーンを探しててんけど、エブラハム・リンカーンがどうしても見つからへんのや。ジェームスとか、ロバートとか、いろいろあったんやけど、エブラハムがどうしても出てけぇへんのや。おかしいなぁ、思うて表紙見てみたら、電話帳やったんや…。

沈黙……。そしてまた携帯で文字メール……。完全に撃沈です(泣)。

とまぁ、そんなこんなで、途中カナダ人と韓国人を降ろして無事戻ってきたわけですが、運転席にいた友だちが、後で衝撃の証言を!

「konopeさん、知ってました?助手席のカナダ人と、後部座席の韓国人、帰り道でずっと文字メールを交換してましたよ」。

何と!彼らが恋人同士なのか何なのかはよくわかりませんが、お互い携帯で文字メールを交換し合っていたというじゃありませんか!!!中列中央にいた僕には気づかなかったんですが、運転席にいた彼には、助手席のカナダ人はもちろん、バックミラー越しに最後列の韓国人もバッチリ見えていたんです。

そう、カナダ人の文字メールの相手は、実はボクの斜め後ろの韓国人だったというワケ!

てことは、えっ何?ボクは彼らの文字メールの邪魔をしてたってワケ?完全に、KYなボク…。

結局、一番笑えたのは、僕が一生懸命話した笑い話じゃなくて、僕自身だったのかもしれません(^^;)