30代男の日常

もう30代ではないですがタイトルはこのままでいきます。

英語が重要ではない世界

2014年05月21日 | 旅行 中国
しばらく更新を忘れていました。

今、ウルムチ市というところに来ています。場所は中国の内陸部です。

昨日、今日と市の南部の方へ行ってきました。
ざっくり言うと北部が漢人地区、南部がウイグル人&外人の多い地区です。

昨日は現地にいる日本人の人達と食事をしてきました。
みんな、沿岸部にいる日本人とは違い、中国語の問題はそれぞれクリアーして
さらにもう1つを目指している人達なのでとても面白い話を聞くことが出来ました。

パッと見で気がついたのは、ロシア語表記のカンバンの多いこと。
この辺りのお店は、ほとんどが、中国語、ロシア語が記載されたカンバンでした。


*自動車部品のお店


*ここも同じく



*道路



*貿易城(いわゆる卸市場)、中はロシア語圏の人間だらけ


(書かれている文字を読むことができる、毎日勉強していて良かった!)


こんなに有るということは、それだけロシア語圏からの買いが多いのでしょう。

中国南部の工場からこの街を経て、ユーラシアの奥地へ商品が運ばれていく、多分アラビア世界の方へも
陸路で商品が運ばれていくのでしょう。現代版シルクロードという感じでしょうか。

先日、市内の書店に行ったら外国語コーナーの棚で一番面積を持っているのがロシア語、次がアラビア語、
そして奥まったところに有ったのが英語でした。

この街では英語はそんなに重要ではないのかもしれません。