ハマー(HUMMER)と電気スタンド

ハマー(HUMMER)を見かけました。

こんな所でも乗っている人がいるんだとビックリ。

そういえばこの街、どこに行っても車関係の店ばかり。
この辺りで特に目立つのは、修理&改造ショップ、かなりお客が入っているようです。

見てて思うのは、大人の男向けの趣味娯楽が少ないのだろうなと、
日本とは違い遊ぶ物が少ない、車くらいしかないので
(バイクは無い、中国製の電動ならあるけどそれじゃ満足しないはず)。
そう考えると日本は娯楽で満ちています。中国も沿岸部の大都市にいけばもう少し娯楽がありますが
ここは諸処の事情で少ないですね。





私の好きなゲームGTA5(グランド・セフト・オート5、アメリカのゲーム)であったセリフ、車屋でSUVを前にして
「これは男の車だ！お前みたいなオカマ野郎はエコカーでも乗ってろ」という場面を思い出してクスクス笑ってしまいました。



↓一方こちらは昨日来た、電気スタンド。ネット通販で深センから買いました。
届くまで10日。一番遅くて安い、郵便局を使われたようでした。

これで400円ちょい、送料込みです。( ゜∀゜)アヒャヒャヒャヒャと笑うしかありません。
なに笑ってるかって？この馬鹿みたいな過剰生産、笑う以外にどうしろと。
まともな電気スタンドが、LED使ってて送料込みで400円で買えるってどうかしてる、
しかも距離だって、東京からベトナム位までありそうな長距離をこの値段で来るって。

さらに沿岸部だと運送会社が発達しているためこれが2-3日で届きます。
だから日本と同じで店舗で見てネットで買うという感じになっています。
いや、世界中まともな運送のインフラがある国はもうこんな感じです。

店舗販売が好調なのは、まともに個人あてに運送できない国や地域だけです。
店舗で見て買うというのは信用行為ですから。ネットでまともな物が来るという
信用があるならみんなそっちへ行きます。

これだって地元の店舗で1000円です。ネットなら2個買っておつりが来ます。

あらゆる業界で、こんなに安い物を作って世界中の地場産業がぶっ壊れて、
どうやって生活をしていけと言うんだと思います。

企業は企業で需要がある地域(売れる場所)へどんどん進出していますが
需要がある地域=何も無いところ、最後に行き着くところはアフリカですが、
じゃあそこが終わったらどうするんだろうと、車もバイクも生活雑貨もアフリカの奥地でも
みんなが持って、好きなときに買えるようになったら、その後は？と考え込んでしまいます。

物が無かった世代は苦しいと言いますが、有り過ぎてもう何もいらないよという世代も苦しいものです。






見た目は安っぽいですが、LEDを使っているので非常に明るいです。

マリーブラウン、知ってる人は東南アジア通

小腹が減ったので市内にあるマリーブラウンに入ってみました。

マリーブラウンって何かっていうと、マレーシアのファーストフード店です。
クアラルンプールの空港にもありますね。
肉は鳥メイン、いや鳥だけだったか、なのでムスリムにもヒンズー教徒にも安心。
マレーシア→イスラム→鳥→ウルムチにも出店という繋がりなのかなと類推します。
そういう訳で、客層はほとんどがウイグル人でした。


入り口。



ミーティングというかおしゃべり中。食事時は過ぎて閑散期のはずなのに
どうみても20人くらいは店員がいました。こんなにのんびりと和気あいあいとして
経営が成り立っているのか不思議ですが、成り立っているんでしょう。



カウンター。



客。漢人風に見えるけど喋っているのは別の言葉でした。
どっかのムスリムなんでしょう。


私が頼んだのが鶏肉タコスとコーラのセット18元(300円)。
ここはお昼時だと15元でハンバーガーセットが食べられるそうです。
他の外資ファーストフードより安いです。
カップの左端に小さく「清真」と書かれています、ハラル取得済み
ムスリムが食べてもOKという意味です。

ここの会社、日本では無名ですが、イスラム圏では有名なのでしょうか。
いや、ここにあるのだから湾岸諸国にもあるはず。

なんにせよ、結構居心地が良いのでこれからも食べに行くつもりです。

先日見たブログとこれから中国で働きたいという人へ

昨日の夜にあるブログをみました。

中国在住8年目の32歳の男性のブログってこれ俺と同じじゃないか！とページを開いた瞬間に思いました。

↓このサイト、直リンクを避けるためティーをtに変換
hティーtp://shanghai-net.blogspot.jp/

ブログ主は日本人の多い上海在住の現地採用者。書いていること1つ1つに共感が得られます。
更新が今年の2月中旬で止まっているようです。

以下、箇条書きでそうだよなぁと思わされたこと

1.物価上昇がすごい
2.現地人は給料が上がっているが外国人はそうでもない
3.中国人は英語が上手
4.現地採用者と日本から来た駐在がいて給料に格差がある
5.駐在は大抵アホ、でも高給
6.中国人社員は、複数ヶ国語話せるが給料はかなり低い
7.日本に帰りたいが帰れない(帰ってもまともな職がない)、かと言ってずっと
　ここで仕事をしても未来がない(社会保障がつかないから)

・・・という感じで結構あります。

1は、ラーメン屋に行って「あれ？また値上がりか」というのはよくあります。

2は、確かにそうなんですがそれでもまだ先進国人の給料は高い方です。

3は、うまいやつはうまい、出来ないのは絶望的に出来ないのですが、それでも発音は日本人よりきれいです。
　　 発音世界最低は日本と韓国だと思います。

4は、格差がかなりあります。現地採用は大連で10万円前後、駐在はざっくり言って30万円以上～でしょうか。

5は、よくみんなが言ってますが、、、8割型はアホです。駐在にもすごい人はいるとか言いません。
　　　　みんな(中国人&現地採用者)がこんなに言うんだから言い切ります。でも、言われる側からすると
　　　　お前らは日本でどうしようもなくて来たクズだろと言いますが、目くそ鼻くそでしょう。

6は、中国人社員(ホワイトカラー)は厳しい競争を勝ち抜いて、その上で複数ヶ国語話せるというスキルがありますが
　　 給与面で差があるというか、はっきり言うと貧乏です。もっとはっきり言うと大卒者が過剰生産です、
　　 一流大卒といってもその大学の1学年に数万人がいてそれが毎年労働市場に供給されれば、どうみても
　　 供給過多です。一流大も100校くらいあるので、A(学生数)ｘ100ｘB(年数)という関数状態です。
　　 供給が多すぎれば価格はおのずと下がります。そうそう、それにプラスして専門卒者も加わるのですごい数(椅子取りゲーム)です。

　　 だから中国在住者が英語を勉強してキャリアアップなんて考えが甘すぎる、今時小学生でも勉強してるというのに
　　 中国人(漢族)と競争したら本当のゼロサムゲーム(ネイティブレベルかそれ以外)になります。
　　 ただ趣味や自分で商売をするためならとても良いことだと思います。
　　
7は、みんな言ってます。本当にそのままです。



人も物も過剰生産。最新スマホですら10000円まで下落中。



以前、ある採用担当者は、顔と日本語話せるかだけ見るよと言ってました。
毎年生産される大卒者は雇う側から見たらこんなものでしょうか。


そうそう、最後にこれから中国(もしくは外国)で働きたいという人へ、ですが、
「10年もここで生きていければ世界中どこでもやっていけるから、いや現地人としてここで生きていくのもいいんじゃない」
という言葉を贈ります。

辺境ホテル付近(ロシア向卸市場)

中国語で边疆宾馆(日本語に訳すと辺境ホテル、ある意味すごい名前だ)と書きますが、
ウルムチ市南部の新疆大学のすぐ近くにロシア&中央アジア向けの卸市場があります。

よく行くカフェがこの近くにあるので少し見てきました。

というか、この時で17時位、日差しがあまりに強く、歩くのがしんどいので少しだけ見て
さっと帰りました。



辺境ホテル入り口に掲げられている看板。
この写真から左側に人がたむろってるので看板だけ撮影。



ジュースとか売ってるコンビニ。水を買ったら1.5元でした。案外安い。



辺境ホテル入り口。



辺境ホテルの入り口を振り返って撮影。この太ったおばさんは多分ロシア系のバイヤー。



奥へ向かっていましたが、あまりに暑いのでここで終了。

ここがロシア&中央アジア向けの主な卸市場ですが、義鳥の市場に比べるとかなり小さいです。
とはいえここにバイヤーが来て中国製品を買い付けていくので重要な場所なんでしょう。
お店もほとんどがロシア語の看板をかかげてて「ナターシャの帽子」「マキシムのお茶」みたいな名前です。
近くの運送会社の看板も「カザフスタンまで送れるよ」なんてのもありました。

そうそう、義鳥にもロシア人が少しいて、あちら向けの商品を置いている問屋がありました。
力のある会社は、より規模の大きい所へ直接行くのかもしれません。

ロシア&中央アジアに商品を売りたいのならこういう所に出店するのも一つの手ですね。

紅米スマホの発熱

昨日書いたスマホの発熱ですが、夜にまたあったために
一度初期状態に戻しました。

その後、負荷をなるべく減らすため必要なチャットアプリと
言語ソフト(日本語、ロシア語)だけを入れました。

初期不良の期間は切れたばかりだしホントついてない。