私は、自分もすでに高齢者と呼べる年齢ではあるが、実は「まだ若い」←これを
自分で言って良いのか?正しいのか?どうかは置いておいて。
とにかく、年齢は、上には上が、まだまだいるので、「若い感じの高齢者」と仮に
今日は呼ばせてもらおうかな。

そして、私には年上の友人が多い。
そして、みなさん個性的で面白い。
昨年、秋に知り合った(仮にYさんとしておく)Yさんは足の悪い奥様を伴って、
毎週土曜日には見晴らしの良いカフェにやって来る。そこで私は知り合いました。
Yさんの趣味は写真。
私も写真好きなので、綺麗な写真を見せて貰ったりもする。ラインでね。
そして、意外な事にたまに電話がかかって来る。
そして、私に新しいカメラを勧めてくれたり。
でもカメラの専門用語が分からない私には話についていけないことも。
撮影も、ここに行ったらこんなものが撮れる。と、これもまた親切です。
年末に、写真の事で電話があり、「今日はね、お花のアレンジメントの教室に
行く」と言うと、どうやら「アレンジメント」が分からないようなので、
説明した。
「剣山は使わないの、オアシスっていうスポンジみたいなのに刺すんだよ」
・・ん?
「小笠原流とか、なんとか流とかそういう流は無いの」
・・ん?
あっ!
「いいかげん流か!」

爆笑

「結構好きです。」

先日、大きなカメラを持って現れた。重たいので、手押し車に載せて歩いていた。
本人曰く、疲れたら車が椅子になるので座って休めると言う優れものだ。
松林やら、海岸を歩くと結構段差があるが、本人は上手にゆっくり足元の
レバーを踏み込んで段を乗り越えていた。が、私も手伝ってみる。
そのうち両手でさっと掴んで段を持ち上げる。私がである。
大した負担はかからない、おしゃべりしながら軽々です。
手押し車の中にはおせんべいが入ってて数人に振る舞ってくれました。
その日の夜のライン。
「今日はありがとうございました。介護は満点でした」
「ますます好きである。 」