先日、ここで書いたオーディブルをちょくちょく利用しています。
聞くだけなので楽なんだろうと思います。聞きながら眠ってしまって記憶に残っている所を探しだす。
何て事を繰り返しています。
聞く読書というか、オーディブルに向いている本と向いて無い本が自分なりに分かって来ました。
私の勝手な好みの問題ですが。
昨日、ダウンロードした本が「極楽征夷代将軍」昨年の直木賞受賞作です。
すごく長い。そして人物の相関図が聞いただけでは分からない。本をめくって確認できない。
何度も寝落ちしている私には手強い本です。
壮大な歴史小説、登場人物が多い本は聞くだけでは難しい・・・。
先日、オーディブルで初めて触れた、「凪良ゆう」に感動して、同じ著者の「流浪の月」もダウンロードしてみた。
ここでも気づく。
残忍な台詞とか悲壮な泣き声なんて所が多い本は文字の方が良い。
この本、最初の辺りで聞くのが止まっています。他の本に浮気中です。
まだ全部聞いて無いので残忍と私が言うのは間違っていると思うのですが、子供の泣き声は辛い。辛いストーリーが、
それも、子供の虐待が絡むと(予想される)聞くのが辛くなってきてしまって。
聞いて良かった本はどんなの?と思い返すと。
「墨のゆらめき」三浦しをん著 これは楽しくてホロっとさせられる。
私の不得手な書の事が出てきます。書の感想が言葉豊かに書かれていて、書は書くのも見るのも
苦手で避けて来ましたが、ゆっくり鑑賞して見たくなりました。まだしてないけれど。
「一人称単数」村上春樹著 これは短編集。短編集だからなのか、村上春樹だからなのか、
聞く読書には、とっても向いていると思う。
一話一話の、普通だけれど不思議な登場人物達に心傾けて聞けます。まだ途中だけれど。
「心淋し川」 西條奈加著 これは時代小説。
同じ裏町を舞台に数人の住人の短編小説。だけど最後の章で全部の登場人物を今と言う時間でまとめてしまう。
聞いて良かったし、聞きやすかった。
「すべて真夜中の恋人たち」 川上未映子著 これは途中で少々休憩入れました。他の本聞いた。
丁寧な心の機微や心象風景の描写が素晴らしい。すごく上手。よって聞いててしんどくなった。
感情移入してしまって。
私、本の世界をふわふわしてて、ブログの更新忘れてたようです。
今、書きながら、沢山読んでいる、もとい、聞いている事に驚きました。
明日は久しぶりの晴れ予報になりそうです。外に出て有意義に使いたいわ。
あ、そうそう、詩集や落語も聞いてみたりしてます。オーディブル結構利用中です。