コニタス

書き留めておくほど重くはないけれど、忘れてしまうと悔いが残るような日々の想い。
気分の流れが見えるかな。

小松行(0) 

2012-05-17 00:06:12 | 鞠水
5/12・13の土日、一泊でゼミ旅行に出かけました。長くなりそうなので、ぼちぼち書きます。

まずは、出発前のあれやこれや。

出発前には旅行のしおりを作ります。
これは、私が嘗て所属した、埼玉大学教養学部の日文研修旅行のしおりを引き継いだ物です。

昨年暮れに、今の4年生達と行った京都旅行は黄表紙仕立ての冊子を作りました。

これね。
  


今回は、目的地が歌舞伎の街、というか、勧進帳の舞台、ということで、巻物仕立てにしようと言うことになり、ゼミ生七人と私、八人と言うことで、巻の名前を八徳に宛てました。

内容は訪問地や文化に関することで、それぞれ異なります。
一点物なので、研究室の重宝として保管。

この作業に関しては、マーブルチョコの筒で巻物を作るサイトを参考にしました。ただし、紐の使い方や紙の継ぎ方などは、本物の巻子本を参考にしています(材料の関係で色々簡略ですが)。


そうそう。
私の学生時代の旅行の栞は手書きの原稿を印刷して綴じただけの物で、装幀のこだわりはありません。
コニ研が装幀好きなのは、私の影響もありますが、もっと大きいのは、卒業文集です。
今回訪問した小松に住んでいる卒業生が始めた小冊子作りが三年続きました(そのあとウチのゼミからは卒業生がでていない)。
こんな感じ。       
そして、今の四年生は、昨年、他の同級生達と一緒に同人誌『Capri』を作るなど、本作りが好きなんですな。
まぁ、これも、“体験学習”のうちです。

さて、今回の旅行の目的の第一は、石川県小松市の“お旅まつり”を見物すること、でした。
上に書いたように、小松には、今でも何かあれば静岡まで駆けつけてくれるコニ研の卒業生が居ます。たまにはこちらから行きたいね、と言うのがかねてからの懸案。
その上、今の学生達は歌舞伎好き。
更に、今年は二年生にも小松出身の学生が居る、ということで、思い切っていきましょう、と言う話になりました。

コニ研は現在、M1一人、4年生四人、3年生二人。これに、小松出身の2年生、それから、新しくいらした袴田先生、袴田ゼミの3年生、と私、総勢11名。現地では先に帰省していた同じく小松出身の社会学科4年生も加わったり、色々ありましたが、その話はまたあとで。

お祭りは四日間あるらしいんですが、よく分からないまま、金沢も行きたいよね、という話になり、色々下調べしました。
というわけで、大まかな計画として、

お旅まつり・小松の町屋・粟津温泉
金沢城・兼六園・武家屋敷・寿司

と言うようなキーワードが並びました。

金沢には日文の卒業生が住んでいるので連絡。
それから、30年近いつきあいになる金沢美術工芸大学の高橋教授にも連絡。

そんな感じで、出発です。


(1)に続く。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
え! (忍忍)
2012-05-20 20:33:48
え!え!え!

私も先生のゼミに入りたいです!

素敵…は~
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おもうつぼです。 (こにた)
2012-05-20 21:20:04
ゼミの宣伝につられましたね。

でも、だれでしょう……。
返信する
突然コメントしてしまいました (忍忍)
2012-05-20 22:03:16
県立大学で先生の授業を受講している者です。
あの…忍者が好きだと申し上げたものです…
私は県大生なので、先生のゼミに入ることはできませんが、この記事を拝見してすごく楽しそうなゼミだな…と感じました。
ちなみに私は日本思想、主に武士道を専門に扱う教授のゼミに所属しています。

返信する
おお! (こにた)
2012-05-21 21:01:51
了解です。

一度メール下さい。

こっちのゼミ活動は結構部外者ウェルカムの物も多いので、何かあったら連絡しますよ。
返信する

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