コニタス

書き留めておくほど重くはないけれど、忘れてしまうと悔いが残るような日々の想い。
気分の流れが見えるかな。

直前告知 加奈崎芳太郎ソロライブ@ボタニカ

2011-11-04 23:28:05 | 鞠水

すっかり御無沙汰してしまいました。
色んな理由があって、ブログ書けませんでした。
色んな方からご心配の言葉も戴きました。
殆ど誰も見てないようなブログだったのですが、みてる人は「ちゃんと」観てるんだな、と、有り難く思う次第であります。

というわけで、実はこれから数ヶ月が、私の50年の中で、最もきつい日々になりそうで、今から頭を抱えているのですが、だからこそ、しゃっきりするためにも、色々書き出しておこうかと。


この間、ただ、「ご心配」というだけでなく、現実にご迷惑をおかけした皆様には、本当にお詫びの申し上げようもありません。

簡単に信頼回復、というわけに行かないとは思いますが、さすがにこれ以上堕ちるわけにはいかんだろうと思っております。
天下の無責任男も、そろそろ年貢を納めるときが来たか、と。

というわけ、で、「ちゃんと仕事します」宣言。

まずは「人並み」を回復するのが、今年、あと2ヶ月の目標です。

よろしくお願い申し上げます。




で、さて、「コニタス」復活の第一弾は、11/7(月)に開催するライブの告知です。

加奈崎芳太郎ソロライブ@ボタニカ


を開催します。

狭い空間でのPA・マイク無し、本物のアンプラグド。
ぜひお越しください。



「加奈崎芳太郎」といってもご存じない人の方が多いと思いますので、プロフィールを公式サイトからかいつまんで引用します。

1970年 伝説のフォーク喫茶「青い森」と「ジァン・ジァン」のオーディションに合格。フォークシンガーとして、ソロで細々と活動を始める。ファンらしき仲井戸麗市らと出会い「古井戸」を結成。また、泉谷しげるや、RCサクセションとも出会い、本格的なスタートを切る。

1971年 活動の幅を広げ、都内各所ライブハウス、さらに実験劇場「天井桟敷」公演サポートなどこなす。エレック・レコードより『唄の市第一集』(オムニバス)にてレコードデビュー。
……
註:この間、「古井戸」で70年代フォークを牽引していました。

……
1979年 1月 ソロVol.1アルバム『愛がもしすべてなら…』ワーナーパイオニアより発売。9月 ソロVol.2『風の生き 方』発売。11月 久保講堂にて「古井戸解散コンサート」。12月 古井戸ラストアルバム2枚組『古井戸ラ スト・ステージ』発売。
註:この前後から加奈崎さんと私の実兄、小二田茂幸のつきあいが始まりました(ギター、編曲など)。私は高三。翌80年大学生になると、ジァン・ジァンなど、都内のライブハウスでお会いする機会が増えました。以来、30年……。

1980年 ソロ活動スタート。
1981年 北は北海道、南は沖縄に至る、全国100カ所ライブツアースタート。
1982年 この年も全国100カ所ライブツアー。
1983年 ソロVol.3『12th fret』発売。/加奈崎オフィス設立。
1984年 生田敬太郎と「K2ユニット」結成。
1985年 「K2ユニット」解散。様々なアーティストとのセッションを繰り返し、バンド結成をめざす。
1987年 坂出雅海、栗山豊二、GOとともに、「加奈崎ユニット」結成。
……
1994年 竹中直人監督の映画「119」のサウンドトラック・レコーディング。日本アカデミー賞音楽賞を受賞。
……
2000年 「30周年アニバーサリーJAPANツアー」全国各所にて、延べ72回のライブを行う。2月 ジァンジァン閉館シリーズで「古井戸2000・ライブ」を行なう。「古井戸・2000は偽者だ」との発言を聞き、それ以来「古井戸2000もの」を名のるアルバム「グランド・アーム、海賊盤」発売
2002年 3月 「K-ANARCHY・RECORDS」設立  アルバム制作開始 6月 長野県諏訪市にて「唄の市Vol1 忌野清志郎VS加奈崎芳太郎」ライブ開催 アルバム「レッツ・ゴー・アンダーグラウンド」発売

webサイトには2004年までしかありませんが、一昨年は、久しぶりにメジャーレーベルから、ピアノの中西康晴と組んだ「PIANO-FORTE」を発売。 忌野清志郎が亡くなられたあと、泉谷しげるとのやりとりは「ぼくの好きなキヨシロー」として発売されており、復興エレック「唄の市」コンサートには、古井戸をリスペクトしてやまない浦沢直樹も出演しました


そんな加奈崎さんは、既に60歳を過ぎていますが、団塊世代が懐かしむような「あのころフォーク」のひとではなく、リアルな今を叫び続けています。
元々、“ハードフォーク”とも言われた烈しい一面のあった古井戸ですが、今も過激さと優しさを併せ持ちながら疾走しています。


エレックレコードの復刻版もリリースされ、入手しやすくなりましたが、音源を持っていない人でも、いまはYOUTUBEなどで彼の歌声を聞くことができます。大量にありますが……最近のでは、

さらば東京 with中西康晴 唄の市2009

「ポスターカラー」2010年2月20日


とか。
古井戸時代では

ちどり足(ラストコンサート)


何とかなれ(ラストコンサート)

これ、アニメの主題歌になってるんですよね。



良い声だな、ということは伝わるのではないかと思います。
言葉を大事にして歌う人だ、ということも。

それでもなお、彼の本当の生の声を聴くのとは大違い。
声の力、言葉の力、音楽の力というモノを、再認識せざるを得ない。
小さな空間で、“生”を、是非。



この企画は、水銀座・鞠水書屋共催という形で、話題のスポット、“ボタニカ”をお借りして開催する、“鞠水書屋選択物”の一つです。
私が良いというものは良い。
それに尽きます。

ん? と思ったら、お誘い合わせで是非!

詳細はこちらも参照

日時 2011年11月7日(月) 19時開演
場所 Artist Loft 静岡 第二金座ビル ボタニカ (旧三菱商事社員寮)
 *ライブ会場は三階ですが、受付は2階サロンです。
  開演までおくつろぎ下さい。
チケット 2500円(含 1ドリンク)
主催:水銀座・鞠水書屋
予約・問い合わせ:鞠水書屋(小二田誠二) kikusui61*yahoo.co.jp (*を@に換えてください)
またはツイッター・mixiメッセージで。

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